『共鸣 ReMix』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーリズムヴァンサバ【Steam】共鳴 ReMix
リズムゲームとローグライクアクションゲームを組み合わせた『共鸣 ReMix(共鳴 ReMix)』。
GameSmithが開発し、BD Gamesによって、2024年4月17日にSteamで配信されました。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は周囲から襲い来る敵の攻撃に耐え、パワーアップしながらいかに長く生き延びることができるかという、いわゆる『ヴァンパイアサバイバーズ』ライクなゲームになっています。
これまでにも多くの『ヴァンサバ』フォロワー的なゲームがたくさん出てきていますが、本作はリズムゲームの要素を加えることによって差別化を図っています。具体的には、移動するときの方向キーをリズムに合わせて押していくといったものですね。リズムローグライクゲームの人気作『Crypt of the NecroDancer』に『ヴァンサバ』を加えた感じです。
本作のルール自体は『ヴァンサバ』と似たようなものですが、こちらはウェーブをクリアするごとにパワーアップをおこなう形です。そのパワーアップ時に、自機の強化だけでなく、仲間を追加して引き連れていくことができます。
同じレベルの仲間どうしはマージして、さらに強化することが可能。うまく取捨選択して、パーティーを強化していきましょう。
『ヴァンサバ』だと30分間ずっとプレイし続けなければならないのですが、本作はウェーブ形式でこまめな達成感があります。再プレイ時など、モチベーションが持続しやすいですね。
問題点としては、エフェクトが派手なので、ちょっと画面が見づらいかなというのはあります。これも慣れれば問題ないとは思いますが、筆者としては光の点滅が多いことから長時間プレイがきついですね。
一風変わった『ヴァンサバ』をプレイしてみたい方は、本作を試してみるといいとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(93%、61人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・スタイリッシュなアートスタイル。
・リズムに合わせて動くのが楽しい。
・どうパワーアップさせるのか、どの仲間を連れていくかを考えるのが面白い。
・ウェーブ形式なので達成感がある。
・画面が見づらく、光の点滅が目にきびしい。
・初心者向けの説明が少ないので、『ヴァンサバ』系をあるていどやっていないと戸惑う部分がある。
・リズムバーの位置を自分でカスタマイズできるようにしてほしかった。
・パッド操作がやりづらい。
リズムゲームということもあり、リズムバーの位置に対する不満がけっこう見られましたね。このあたりはユーザーがカスタマイズできるようにしてもよかったとは思います。全体的には好評となっています。
総評
『ヴァンサバ』ライクは数多くありますが、リズムゲーム要素を組み合わせたものは本作の特徴といっていいでしょう。
短いウェーブが繰り返されることから、こまめに達成感を得られるため、ゲームをプレイするモチベーションも続きやすくなるとは思います。
値段も500円台と安いですし、デモ版も配布されているので、興味のある方は一度プレイしてみることをおすすめします。