Steam版『雷電IV: OverKill』評価は「非常に好評」:名作シリーズ5作目【ゲームレビュー】
名作シューティング「雷電」シリーズの5作目『雷電IV: OverKill』。Mossが開発し、H2 Interactiveによって2015年9月3日にSteamで配信されました。
2と3のあいだに『雷電DX』という作品がありましたからね。内容は2のリメイクですが。
今回、Steamで85%OFFの222円になったので、簡単にレビューと評価をお届けします。セールは2020年3月17日までです。前回のレビューは以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は前述のとおり、「雷電」シリーズの5作目にあたります。
初出は2007年なので、13年ぐらい前になりますね。アーケード稼働後に、Xbox360やPS3で発売されました。筆者も昔、Xbox360版をプレイしたことがあります。
縦方向シューティングで、ボタンはショットとボムの2つだけです。ショット発射時にはミサイルも同時発射されます。
ショットはバルカン(連射式の散弾)、レーザー(直線状のレーザー)、プラズマ(追尾レーザー)、プロトン(3本レーザー)があります。アイテムを取ることによってパワーアップしていきます。
ミサイルはニュークリア(当たると爆発)、ホーミング(追尾)、レーダー(前方のみ追尾)があります。
本作の売りであるオーバーキルモードでは、中型機以上に撃ち込むとゲージが上がり、獲得できるスコアが上昇していきます。
オーソドックスながら遊びやすいシューティングゲームになっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(87%、311人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・昔やりこんでいたので懐かしい。
・BGMがシリーズ中最高。
・地味だけど堅実な縦方向シューティング。
・シューティング初心者でも楽しめる(ライトモードがある)。
・肝心のオーバーキルモードがあまり面白くない。
・敵の弾が多いうえに速い。
・リプレイするのに何度もボタンを押さなければならない。
ほかの弾幕系シューティングに比べれば見た目は地味ですが、そのぶんオーソドックスに作られていて、初心者から上級者まで楽しめるようになっています。その点がとくに評価されていました。
一方で、オーバーキルモードについてはけっこう批判が多かったですね。初心者はライトモードで楽しむのがいいかと思います。
総評
本作は「縦方向シューティング・オブ・縦方向シューティング」といった感じの、シューティングの基礎がきちんと守られている作品といえます。
ボタンも2つだけですし、ゲームルールやショットの違いもわかりやすく作られています。
昔シューティングが好きだったけど、最近のはごちゃごちゃしていてついていけないという方は、ぜひともセール期間に本作をプレイしてみてください。
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