【Civ7】文明の評価は?その1・古代編

2025年6月18日シヴィライゼーションⅦシミュレーション, 攻略

CIV7 bunmei kodai

『シヴィライゼーションⅦ』の文明についての評価まとめです。第1回目は古代編

本作は過去作と違って指導者と文明で分かれてしまったため、指導者との組み合わせでも強さが変わる場合があります。ただ汎用的に強いという文明もありますね。

説明がシンプルな文明は強い感じなのニャ。

それでは古代から順に見ていきましょう。DLCが登場するたびに追加していく予定です。探検編、近代編も第2回、第3回でやっていきます。おすすめ指導者については以下のリンクから。

 

古代文明

(属性)
科学・外交

(解禁)
探検:モンゴル、明
近代:清

(天下九州)
・首都や町で最初の成長イベント時に人口+1。
・都市で遺産「未央宮」(影響力+6)の建設時に生産力+30%。

(士大夫:固有偉人ユニット)
人口10以上の都市でのみ生産可能。全10種類。各人物は1度しか登場しない。10人は以下のとおり。

班昭:傑作スロットのある建物で発動し、文化力を与える写本「女誡」をもたらす。
韓非:宮殿で発動し、建造物に科学力を追加する。
老子:傑作スロットのある建物で発動し、幸福度を与える写本「老子道徳経」をもたらす。
孟子:科学関連の建造物で発動し、ランダムな技術を無償で1つ得る。
墨子:首都で発動し、ただちに人口を追加する。
商鞅:宮殿で発動し、建造物に影響力を追加する。
申不害:首都で発動し、ただちに祝宴が始まる。
王陽明:軍団司令官で発動し、1レベルアップを無償でもたらす。
荀子:都市で発動し、その都市の全ての写本に科学力を追加する。
張衡:アカデミーで発動し、建造物に科学力を与える。

(連弩:固有長距離戦闘ユニット)
・近接戦闘力が10高く、支配領域を持つ。
・隣接するユニットの攻撃時戦闘力+5

(長城:固有施設)
・一列にしか建設不可。文化力+2
・隣接する長城1つにつき幸福度+1
・要塞化陣地としても扱われる。

(社会制度)

・科学関連の建造物が街区から科学力+1の隣接ボーナスを得る。
・居住地上限+1
・固有の施設「漢の長城」を解禁。


・宮殿に影響力+2
・伝統「縁故」を解禁。


・「連弩」の防御時に戦闘力+5
・伝統「九卿」を解禁。

君子
・首都の科学力+10%
・遺産「未央宮」を解禁。
・伝統「天下」を解禁。

(伝統)
・縁故:科学関連の建造物に影響力+1
・九卿:幸福関連の建造物に影響力+1
・天下:専門家による科学力+1

(評価)
中国の、三国志の前の時代の王朝。汎用性が高く、とくに初心者には非常に使いやすい文明です。

初心者のばあい、内政ばかりして軍事ユニットをつくるのをおこたるケースが多いため、いきなり拠点を攻められるということがよくあるとは思います。

漢にはゲーム開始早々つかえる固有長距離戦闘ユニット「連弩」があるため、これを拠点に配置するだけでだいたいの敵は追い払えます

まずは防御なのニャ。

さらに、首都・町の最初の成長時に人口+1が追加されるので、スタートダッシュに強くなれるでしょう。

士大夫写本が班昭・老子の2人いますし、科学レガシーパスを有利に進めていけます。

未央宮」は、古代では貴重な影響力+6とおいしいので、これも狙っていきたいところです。

科学、外交、軍事、拡張と、全方面にあつかいやすい文明です。孔子卑弥呼と相性がいいですが、汎用性が高いぶん、他の指導者でも問題ありません。

初心者はとりあえず漢を選んでおけばいいと思うニャ。それで連弩をつくるのニャ。
ポイント:初心者にも使いやすい科学文明。連弩便利。

アクスム

(属性)
経済・文化

(解禁)
探検:ソンガイ

(自然の富の王国)
・資源にゴールド+2
・都市で遺産「大ステッレ」(完成時にゴールド200)の建設時に生産力+30%

(タンクワ :固有交易船)
・略奪を受けなくなる。
・交易路の範囲+10

(ダウ船:固有海洋ユニット)
・沿岸タイルで戦闘力+4
・海洋交易路を作成できるチャージを1持つ。

(ハウェルト:固有施設)
・平地にのみ建設可能。
ゴールド+2
・隣接するハウェルト・遺産1つにつき文化力+1

(社会制度)
エリュトゥラー海のペリプルス
・沿岸または航行可能な川にある居住地の資源最大数+1
・固有の施設「ハウェルト」を解禁。
・遺産「大ステッレ」を解禁。
習熟
・沿岸タイルに隣接する街区にゴールド+1
・伝統「国際港」を解禁。

