『Sunkenland』評価は「賛否両論」 レビューと感想ー可能性を感じさせる海洋サバイバル【Steam】
島や海中探索も可能な海洋サバイバル『Sunkenland』。
Vector3 Studioによって、2023年8月26日に早期アクセス版がSteamで配信されました。
似ていますが、こちらの方が探索できる範囲が広いですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、陸地の大半が海の中に沈んでしまった世紀末世界を舞台にした海洋サバイバルゲームです。
元ネタとなっているのは映画「ウォーターワールド」ですね。
世界観は悪くないのですけどね。
内容はよくあるサバイバルゲームと同様で、リソースを集めて建設などをおこない、住みよい空間をつくっていきます。
本作の特徴としては、やはり「海を舞台にしたリソース集め」という部分でしょう。
というのも、世界の大半が海の中に沈んでいるため、海に潜ってリソースを集めることができます。
ビルや遊園地などが丸ごと沈んでいるので、探索していても楽しいですね。
また建設についてですが、水中や船の上、島など、好きなところに居住空間をつくることができます。水中基地をつくったり、『Raft』のように船上基地をつくったりなど、自由度の高い建設が可能になっています。
それと敵も登場します。ゾンビのような外見のミュータントや海賊などが襲ってきますので、防備を固めたり、武器を強化したりなどで対処しましょう。このあたりは『7 Days to Die』っぽいですね。
乗り物にはボートやジェットスキーなどのほかにヘリもあります。
現在まだ早期アクセスですが、マップもじゅうぶん広くつくられており、かなり可能性を感じる作品になっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(69%、658人中)」になっています。
「ログインできない」ことでの不評が多いのと、あとは細かいバグや調整ですね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・海中や島の探索が楽しい。夢がある。
・マップがつくりこまれており、コピペのような感じではなくそれぞれ個性がある。
・製作できるアイテムが豊富。食料の種類も豊富。
・死んだときのペナルティが荷物を落とすぐらいなので、気軽に再プレイできる。
・建設の自由度が高い。
・現在バランス調整中ということもあり、全体的に難易度高めになっている。
・敵の襲撃がきつすぎる。頻度も高い。
・船や波の音が大きすぎる。調整もできない。
・チュートリアルがない。
細かいバグを抜きにしても、調整不足な点は否めません。
とくに敵の襲撃が厳しいですね。一番低いにしても厳しいです。このあたりもアップデートでなんとかしてほしいところですね。
総評
自由度も高く、かなりの可能性を感じさせる作品です。
これまで「海中特化」「船上特化」「島特化」みたいな作品はありましたが、それらをまとめてプレイできる感じがあります。
しかも敵の襲撃もあるので、『7 Days to Die』みたいな緊張感もありますね。
言ってしまえば『Raft』+『7 Days to Die』+『Subnautica』+『Rust』で、さまざまなゲームのいいとこどりをしたような内容になっています。
今後のアップデートでさらに化けそうな感じなので、注目していきたいと思います。