『Spirit City: Lofi Sessions』評価は「圧倒的に好評」 レビューと感想ー作業集中Lo-Fiサウンドツール【Steam】

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sprit city

ゲームというか集中ツール用のLo-Fiサウンドツール『Spirit City: Lofi Sessions』。

Mooncube Gamesによって、2024年4月8日にSteamで配信されました。

こういうのが流行ると、現代人のストレスの高さがうかがえるのニャ。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

Spirit City: Lofi Sessions

本作はゲームというか、いわゆる「環境ソフト」です。作業に集中するために、心地よいLo-Fiミュージックを流すといったものですね。

それだったら、Youtubeで適当にLo-Fiさがして聴けば無料なのニャ。

正直その通りなのですが、問題は著作権です。

たとえば動画配信をするときに、バックでYoutubeで適当にさがしたLo-Fiミュージックが流れていた場合、許可をとっていない場合は著作権の侵害にあたる可能性があります。

一方、本作の音楽はすべてHomework Radio提供であって、配信で流していいとされています。そのため、YoutubeやTwitchとかのバックミュージックとして安心して使用することができるのですね。現在80曲ぐらいあります。

あと雨や焚火の音など、いわゆる環境音(ホワイトノイズ)もありますので、完全無音だと作業ができない人にもちょうどいいでしょう。

配信者にはよいのニャ。

またゲームらしさも残しており、経験値を貯めて画面上のアバターや部屋などをカスタマイズすることができます。

またスピリットという生き物集めなど、いわゆる「ポケ〇ンゲットだぜ」ができます。

あとポモドーロ時計がついてるのもいいですね。これは「作業30分、休憩1分」みたいに、作業と休憩の開始を教えてくれるというものです。作業に集中したいときにつかうと便利です。ToDoリストもありますので、これらアプリをバラで買うよりは安いとは思います。

配信用につかったり、作業効率化につかったりなど、いろいろな用途に利用できる便利ツールといえます。

ただ個人的にBGM流したいだけとかだったら、Youtubeから適当なBGMを流せばそれこそ無料なので、ツールがつかいたいとかあるていど目的があれば買ってもいいかなといったところかと思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(98%、607人中)」になっています。

ゲームとはいえないけど、けっこう評判がよいのニャ。

Steamではありそうでなかった環境ツールですしね。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・キャラクターが可愛くて愛着がわく。

・心地よいBGMや環境音。

・作業効率化ツールが地味に便利。

・ブラウザ機能もあるのでYoutubeの音楽をかけられる。

悪かった点

・GPUの使用率がなぜか高い。

・カスタマイズの幅が狭い。

・スピリッツやレベルなどの要素が逆に集中力を奪う。

・BGM目的ならYoutubeをあさったほうがいい。

ブラウザ機能については、正直「普通にブラウザ開けばよくね?」という気もしますが、ゲーム内で使えるというのがいいのでしょう。

全体的に好評価で、生産性向上ツールとしてうまくつかっている人もいます。

 

総評

作業中に音楽を流すことがいいことかどうかは人それぞれですが、BGMがないと作業できないという人にはよいツールとは思います。

ちなみに筆者は、作業中はBGM不要派なので本作自体はあってもなくてもいいかなといったところです。

最後にひっくり返してきたのニャ。

ただSteam上で作業効率化ツールを配信するという試みは面白いので、今後もこういうのが増えて質の高いツールが出てきてくれればと思います。