アドゥライトの記念碑
・祭壇・モニュメントは「ハウェルト」から文化力+1の隣接ボーナス。
・伝統「わが父祖の玉座」を解禁。

ヒムヤルの書
・「ダウ船」は能力「迅速」(敵のZOCを無視できる)を得る。
・伝統「民の喜びとならんことを」を解禁。

(伝統)
国際港:有効な交易路1つにつきゴールド+2、文化力+2
わが父祖の玉座:沿岸タイルに隣接する都市のゴールド+15%
民の喜びとならんことを:沿岸タイル上かそれに隣接する資源に文化力+2

(評価)
アクスムは、かつてエチオピアにあったキリスト教国。海上貿易で栄えた交易国です。そのため交易や金稼ぎに力を入れた文明になっています。

資源にゴールド+2が追加されるので、交易で資源を増やしていくといいでしょう。

遺産「大ステッレ」は完成時にゴールド200入りますので、初手遺産としてさっさと建ててお金をゲットしておきましょう。

金稼ぎ文化ニャ。

固有軍事ユニット「ダウ船」は交易もできます(国境開放必要)。都市の守りにもつかうことができるでしょう。

固有施設「ハウェルト」(ゴールド+2)は、つなげていくことで文化力+1も稼いでいくことができます。

伝統でもゴールドや文化を増やすものが多いので、これらをガンガン稼いでいけます。

問題としては、交易である以上、影響力をどうやって稼いでいくかですね。そして海洋国家である以上、タイルの少なさ陸戦の弱さもなんとかしておきたいところです。

計画的なプレイが必要ニャ。初心者にはあつかいづらいのニャ。

ポイント:「ご利用は計画的に」な交易金稼ぎ文明。

エジプト

(属性)
経済・文化

(解禁)
探検:アッバース、ソンガイ

(オシリスの賜物)
・居住地にある航行可能な川に生産力+1
・都市で遺産「ピラミッド」(この居住地にある小規模な川・航行可能な川に生産力+1、ゴールド+1)の建設時に生産力+30%

(トゥジャティ:固有偉人ユニット)
・ネクロポリス街区がある都市でのみ生産可能。
・10人のトゥジャティからランダムに選ばれる。各1度のみ受け取れる。10人は以下のとおり。

イアフメス:宮殿に文化力+3
ネベト:ネクロポリス街区でただちに祝宴を開催。
プタホテプ:傑作スロットのある建造物・遺産に科学力+3写本「プタホテプの格言」を得る。
パセル:建設中の遺産に生産力を150与える。
ヘミウヌ:建設中の遺産に生産力を200与える。
イムホテプ:建設中の遺産に生産力を250与える。
ラモーセ:その都市にあるすべての遺産にゴールド+2
ウセルアメン:その都市にあるすべての遺産に文化力+2
アペレル:騎兵ユニット(戦闘力+3)2体獲得する
カイ :「メジャイ」(戦闘力+3)2体獲得する

(メジャイ:固有歩兵ユニット)
・友好的な領土で戦闘力+3
・自国の居住地に駐留している場合は戦闘力のボーナス2倍

(ネクロポリス:固有街区)
・この都市で遺産が完成する度にゴールド100を得る。

(マスタバ:固有文化建造物)
文化力+3
・隣接する砂漠・遺産1つにつきゴールド+1

(葬祭神殿:固有ゴールド建造物)
ゴールド+4
・隣接する航行可能な川・遺産1つにつき幸福度+1

(社会制度)
ハピの到来
・すべてのユニットは小規模な川による移動ペナルティを受けない。
・固有建造物「葬祭神殿」を解禁。
・伝統「アケト」を解禁。

アヌビスの秤
・自文明の領土に「メジャイ」が駐留しているとゴールド+1
・固有の建造物「マスタバ」を解禁。
・伝統「ドゥアトの富」を解禁。

アメン・ラーの光
・宮殿にゴールド+5
居住地上限+1
・遺産「ピラミッド」を解禁する。
・伝統「ケメット」を解禁する。

(伝統)
アケト:居住地にある航行可能な川に食料+1
ドゥアトの富:都市で遺産の建設時に生産力+15%
ケメット:居住地にある航行可能な川に文化力+1

(評価)
ピラミッドで有名なエジプト。川沿いだといろいろなボーナスが乗ってくる文明です。川沿いで力を発揮する指導者・ハトシェプスト専用の文明という感じもあります。ただし川沿いの氾濫に関しては普通に被害を受けるので注意が必要。

