Steam版『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』評価は「賛否両論」:名作のリメイク版「オールスタースペシャル」&「バトルロイヤルスペシャル」|ゲームレビュー
名作『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』のリメイク版である『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~』と『River City Melee : Battle Royal Special』。前者は2015年12月17日に、後者は2017年9月29日にSteamでされました。どちらも日本語サポートされています。開発はアークシステムワークスです。
筆者のまわりだと、たんに「大運動会」と呼んでいますね。
現在『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~』が85%OFFの297円、『River City Melee : Battle Royal Special』が80%OFFの396円になっています。
本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~
本作の初出はPS3で、2015年3月5日に発売されました。
ゲーム内容は、1990年10月12日にテクノスジャパンから発売されたファミコンゲーム『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』のリメイクになっています。
競技は以下の4種類です。
夢見町クロスカントリー:夢見町を一周するレース。家の中や屋根など、ところかまわず進んでいきます。
障害部屋競争:トラップのある部屋を次々と突破していくレース。
棒の上の玉割り競争:タッグマッチ。相手より速く棒を登り、上にあるくす玉を割った者の勝ち。もちろん妨害可能。
勝ち抜き格闘大会:4人で戦うバトルロイヤル。相手の体力を0にするほか、試合場から突き落としてもOK。
フレンドと遊ぶとかなり盛り上がりますね。
River City Melee : Battle Royal Special
『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』の「勝ち抜き格闘大会」を抜き出してリメイクしたもの。システム調整やステージ追加など、バトルロイヤルゲームとして特化した作りになっています。
ダメージを食らうと怒りゲージが溜まっていき、最大になると怒り発動で能力が上がるというシステムもあります。格闘ゲームに近くなっていますね。
ユーザーの評価
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(68%、548人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ピクセルアート調のグラフィックが良い。
・ストーリーモードが楽しい。
・クリエイト機能が充実。
・オンラインプレイが面白い。
・ファミコン版とかなり操作性が違う。
・動作がもっさりしている。
・当たり判定が小さい。
・内容が薄い。
全体的には懐かしさで購入している人が多く見られました。
評価が落ちてしまった理由ですが、ファミコン版と挙動が違うことや、配信直後のオンライン対戦の不具合やクラッシュなどがあることなどが挙げられます。これらは現在修正されていますが、Steam名が長すぎると問題を起こすばあいもあるようです。
River City Melee : Battle Royal Special
Steamでの評価ですが、「賛否両論(50%、58人中)」になっています。
・ただ戦うだけでなく、戦術も重要。
・リングアウトしても即死しない。
・怒りゲージでパワーアップするのが良い。
・気軽に楽しめるストーリーモード。
・エディット機能がない。
・価格が高く、コンテンツに見合っていない。
・CPUが弱い。
エディット機能については、本作の続編である『ダウンタウン乱闘行進曲マッハ』でチームエディットが追加されています(キャラクターエディットはありません)。
また値段とコンテンツ量が合っていないという意見も多く見られましたが、セール価格なら問題ないかと思います。
総評
対戦ゲームなので対戦相手がいることが望ましいですが、現状オンラインはあまり人がいない状況です。
できればフレンドなどと対戦できる環境があるのが望ましいですね。
ゲーム的には、定価は高いですが、ワンコイン以下で買えるのであればお得だとは思います。
↓↓次回のレビュー記事。