『Low Magic Age』レビューと評価、感想ーD&Dルールでの戦略RPG
テーブルトークRPG「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」第3.5版ルールで延々と戦闘を楽しむことのできる戦略RPG『Low Magic Age』。
Low Magic Studiosによって、2017年1月11日にSteamで早期アクセス版が配信されました。
ただアップデートはしっかり続いていて、今年の9月にも新クラス「ソーサラー」が追加されています。
それと非公式の日本語化MODも公開されていますので、言語の壁も問題ないかと。最新アップデートにも対応しています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は大きく分けて2つのモードがあります。
襲い来る敵と延々と戦い続ける「アリーナ」モード。
オープンワールドの世界を旅して戦う「アドベンチャー」モードです。
筆者的には「アリーナ」モードがかなり楽しいです。
いわゆる「僕の考えた最強のD&Dパーティ」を編成し(最大6人パーティ)、それで敵と戦っていくことができます。
ステージ形式になっていて、敵を殲滅させたら経験値やゴールドが得られ、次のステージに挑むことになります。
そうですね。この手軽さが本作の魅力とも言えます。
「ストーリーを読むのがめんどい」「短時間でサクッと遊びたい」という人には打って付けのシステムです。
一方、「アドベンチャー」モードのほうですが、これはマップ上を旅してダンジョンに潜ったり、交易をしてお金を稼いだりと、自由に冒険をすることができます。
こちらも主線となるストーリーは特にないので、延々と冒険を楽しむことが可能です。ダンジョンも日数経過で変更されます。
冒険者の顔グラフィックの差し替えもできます。インストールフォルダの「gfx」>「faces_pc」にある画像ファイルを差し替えればOKです。自分好みにカスタマイズして楽しむことができるでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(91%、1750人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・とにかく戦闘がしたい人には適した作品。
・死んでも特にペナルティがないので気楽。
・短時間でも楽しめる。理想的なターン制ハクスラ。
・長く遊んでいるとパーティに愛着が沸く。
・ストーリーがないので、だんだんと作業感が出てくる。
・ひたすら戦闘をするだけのなので、合わない人には合わない。
・グラフィックがしょぼい。
・ゲームの速度が遅い。
戦闘ばかりのゲームが好きになるかどうかで評価が分かれそうなところですが、全体的にはおおむね好評のようです。
総評
本作はターン制の戦闘を楽しむためのゲームです。
敵を倒して経験値やお金を得て、さらにパーティを強化して……というハクスラ的なループを延々と楽しめる人なら気に入ることでしょう。
逆にゲームにストーリー性を求める人には合わないかもしれません。
D&D好きな人は、とりあえずプレイしてみるのもいいとは思います。