Steam版『Last Oasis』評価は「賛否両論」:サバイバルMMO【新作レビュー】
自転が止まった地球を舞台にしたサバイバルMMO『Last Oasis』。 Donkey Crewによって、2020年3月27日にSteamで早期アクセス版が配信されました。日本語に対応しています。
たしかにSteamはそういうの多いですね。
本作はいちおう1~2年で正規版に移行するとアナウンスされています。じっさいに予定どおりになるかは知りませんが。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は自転の止まった地球を舞台に冒険をするサバイバルMMOです。
自転が止まっているので、太陽がずっと照り付けている灼熱地帯と、太陽の届かない凍結地帯があり、その中間点が生存のできる「オアシス」となっています。
自転で発生していた磁場がなくなりますので、太陽からの紫外線とか放射線がすっごい降り注ぎますね。さらには自転で盛り上がっていた赤道付近の海水も移動して、陸地が洪水になります。
ゲームはあくまでファンタジーなので、そこまで細かい設定にはなっていないので安心してください。
この環境の中、主人公は風力で動く乗り物「ウォーカー」に乗って移動します。敵との戦闘は剣やメイス、斧などを使っておこないます。ウォーカーをカスタマイズして戦闘することも可能です。
PK可能な修羅な仕様ですので、身の安全を確保しつつ生き延びていきましょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(61%、2,026人中)」になっています。
ゲーム内容というより、サーバが貧弱で、予想を超える接続数だったためにログインできなかったことへの不満が多いですね。
現状は待ち時間をつくり、プレイ人数を抑える形でとりあえずの解決をはかっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・チュートリアルが充実している。
・ウォーカーに乗るのが楽しい。
・世界観がいい。
・『Mount&Blade』的な面白さ。
ウォーカーの評判はなかなかいいですね。地上を進む船みたいなものです。
一方、悪かった点については以下のとおりです。サーバ関連の不評は省きます。
・ソロプレイヤーにはフレンドリーな内容ではない。
・海のない『ATLAS』。
・グループで遊んでいるやつらが有利すぎ。
この手のゲームで問題になるのは、やはりソロプレイの厳しさですね。なにをするにも時間がかかりますし、戦いも不利です。
時間をかけてコツコツ遊ぶか、フレンドと一緒にプレイするなりしてなんとかするしかないかと思います。
総評
本作は自転の止まった地球という特殊な設定でのサバイバルMMOです。
また地上の船ともいえるウォーカーなど、ユニークなシステムも備えています。
ただ現状、サーバが貧弱なことから、ログインがなかなかできないなど、今後もいろいろと問題があるかもしれません。
開発者が真摯に対応しているようですので、今後の展開に期待するのがいいかと思います。
↓次回のレビュー記事。