HoI4のDLC、どれがおすすめ?全DLCを5段階評価【Hearts of Iron IV】UPDATE

2020年6月12日Hearts of Iron IV5段階評価

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Hearts of Iron IV(HoI4)』は第二次世界大戦を舞台にしたウォーストラテジーゲームです。Paradox社によって2016年6月6日にSteamで配信されました。

Paradoxゲームといえば、良い悪いはともかくとして、やたらと多いDLCでも有名です(DLCの不満点や問題点については記事最後の「DLCの不満点」を参照)。

これまでそれぞれのDLCのざっくりとした紹介記事やプレイレポートを書いてきましたが、そこそこ数がそろってきましたので、じっさいにやりこんだ感想などを踏まえて、全DLCの5段階評価をお届けします。

「La Résistance」についてはまだ配信されていないので、事前情報のみです。配信後にプレイしてから評価を追記します。【追記】「La Résistance」が配信されましたので情報を追加しました。他のDLCについても、配信後に追加していきます。

 

本体はどれを買えばいい?

本体には「Cadet Edition」と「Colonel Edition」があります。

Cadet Edition:ノーマル版。

Colonel Edition:ノーマル版に加え、主要国の戦車や重巡洋艦ユニットモデルパック、フォーラムアイコン(たぶん使わない)が入っています。

ユニットモデルが欲しければColonel Edition、いらなければCadet Editionでいいでしょう。

「Cadet Edition」はあとで「Colonel Edition Upgrade Pack」を購入することでColonel Edition」にアップグレードすることができます。

それと以前まではDLCのシーズンパスがあったのですが、現在は配信終了しています。

代わりに本体と4つの拡張DLC(「Man the Guns」まで)のバンドル「MOBILIZATION PACK」が配信されているので、DLCも欲しければこちらを購入するのがいいでしょう。

 

Together for Victory

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Together for Victory(重要度:4)

本DLCの目玉はやはり「スピアヘッド」です。

バニラ(DLC無し)のHoI4で攻撃線を描いて進軍させたばあい、面を塗りつぶすように占領をおこなっていきます。

しかしゲームシステムとしては首都など価値のあるプロヴィンスを占領することが重要なので、不要な土地をいくら塗りつぶしても意味がありません。無駄に時間を食うだけです。

そこで「スピアヘッド」を使えば、軍は目的地までほぼ一直線に向かってくれます。使い慣れると便利です。

また戦闘ログを見ることができるようになります。以前おこなった「チェコスロバキアでズデーテンラント要塞化」プレイレポートで重宝しました。

あとは傀儡国のマネジメントシステム。傀儡国に命令を出したり、併合したりするときに使えます。

それとカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・南アフリカに新しい国家方針ツリーが追加されます。

それとユニットをクリックしたときに、各国の言葉で「準備よし!」などといってくれます。某AoE3のような「スパイか?」と思うようなものではなく、しっかりとした発音です。

他の詳細については以下のリンクを参照してください。

ポイント:スピアヘッドが使いたい、傀儡国に命令したり併合したい人向け。

 

Death or Dishonor

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Death or Dishonor(重要度:2)

チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ユーゴスラビアに新しい国家方針が追加されます。「チェコスロバキアでズデーテンラント要塞化」プレイレポートは、このチェコスロバキアの新国家方針ツリーでズデーテンラントを要塞化しました。

それと旧装備を新装備にコンバートするシステムも追加。ただ1型を2型にするといった程度のものです。

それとBGMや兵士の掛け声(チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア)も追加されます。

また技術不足のばあいに、他国からライセンスをもらって兵器などを生産することもできます。ただ思ったより使いどころがなかったりします。

小型のDLCといったところでしょう。他の詳細は以下のリンクを参照してください。

ポイント:チェコスロバキアプレイがしたい人(筆者です)、新装備へのコンバート、他国のライセンスを使って生産がしたい人向け。

 

Waking the Tiger

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Waking the Tiger(重要度:3)

筆者的には待ち望んでいた中国プレイ強化DLC中国共産党や中華民国、満州国、その他の軍閥に新しい国家方針ツリーが追加されます。

さらには日本とドイツにも国家方針ツリーの追加があります。日本を共産化したり、ドイツを民主化したりできます。

それから指揮官に特性などが追加されます。ちょっとシミュレーションRPGっぽくなるので気に入っています。やはり指揮官に特徴があったほうがいいですしね。指揮官として有能だった毛沢東の能力が低いのが気になりますが。

駐在武官を派遣したり、ドイツなどにアイコンの追加があったり、補給を空輸できたり、兵士が気候によって衣替えをしたり、戦闘終了時で鹵獲物が手に入ったりといった細々なものも追加。

便利機能としては師団をまとめることができるようになります。時間がないときに弱い師団をまとめて完全な師団にしたほうが戦闘も有利になるでしょう。むしろこれはパッチで入れるべきものなのではとも思います。

他の詳細については下のリンクから。

ポイント:中国プレイをしたい、指揮官に特性をあたえたい、師団をまとめたい人向け。

 

Man the Guns

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Man the Guns(重要度:3)

