「Hearts of Iron IV: No Step Back」レビューと評価・感想ー東部戦線強化DLC|HOI4
ソ連やポーランド、バルト諸国のプレイ強化DLC「Hearts of Iron IV:No Step Back」。
Paradox Development Studioが開発し、Paradox Interactiveによって2021年11月24日にSteamで配信されました。
『HOI4』と『EU4』については、強気の姿勢を崩す気はなさそうですね。
ただ今回のDLCは(めずらしく)そこそこ評判が良いようで、Steamでの評価も「非常に好評」になっています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなDLC?
本DLCは第二次世界大戦時の東部戦線プレイを強化するDLCになっています。
具体的にはソ連、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアですね。これらに新しい国家方針が追加されます。
このDLCでプレイする人が増えるかもしれませんし、いいことじゃないでしょうか。筆者もDLC「Death or Dishonor」でチェコスロバキアプレイしてましたしね。
今回のDLCでは、個人的にはポーランドプレイが楽しそうです。ドイツとソ連に挟まれた状況をどうやり繰りするかを考えるのがいいでしょう。
ちなみにWW2までのポーランドの歴史を知る本としては、『ポーランド電撃戦』がおすすめです。ドイツやソ連とのやり取りなど詳細に書かれていて、読み物としてかなり面白い内容になっています。本当にマジ面白いから!
それとゲームシステムとしては、参謀部を構成できる「軍士官部隊」や、特定のユニットにボーナスを与えたりできる「軍隊精神」があるので、ユニットごとのオリジナリティが出せるかと思います。
「戦車設計者」システムで、速度、火力、装甲など、機甲部隊のデザインもできるようになりましたね。
あと兵站システムについては、「焦土作戦」「浮遊式港」「特殊補給ユニット」が追加されました。
あとはロマン兵器である「列車砲」が登場。塹壕や砦相手に威力を発揮します。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(84%、921人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・列車砲がある。
・ソ連プレイが楽しくなった。
・軍士官部隊システムが優れている。
・兵站システムの改善はいいね。戦略の幅が広くなった。
・悪くはないけど、値段が高い。しかもセール無し。
・戦車設計者システムが微妙。
・細かいバグがある。リバランスも必要。
列車砲にロマンを感じている人は、世界的にもけっこう多いみたいですね。
それと兵站や軍士官部隊などのシステムも好評のようです。
値段についてですが、いつもながら高いのは何とかならないかなとは思います。
総評
列車砲にロマンを感じている人や、兵站システムや軍士官部隊システム、戦車設計者システムなど、カスタマイズ性や戦略に幅ができたのは良いことだとは思います。
ソ連プレイ、ポーランドプレイも、国家方針追加されたことで、普段それらの国でプレイしない方にもアピールできるんじゃないかという気はしますね。
小国プレイも遊んでみれば楽しいですけどね。ただある程度時代が進むと、ぐだぐだになってくるのがどうかなというのはあります。
なんにしろ東部戦線プレイヤーには悪くないDLCだとは思います。