『RimWorld』DLCのおすすめはどれ?5段階評価【Steam】
DLCも増えてきたコロニー運営シミュレーションゲーム『RimWorld』。
当初は「絶対にセール価格にしない」とのことでしたが、いまではあたりまえにセールもおこなわれるようになり、買いやすくなったとは思います。
本体に関しては、早く買っていたほうがお得でしたね。
そんなわけで、DLCも出そろってきたので、それぞれのレビューとおすすめ度を5段階で評価していきます。また今後DLCが発売されるたびに、情報を更新していきます。
DLC5段階評価
Royalty
Royalty(おすすめ度:3)
帝国要素追加DLC。帝国がリムワールドに入植し、住民たちに協力を求めてきます。
入植者は帝国に貢献する(クエストをこなす)ことで爵位を授かることができ、それによって武器や能力など、さまざまな恩恵が受けられます。
ただ爵位が上がっていくと、入植者はぜいたくになっていき、それ相応の生活をさせなければならなくなります。
また「宇宙船を作る」というゴール以外にも、爵位を上げることによって王宮から招かれ、リムワールドから脱出することができます。
メカノイドの拡張や新しい装置の開発、新BGMも追加されるので、ベースゲームに飽きた人がまず入れておきたいDLCでしょう。
ポイント:絶対的権力としての帝国要素を追加。爵位を受けたり、王宮に招かれてリムワールドを脱出したりできる。ベースゲームに飽きたらどうぞ。
Ideology
Ideology(おすすめ度:5)
思想強化DLC。キャラクターの持つ思想に多様性をあたえ、それぞれの個性を強化していくことができます。
これら思想体系は、1~4つのミームとして組み合わせることができます。たとえば「自然優位」「人間優位」「個人主義者」「集産主義者」みたいなものから、「ヌーディズム」「カニバル」みたいなネタ的なものまでいろいろあります。
それぞれのミームには戒律があり、これによって行動に制限が出てきます。また社会的役割もあり、ベース拡張の汎用性の高いDLCとなっています。
そのため、汎用性の高さからおすすめ度を5にしています。が、正直、内容に対して3000円近い値段は高いとは思います。
ポイント:キャラクターに多種多様の思想を追加するDLC。入植者たちに個性を持たせたい人向け。
Biotech
Biotech(おすすめ度:4)
子育て強化DLC。子供を普通に出産する以外に、人工的に造りだしたり、孤児をもらったりなどできます。
あと子供部屋を用意したり、ベビーフードをあたえたりと、だんだんと『SIMS4』みたいな感じになってきていますね。
遺伝子をいじったり、メカを組み込んだりも可能。次世代を見据えた長期プレイをしたい方にはよいDLCとは思います。
ポイント:子育てを楽しみたい、次世代を育てたい人向け。
Anomaly
Anomaly(おすすめ度:2)
災厄追加DLC。モンスターやパラノイア、戦争、感染など、さまざまな災厄を追加して、ゲームをよりスリリングなものにします。
クトゥルフ神話や、映画の『キャビン』『遊星からの物体X』『ヘル・レイザー』などにインスパイアされた内容になっており、モンスターたちと戦うだけでなく、捕らえて研究し、その力を利用することも可能になります。
入植者が寄生生物に感染され、知らない間に広がっていくといったような展開もあり、犯人のあぶり出しなど気の抜けない展開になります。本体がぬるく感じてきたら入れるとよいでしょう。逆に、本体をあまりプレイしていない人には不要とは思います。
ポイント:モンスターや感染など、さまざまな災厄が追加される。本体がぬるく感じた人向け。
まとめ
そんなわけで、汎用性の高い思想強化DLC「Ideology」、次点で子育て強化DLC「Biotech」がおすすめとなります。
あとは好みで「Royalty」を、ゲームがぬるくなってきたら「Anomaly」を入れるといい感じになるでしょう。
ただ全体的に、内容に対してDLCの価格がかなり強気のため、本体をあまり遊んでいないのであれば、まずそれをやり込んでからのほうがいいとは思います。本体だけでもじゅうぶん楽しめますので、いきなりDLCを買う必要もないでしょう。