「CloneCleaner」の使い方をわかりやすく解説ーランダムで異なる人物を生成【Stable Diffusion】
Stable diffusionの「ControlNET&拡張機能講座」第20回目。今回は髪型や髪の色、長さ、国籍など、ランダムで異なる人物を生成してくれる拡張機能「CloneCleaner」をわかりやすく解説していきます。
たとえば「1girl,school uniform」(制服姿の女性)と指定すれば、髪の長い女性や短い女性など、様々な制服姿の女性をランダムで生成してくれます。
そうですね。生成画像のマンネリ化を防ぐこともできます。
それでは「CloneCleaner」の使い方・導入方法をさくっと説明していきます。前回の「「Latent Couple」の使い方をわかりやすく解説ー複数の人物を描き分ける」は以下のリンクから。
「CloneCleaner」の導入
「Stable diffusion」を起動し、「Extensions」タブ→「Install from URL」タブに移動し、「URL for extension’s git repository」に、
https://github.com/artyfacialintelagent/CloneCleaner.git
を貼り付けて、「Install」ボタンをクリックします。しばらく待つと「Install」ボタンの下の方にいろいろ文字が出てきてインストール終了。
つぎに「Extensions」タブ→「Installed」タブで「Apply and restart UI」 ボタンをクリックして再起動します。これでインストール完了です。
「CloneCleaner」の使い方
「Txt2img」の下の方に、「CloneCleaner」が追加されているかと思います。「Enable CloneCleaner」には最初からチェックがついている状態なので、とくになにもすることはありません。逆に使いたくないときはチェックを外してください。
その下の「Use declone components」ですが、ここでランダムに発生させるもの(プロンプトに追加される単語)を選びます。初期状態では全部選択されているので、いらないものはチェックを外してください。以下のようになっています。
name:名前。Linda、Mika、Domingaなどランダムに名前が書き込まれる。
country:出身地。Japan、Americaなど国名がランダムに書き込まれる。
hair length:髪の長さ。long、midium、shortなどランダムに書き込まれる。
hair style:髪型がランダムに書き込まれる。
hair color:髪の色がランダムに書き込まれる。
残りの項目はあとで説明します。
とりあえずなにもいじらず、プロンプトに「1girl,school uniform」とでも書いて、ネガティブプロンプトも適当に書いて、12枚ほど「Generate」してみてください。
その結果がこのタイトル画像です。
とりあえずこれでしばらく遊んでみてください。次は他の項目について説明します。
項目設定
他の項目について説明します。
「Put declone tokens at beginning of prompt」
チェックの入っている状態だと、ランダム生成の単語をプロンプトの最初に書き込みます。画質指定とかをプロンプトに書き込んで、そちらを優先させたい方は、ここのチェックを外しましょう。
「Use main image seed for decloning」
チェックを入れると画像生成とおなじシード値を使います。外すと独自のシード値が使えます。
「Weight of declone tokens」
ランダムで追加される単語の重みを決められます。たとえば「0.4」にしたら、生成される髪が「(long hair:0.4)」になります。
「Exclude regions」
「nation」で生成される国名から、省きたい地域を指定できます(複数可)。クリックすると地域名ができてきますので、たとえば「East Asia」を選べば東アジアが省かれます。特定の地域の人物だけ出したいときに使うといいでしょう(たとえば「Europa」のみにしたければ、それ以外の地域をすべて選択すればOK)。
「Exclude hair lengths」
「hair length」で生成される髪の長さから、省きたい長さを指定します。「short」「midium」「long」の3種類から選択できます(複数可)。
「Exclude hair colors」
「hair color」で生成される髪の色から、省きたい色を指定します(複数可)。
まとめ
そんなわけで、マンネリ化を防ぐことのできる拡張機能「CloneCleaner」でした。
自分で髪型指定しなくていいので、面倒も減るでしょう。何が出てくるかの楽しさもありますね。
現在はまだベータ版とのことなので、今後さらなる発展を期待しましょう。
それではまた次回の講座でお会いしましょう。【追記】次回は今回の発展型である「「Dynamic prompts」をわかりやすく解説ーワイルドカードでランダムキャラ作成」です。以下のリンクから。