【Civ7初心者向け講座#3】リソースと資源について
『シヴィライゼーションⅦ』（『Civ7』）のシステムを段階的にきちんと理解しようという「初心者向け講座」の第3回目は「リソースと資源について」です。
それではさっそく始めましょう。前回の講座「区域と専門家について」は以下のリンクから。
https://minorgame.syowp.com/archives/civ7-shoshinsha-kouza-0...
リソースについて
本作には7種類のリソースがあります。
・食料：都市・町の人口を増加（＝タイルを取れる）
（農場、プランテーション、漁船など）
・ゴールド：建設・ユニット購入、アップグレードなどに必要。
（市場、灯台、交易など）
・幸福度：都市の出力に補正（低ければマイナス）。一定値を超えると祝宴（国家ボーナスが付く）が開始。
（ヴィラ、アリーナ、祭壇など）
・生産力：建設・ユニット製造に必要。
（鉱山・採石場、伐採所など）
・科学力：技術ツリーをとるのに必要。
（図書館、アカデミーなど）
・文化力：社会制度ツリーをとるのに必要。
（モニュメント、円形闘技場など）
・影響力：外交・スパイで消費。
（技術・社会制度などで増加）
過去シリーズをプレイしたことがあれば、このあたりはだいたいわかるとは思います。
本作では、制覇勝利以外に、科学勝利、文化勝利、経済勝利、軍事勝利、レガシーポイント勝利（どの勝利にもたどり着けなかった場合）といった勝利があります。これらについては次回述べていきますが、リソースは勝利を目指すために需要なものになります。
指導者や文明の特性もありますので、それに合わせた形でリソースを伸ばしていくといいでしょう。
つづけて資源についてです。
資源について
資源の分類
資源には5種類あります。
帝国資源、都市資源、ボーナス資源、財宝資源、工場資源です。
帝国資源は、自文明全体に影響する資源です。馬や鉄などですね。過去作でいう資源はこれに当たります。
都市資源は、都市にのみ影響する資源です（町は不可）。資源をセットした都市にしか効果がありません。
ボーナス資源は、都市・町のどちらでもつかえる資源です。セットした都市・町にしか効果がありません。
帝国資源は持っているだけで効果を発揮しますが、都市資源・ボーナス資源は「資源の割り当て」で都市・町のスロットにセットをしないと効果を発揮しないのですね。
財宝資源と財宝船団について
財宝資源はちょっと特殊で、探検時代に遠隔地で出現します。
遠隔地に都市・町をつくって、その資源タイルを獲得すれば、財宝船団が時間とともに自動生産されます（「造船」の研究が必要）。ただし釣り埠頭など船関連の建造物がないとだめです。
財宝船団は本土に移動させて、「荷下ろし」ボタンを押すと財宝船団が消滅して、財宝船団ポイントが獲得できます。
このポイントは経済レガシーパスを進めるのにつかいます。
これは本当にわかりづらいですね。ゲーム中でもあまり説明がありませんし、個人的には面倒な操作が増えるので蛇足なシステムとは思います。
レガシーパスについてもまた次回以降で述べていきます。
工場資源
工場資源はボーナス資源の一種です。近代につかうことができます。
工場資源をつかうにはまず技術ツリーで「大量生産」をとり、「工場」を建てなければなりません。
工場は首都と鉄道（離島は港）で繋がっている居住地にしかつくれないので、まずは首都につくるのがいいでしょう。
工場ができると、「資源の割り当て」でその都市に工場スロットが出てきますので、そこに工場資源を割り当てることができます（1種類のみ）。
これによって経済レガシーパスで使う鉄道王ポイントが貯まります。
これも次回以降で解説します。
時代による資源の変化
おなじ資源でも、時代によって帝国資源だったり、都市資源だったりします。
例えば象牙ですが、古代では帝国資源なのに対して、探検以降はボーナス資源に変わります。
また時代によって陳腐化してしまうものもあります。時代遅れでつかえなくなるということですね。
たとえば皮は、古代では「生産力+3」のボーナス資源ですが、探検以降は陳腐化してつかえなくなります。
逆にコーヒーとかは近代にならないと出てきませんね。
資源の種類
本作には、象牙やワインなどといった資源が置かれているタイルがあります。できれば優先的にとっていきたいのですが、どういう効果があるかは知っておいたほうが、無駄な都市拡張を避ける意味でも重要です。
一つ一つ説明すると長くなるので、またべつの記事で述べていきます。
まとめ
以上、リソースと資源でした。
資源はこれまでの「Civ」シリーズと違って、帝国・都市・ボーナス・財宝と分かれましたので、このあたりはちゃんと理解しておいてください。
とくに財宝資源と財宝船団についてはわかりづらいので、この記事を読んで実際に自分でやってみるといいでしょう。
次回の講座は「勝利方法とレガシーパスについて」を予定しています。【追記】次回できました。以下のリンクから。