海軍プレイ、アメリカプレイの強化DLC

アメリカ、イギリス、メキシコ、オランダに新しい国家ツリーが追加されます。

またアメリカに議会システムも追加。ロビー活動をして賛成を得たりなど、ゲーム前半は暇なアメリカプレイに変化をあたえてくれます。

船体のカスタマイズ提督の特性水陸両用車の追加、海域への機雷の設置ができます

便利機能として侵入不可海域の設定などができるようになります。「敵に勝手に突っ込んでいって死んだ」みたいなことは減るでしょう。

他の詳細は以下のリンクから。

ポイント:海軍プレイ、アメリカプレイを強化したい、船を自分でカスタマイズしたい人向け。

 

La Résistance

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La Résistance(重要度:3)

タイトルどおり、レジスタンスやスパイプレイ強化DLCです。

レジスタンスといえばフランスです。フランス(自由フランス、ヴィシーフランス)に新たな国家方針が追加されます。フランスの王政復古を進めるものもあります。

またスペインの共和党・国民党の双方に対しては、新しい国家方針が追加。これまではイベントのような立ち位置でしかなかったスペイン内戦のゲームプレイが強化されました。

スパイ要素も追加されています。スパイを諜報機関で育成したり、諜報活動などをさせたりすることが可能です。どことなく「シヴィライゼーション」シリーズっぽさがありますね。

またレジスタンス活動への協力、暗号解読、偵察機ユニットなどの要素も追加。クーデターを起こしたり、敵政府の内通者を作ったりといったことも可能になりました。これを推し進めることによって協力政府を樹立させることもできます。敵国に協力者が多いほど、降伏させるのが容易になります。

これまでのDLCとは違って、プレイスタイルを大きく変える要素が含まれています。マンネリになってきたHoI4のプレイに新たな風を入れるにはよいDLCですが、ただどうしても必要というほどのものでもありません。変化が欲しい人向けといったところでしょう。

ポイント:スパイ育成やレジスタンスプレイ、フランスプレイ、スペイン内戦プレイがしたい人向け。

 

その他のDLC

音楽DLC

Paradoxが推しているスウェーデンのメタルバンドSabatonの曲が入ったDLC「Sabaton Soundtrack」「Sabaton Soundtrack Vol. 2」が配信されています。

単独で聞く分にはいいのですが、ゲーム中に流れると合わないので、筆者はDLCをオフにしています。

BGM追加なら35曲を3陣営に追加するDLC「Radio Pack」がゲームの雰囲気に合っていておすすめです。

【追記】DLC「Allied Speeches Music Pack」が2020年6月4日に配信されました。マッカーサーやチャーチルなどのスピーチが入ったマニアックな音楽DLCです。ゲーム中に特定条件を満たすとスピーチが流れるので、ゲームのフレーバーとしてはいいとは思います。

 

ユニットモデルDLC

Axis Armor Pack:ドイツ、日本、イタリアに装甲車両のユニットモデルを多数追加します。雰囲気を出したければといったところでしょう。

Allied Armor Pack:イギリス、アメリカ、フランス、ソビエトに装甲車両のユニットモデルを追加します。「Axis Armor Pack」を買ってしまった人は、対として買っておかないとなんかもやもやする感じになっています。本体を「Colonel Edition」で購入したユーザーは、自動的に所持状態になります。詳細は上の「Allied Speeches Music Pack」の詳細リンクから。

ちなみにこれらはいずれ、EU4やCK2のように「BGMパック」や「ユニットモデルパック」のようなまとめ買いパックが発売されると思いますので、すぐに必要でなければそれまで待つのもありかと思います。値段も安くはありませんので。

 

DLCの不満点

「Man the Guns」までのDLCはどうも小ぶりなものが多く、値段に見合ってないと感じます。Steamストアでも批判が多く見られます。

「国家方針ツリー追加」+「こまごまとした何か」みたいなパターンが続いてしまっているのも問題かと。EU4やCK2のDLCと違ってゲームプレイを大きく変えるようなものがなく、なんだか数合わせで作られているような気がします。

ちなみに現時点での評価を見てみると、

Together for Victory:ストア好評率48%(賛否両論)

Death or Dishonor:ストア好評率56%(賛否両論)

Waking the Tiger:ストア好評率77%(ほぼ好評)

Man the Guns:ストア好評率56%(賛否両論)

と芳しいとはいえず、満足度は低いものになっています。「Waking the Tiger」は筆者も推していますが、いわゆる中国票というやつも少なからず入っているでしょう。

DLCが小ぶりな理由として考えられるのは、本体配信時にシーズンパスを出してしまったことかもしれません。

DLCの出るペースが遅かったため、シーズンパス購入者からせっつかれていたことから、無理やり値段を合わせるために出した感がどうしても否めません。そのため価格と内容が釣り合わなくなっているのかと思われます。

ただ今後はシーズンパスの頸木から解かれますので、DLCの質が上がる可能性があるかもしれません。新DLC「La Résistance」には期待しています。

【追記】新DLC「La Résistance」ですが、「賛否両論(64%、374人中)」でした。

 

まとめ

現在までのところ、絶対に必要というほどのDLCはまだありません。

強いていえば「Together for Victory」のスピアヘッドがあると、進軍時には便利かなと思います。重要度的には、いまのところはこのDLCが一番かと思います。

日本やイギリスなど海軍メインの島国、アメリカ使いなら「Man the Guns」を入れておくのもいいでしょう。

筆者的にはやはり中国プレイを強化する「Waking the Tiger」をおすすめしておきます。

ほかのParadoxゲームの5段階評価はこちらを参照してください