『BATTLETECH』のDLC、おすすめはどれ?全DLCを5段階評価【バトルテック】日本語化可能
ボードゲームをもとにしたロボット戦略ゲーム『BATTLETECH』。Harebrained Schemesが開発し、Paradox Interactiveによって2018年4月25日にSteamで配信されました。

どうでしょう。MODによる日本語化はできるみたいですから、流行っては欲しいですね。
それにストアページもちゃんと日本語で説明文を書いてくれていますし、日本でもボードゲームやテーブルトークRPGの書籍が販売されていた時期がありました。需要がないわけではないとは思いますけどね。ゲーム内容については以下のリンクを参照してください。
今回はこれまでに配信された本作のDLCのレビューと感想、5段階評価をお届けします。今後、新しいDLCが配信され次第、追加していく予定です。
本体の購入方法について
本体の種類
初めて本体を購入するときには、以下の3つの選択肢があります。
・本体のみ
・Digital Deluxe Edition:本体+DLC「Digital Deluxe Content」。バラバラで買うより安い。
・Mercenary Collection:上記の「Digital Deluxe Edition」に、DLC「Flashpoint」「Heavy Metal」「Urban Warfare」の3つが追加されたもの。バラバラで買うより安い。

いえ、小型DLC「Shadow Hawk Pack」が入っていません。全部そろえたければ、これをあとで追加で買うといいでしょう。
それとこれらのパックは、ほかのParadoxゲームと違って、すでに持っている本体やDLCの価格を引いてくれません。

買うことはできますが、すでに持っている本体やDLCもすべて買い直しの価格になりますので、注意が必要です。
がっつり遊びたい人は「Mercenary Collection」を買ってしまったほうがいいかもしれませんね。
Digital Deluxe Content
上記の「Digital Deluxe Edition」に付属するDLCです。本体だけ買った人は、あとでこれを買うことで「Digital Deluxe Edition」とおなじにすることができます。
内容は以下のとおりです。
・アートブック
・Paradoxサイトのフォーラム用デラックスアバター&アイコン
・壁紙
・デジタルサウンドトラック(60曲)
場所ですが、ゲームをインストールしたフォルダの「DigitalDeluxe」というフォルダ内に入っています。

ゲーム内容に影響するものはありませんしね。値段も定価で1,320円と高めですし、ファンの人向けの内容とは思います。
ちなみに筆者は本体配信時に「Digital Deluxe Edition」を購入したので、付いてきた形になります。アートブックをちょっと読んだぐらいで、あとは放置状態ですね。

ポイント:アートブック、フォーラム用アバター&アイコン、壁紙、デジタルサウンドトラック(60曲)がもらえる。
Shadow Hawk Pack
小型DLC。Shadow Hawk Mech用の代替スキンをゲーム中に追加します。

スキンだけです。これで定価410円というのは正直どうかと思います。たぶんSteamワークショップを漁ったほうがよさそうな気がします。
ポイント:Shadow Hawk Mech用の代替スキン。それ以上でもそれ以下でもない。
拡張DLC
拡張DLCは「Season Pass Bundle」でまとめ買いすることができます(17%引き)。もしくは本体購入時に「Mercenary Collection」を選ぶといいでしょう。
Flashpoint

拡張第1弾。30時間以上もの新たなコンテンツが追加されます。

やり込みたい人には嬉しいことです。
追加される内容ですが、新規のミッションとイベント、クルーとの会話など、ゲームのボリューム自体を底上げしてくれるものです。純粋な内容の拡張ですね。
新規ミッションには時間内に条件をクリアしなければならないというのがあるので、スピードのあるメックが必要になってきます。重量制限のあるミッションも出てきますね。
また、分岐のあるショートストーリーや、緑に満ちた新たなバイオームのも追加されます。
メックにも「Hatchetman」「Crab」「Cyclops」の3体が追加されます。
純粋なバージョンアップ的DLCなので、本体で物足りない人は導入するといいかと思います。
値段は高いかなという気はしますけど、いつものParadoxのDLC価格ですしね。
ポイント:新規のミッションやイベント、会話、バイオームなどが追加。また「ハチェットマン」「クラブ」「サイクロプス」の3体のメックも加わる。バージョンアップ的なものなので、とりあえず入れておいていいDLC。
Urban Warfare

拡張第2弾。タイトルどおり、市街戦がテーマになったDLCです。これまでは荒野で戦ってばかりだったので、ゲームに新鮮さをあたえてくれます。
市街戦での建物は、すべて破壊可能です。また燃料を積んだトラックを誘爆させるなど、オブジェクトを利用した戦術を展開することができます。戦闘はより立体的になるでしょう。

また敵の照準システムを妨害するECMを搭載したり、隠れている敵を発見するアクティブプローブを装備したりなど、電子戦を仕掛けることができるようになりました。
新たなメックには、ECM搭載の電子専用メック「Raven 1X」と、近距離専用メック「Javelin」が追加されます。
敵の車両にはスピード型の「The Tank」、ECM搭載の支援車両「The Packrat」、アクティブプローブ搭載の偵察車両「The Rotunda」が加わります。
また新たなミッションタイプも追加され、ゲームのテコ入れになるでしょう。
市街戦が好きな方はぜひ入れておきたいDLCです。
ポイント:市街戦と電子戦を強化するDLC。新メック2体と、敵の新車両3台も追加される。市街戦が好きな人向け。
Heavy Metal

拡張第3弾。オリジナルであるボードゲームのデザインを踏襲したクラシックメックを7体と、新規にデザインしたメック1体の、合計8体のメックが追加されます。

そのあたりは和解しているみたいだから、なんか大丈夫なんじゃないでしょうか。
これらのメックはそれぞれユニーク装備を持っていて、オリジナルボードゲームの特色が反映されています。
また範囲攻撃可能な武器や、火炎弾なども使用可能になります。ミニキャンペーンも追加。
正直なところ、値段に対して内容が薄いです。シーズンパスのために、間に合わせ的に作った感はありますね。
「マク〇ス」や「ダ〇ラム」が好きな人クラシックメックを使いたければといったところでしょう。
ポイント:クラシックメック7体と新規メック1体、それぞれのユニーク武器、身にキャンペーンが追加。オリジナルのボードゲームファン、クラシックメックが使いたい人向け。
まとめ
本体だけでも十分なボリュームがありますが、とりあえずDLCが欲しいのであれば、汎用性の高い「Flashpoint」を入れておくといいかと思います。ミッションや会話、追加メックなど、ゲームのコンテンツ自体を底上げしてくれます。
ゲームは基本的に荒野などの野外での戦いばかりなので、市街戦がやりたいという人は「Urban Warfare」を導入するのがおすすめです。
ボードゲーのほうのファンの方は、クラシックメックが7体追加される「Heavy Metal」がいいかと。
とりあえずは本体だけを遊んで、物足りなくなってきてからの追加で十分かと思います。
ほかのParadoxゲームの5段階評価はこちらを参照してください。