『信長の野望・新生withPK』新システム「決戦」のやり方をわかりやすく解説
『信長の野望・新生withPK』コンプリートエディションの発売に合わせて、2025年6月5日にSteam版(PC版)でも無料アップデートがおこなわれました。

今回は新システムである「決戦」のやり方について、わかりやすく解説していきます。
「決戦」の方法
今回のアップデートで、大勢力どうしが直接戦い合う「決戦」というシステムが追加されました。
これにより、長々と各地を取っていく必要がなくなったのですね。

残念ながら一回で終わりません。
決戦の概要
「決戦」は、一定の条件を満たす隣接する大勢力どうしで発生します。
発生後は、前哨戦となる攻城戦・防衛戦を経て、大規模な合戦へと進みます。

前哨戦の前には6ヵ月間の準備期間があり、この結果次第で「決戦」を有利に開始することができます。
勝利すると相手勢力の領地をすべて制圧することができます。
決戦開始の具体的な条件
ある程度の大勢力が隣接状態になると、「決戦」を具申されます。

「決戦」コマンドがあるわけではないですね。筆者的にはがっかりポイントになります。
具申の具体的な条件は以下のとおりです。
・相手勢力と隣接している。
・双方の勢力とも城が30以上あり、相手勢力(従属勢力含む)が大きすぎない。
・相手勢力との間に外交関係がなく、親善中ではない。
・双方の勢力が政策「制度改新・弐」を発令している。
・自勢力が、シナリオ開始時点の本拠がある地方の城をすべて支配している。

自分だけでなく、相手側の問題もありますね。
前哨戦のルールについて
条件を満たし、「決戦」の具申を受けると前哨戦が始まります。
自勢力・敵勢力がお互いに相手の城を選んで、そこで前哨戦が行われます。
自分の選んだ城は「攻城戦」、相手の選んだ城は「防衛戦」になるということですね。

だめです。隣接した城しか指定できません。
具体的なルールは以下のとおりです。
・相手勢力の城から前哨戦(攻城)を行う城を選択する。隣接する城のみ選べる。
・前哨戦(攻城)の出陣可能な部隊数は、選択した城から自勢力へ繋がる道の数に応じて決まる。
・相手勢力が選択した自勢力の城が防衛拠点となる。
・前哨戦(防衛)の出陣部隊は、相手勢力によって選択された城の所属武将になる。

敵から指定された城の防衛戦は、その城にいる武将しか参加できないので注意が必要です。
ただすぐ始まるわけではなく、6か月の準備期間があります。その間に武将を防衛戦の城に配置したり、防衛設備の建設をしたりして、城の守りを固めておくのがいいでしょう。

前哨戦は「自勢力の攻撃(攻城戦)」→「敵勢力の攻撃(防衛戦)」の順番で行われます。
そして勝敗の結果が、「決戦」の参加部隊数に影響します。
具体的には以下のとおりです。
・前哨戦(攻城)で勝利すると、残兵力の上位4部隊が決戦に追加で参加。
・前哨戦(防衛)で勝利すると、決戦の相手勢力の部隊数増加を阻止。

そういうことになりますので、当然4部隊以上で出撃したほうがいいわけです。
また防衛戦で勝利すれば、敵の追加部隊はなくなります。
理想としては、攻城戦で勝って「決戦」の参加部隊を増やし、防衛戦で勝って「決戦」での敵の追加部隊を無くすということになります。
「決戦」について
前哨戦(攻城・防衛)が終わると、「決戦」がはじまります。
ここでは双方とも12部隊が参加となります。
これに加えて、前哨戦の攻城戦で勝利していた場合、残兵力の上位4部隊が追加で参加することになります。
つまり、最大で16部隊の参加が可能ということですね。
敵側もおなじで、前哨戦の防衛戦でこちらが負けた場合、敵勢力は最大4部隊を持ち越してきます。
防衛戦で勝てば敵は部隊を持ち越せないので、12部隊となります。
あえて16部隊vs16部隊の派手な決戦をしたい場合は、攻城戦に勝ちつつ、防衛戦でわざと負けるというのもありとは思います。

この「決戦」で勝ったほうの勢力が、相手勢力の全領土をもらうことができます。
そして負けたほうはゲームオーバーですね。

まとめと感想
あくまで条件を満たして具申があってからになります。
自分のタイミングで好きにはじめられるわけではないのは残念ですが、3回の戦いでパパッと全領土を手に入れられるのは良いですね。
大決戦がしたい人は、前哨戦の攻城戦に勝ちつつ、防衛戦にはわざと負けることで、16部隊vs16部隊の戦いに持ち込むことができます。まあ、やりたい人がいるかどうかはわかりませんが。
決戦に負けた場合は即ゲームオーバーなので、おこなう前にはセーブデータを分けておいたほうがいいでしょう。