【HoI4開発コーナー】新資源「石炭」の追加について｜2025年6月26日
『Hearts of Iron IV』の開発コーナー（2025年6月18日）は、新資源「石炭」の追加についてです。
石油はすでにありますしね。それでは見ていきましょう。
新資源「石炭」について
皆さん、こんにちは！
前回の開発コーナーから8日が経ちました。つまり、また次の開発コーナーの時間が来たということです。
前回は、 Hearts of Iron IVに登場する新しい海軍のコンセプトと変更点についてお話ししました。
https://minorgame.syowp.com/archives/hoi4-dev-corner-hydro.h...今日は、石炭とエネルギーのゲームへの導入についてお話します。ちなみに、ここで説明した内容はすべて比較的初期段階にあり、変更される可能性があることにご留意ください。
また、すべての開発コーナーが長くなるわけではなく、かなり短く終わることもあることを付け加えておきます。では、これ以上前置きはこれくらいにして、石炭を転がし続けましょう。
ゲームリリース以来初めて、新たな資源をゲームに追加します。鉄、ゴム、タングステン、クロム、アルミニウム、石油といった他の資源は、ゲーム開始当初からゲームに実装されていました（石油はMan the Gunsで改良され、装備生産ではなく燃料生産に使用できるようになりました）。
新資源は石炭です。簡単に言うと、石炭はエネルギーという形で産業の効率的な運営を支える「燃料」として機能します。
コアコンセプト
石炭とエネルギーを追加する際の目標は何ですか? また、それによって何を達成したいですか?
- 私たちは、現在のほぼ無制限の産業拡大に潜在的なソフト制限を導入したいと考えています。
- ニーズに合わせてリソース ベースを拡張および確保することの重要性を高めます。
- 経済法に関しては、もう少し興味深い選択肢を提供し、ゲームプレイ中のある時点でプレイヤーが「動員解除」を検討する動機を与え、戦争経済/総動員が常に唯一の正しい選択ではないことを理解させます。
- 私たちはエネルギー/経済モデルのための非常に複雑または過度に複雑なシステムを作成することを目指しているわけではありません。
サルデーニャ島はゲーム開始時に石炭2ユニットを持っています。いつものように、数値は変更される可能性がありますので、まだご安心ください。
基本コンセプト
システムは次のように機能します: 石炭はゲーム内の他のリソースと同じように採掘されます。自分で使用するために持っている石炭の各ユニット (つまり、トレードされていない石炭) は一定量のエネルギーを生産し、次にそのエネルギーを使用して産業 (民間工場、軍事工場、海軍造船所) を強化します。
便宜上、この開発コーナーでは以降、これらを「工場」と呼ぶことにします。工場の種類に関係なく、各工場には同じ基本エネルギー需要があるため、上部のバーに表示されている産業規模は、需要の大まかな見積もりにもなります。
前のスクリーンショットのサルデーニャとはまったく関係のないこの完全に謎の国は、56 の工場から始まり、工場数の下に謎のバーが表示されています。
規模の経済
しかし、基本的なエネルギー需要がすべてではありません。所有する各工場は、工場あたりの需要に少し余分なスケーリングコストも導入するため、小さく未開発の小国は、かなり少量の石炭でいくつかの工場を維持できますが、ユーラシア大陸に広がる歴史的に正確なルクセンブルクは、その産業の常に飢えた口を効果的に満たすために、はるかに多くのエネルギーを必要とします。
下級動員法はあなたの味方ですか？
すべてではないにしても、ほとんどの経済法則には工場のエネルギー消費量補正係数があり、これは基本的に各工場（産業の「規模」による「スケール」部分を含む）のエネルギー需要を増減させます。動員率の高い法律はエネルギー需要が高く、労働時間の増加、シフトの増加などを表します。
経済法ピッカーでは、一目でエネルギー消費量補正係数が表示されるようになりました。これにより、補正係数を見つけるためにツールチップを調べる必要がなくなります。2 番目の数字が何であるかを推測して夢中になる前に、それは消費財の予想量です。アイコンは現在プレースホルダーのようなもので、以前のアイコンをまだ調整していません。
それはどのように機能するのでしょうか?
まず、現在ゲーム内で民間、海軍、軍事産業がどのように機能しているかを簡単におさらいします。
基本的に、各「工場」には、毎日貢献するポイントで評価される特定の基本量の生産量があります。 (それぞれ 5、2.5、4.5)。
そして、これはさまざまな「建設速度」または「造船所/工場の出力」の修正を持つすべてのテクノロジー、法律、アイデア、大臣、国民精神によってさらに修正されます。生産効率については言及していません。これは軍事工場に固有のものでした。
では、すばらしい新世界ではどのように機能するのでしょうか。今後は、各産業タイプに基本出力が設定されます。つまり、エネルギーに関係なく、工場からは常に少なくともこれだけの生産量が得られます。
また、産業には「フル稼働」時の出力値が存在します。供給するエネルギー比率に応じて、最終的にそのスケールのどこかになります。
例えば、エネルギーが50%の場合、基本出力から最大出力までの50%の出力が得られます。前述の建設速度、ドックヤード/工場出力も、保有エネルギーの割合に応じてスケーリングされます。
これは現在のデバッグ表示で、エネルギーの需要と消費、そしてそれが産業にどの程度影響するかを確認できます。この場合、エネルギー需要の26.7%が満たされており、これは各CICが1日あたり4.2 IC、MICが1日あたり3.7 IC、NICが1日あたり2.1 ICを提供していることを意味します。もちろん、いつものように、すべての値は変更される可能性があることにご注意ください。
まとめ
開発コーナーからのお知らせは以上です。今回の投稿は短めですが、この「システム」追加による影響は当然ながらかなり大きくなる可能性があります。
しかし、この1つの項目だけを取り上げることで、読者の皆様からのフィードバック、ご意見、ご提案は的確なものとなり、皆様の考えをより明確に把握できるようになります。さて、今週はこれで終わりです。来週はトーマスが派閥についてさらに詳しくお話しします。
お読みいただきありがとうございました。それでは次回まで、さようなら！