河川に隣接したところを都市にして、あとは町で運用していくのがいいでしょう。

「CIV」シリーズでも伝統的な遺産「ピラミッド」ですが、川に対して生産力+1、ゴールド+1なので、これをさっさとつくっておいたほうがいいかと。

トゥジャティ」は士大夫のエジプト版ですが、遺産の生産力を上げるのが3人いますし、軍事ユニットを2体も出してくれるのが2人います。

ハトシェプストの能力(川に隣接する都市で建造物・遺産の建設時に生産力+15%)と組み合わせて、生産力をガンガン出していきつつ、「ネクロポリス」(遺産完成につき100ゴールド)からの遺産つくりまくり戦略で金も稼いでいくといいでしょう。伝統「ドゥアトの富」(遺産生産力+15%)でさらに生産力ブーストできます。

大ステッレ」(完成時に200ゴールド)がとられていなければ、これもつくるとけっこうな稼ぎになります。

指導者と文明の組み合わせが決まっているようなものなので、初心者にもつかいやすいとは思います。遺産つくるのが好きな人にもいいですね。

遺産病の人にはよい文明なのニャ。ガンガン生産力を上げるのニャ。
ポイント:遺産病向けの生産文明。

カルタゴ(DLC)

(属性)
軍事・経済

(解禁)
探検:スペイン

(フェニキアの遺産)
・都市を1つしか持てない。
・町を都市にアップグレードできない。
・商人または植民者の生産・購入時に同種のユニットを1体獲得
・都市で遺産「ビュルサ」(ゴールド+2。この居住地からの交易路は略奪されない。沿岸に隣接しており防壁が建設可能なすべての市街タイルに防壁を建設する)の建設時に生産力+30%

(植民者: 固有開拓者ユニット)
・乗船時の移動力+1
・資源に隣接する場所に定住する場合、人口+1

(ヌミディア騎兵:固有騎兵ユニット)
・購入のみで入手可能。
・首都に割り当てられた固有の都市資源1つにつき戦闘力+1

(カルタゴ軍港:固有の街区)
・この居住地の資源最大数+2

(コトン:固有生産建造物)
・沿岸タイルにのみ建設可能。
生産力+2
・隣接する沿岸・航行可能な川・遺産1つにつき生産力+1
・町で購入可能。

(ドックヤード:固有ゴールド建造物)
・沿岸タイルにのみ建設可能。
ゴールド+2
・隣接する資源・市街タイル・遺産1つにつき食料+1
・町で購入可能。

(社会制度)
船小屋
・海洋ユニットの移動力+1
・固有の建造物「コトン」を解禁。
・遺産「ビュルサ」を解禁。
(習熟)
・海洋ユニットの射程+1
・伝統「五段櫂船」を解禁

タニトの知恵
・海洋交易路の範囲+15
・首都からの交易路1つにつき首都にゴールド+3
・固有の建造物「ドックヤード」を解禁する。
(習熟)
・首都の資源最大数+3
・伝統「ガウロス船」を解禁する。

シケリア戦争
居住地上限+2
・伝統「スフェテス」を解禁する。
(習熟)
・「ヌミディア騎兵」の移動力+1、視界+1
・交易拠点の町のシティーホールに傑作スロット+1

(伝統)
五段櫂船:海洋ユニットの購入に必要なゴールド-25%。海洋ユニットの維持費-1ゴールド
ガウロス船:沿岸や航行可能な川での建造物の購入に必要なゴールド-25%
スフェテス:鉱業の町のゴールド+20%。農業の町と漁業の町の食料+20%

(評価)
かつてアフリカ大陸北岸を中心に地中海貿易で栄えた、フェニキア人による国家。一見、OCC(One City Challenge)国家ですが、本作では町と都市はべつものなので、都市は一つでも町をつくりまくるということは可能。

植民者と商人は、一つ買えば(つくれば)一つおまけでついてくるので、町や交易路をどんどんつくっていく戦略がとれます。

お得な買い物なのニャ。

ただ1都市である以上、科学力・文化力の出力が出しにくかったり、遺産を建てにくかったりなどの問題もあります。

ヌミディア騎兵」は首都に割り当てられた固有都市資源ごとに戦闘力+1なので、交易などで資源を稼いで強い軍隊をつくっていくのもいいでしょう。敵の都市を奪って、科学力・文化力をわけてもらうというプレイにしてもいいかと。

社会制度では「シケリア戦争」で居住地上限+2ができるので、町を増やす戦略なら早めにとっておきたいところです。

とにかく科学力・文化力の問題があるので、プレイヤーの腕がかなり問われるとは思います。

熟練者向けな感じなのニャ。
ポイント:1都市チャレンジな軍事拡張文明。

ギリシャ

(属性)
文化・外交

(解禁)
探検:スペイン、ノルマン、ブルガリア
近代:ロシア

(デモクラティア)
・宮殿に影響力+3
・都市で遺産「アポロン神殿」(ストーリー報酬が時代ごとに追加で文化力10を得る)の建設時に生産力+30%

(ロギオス:固有偉人ユニット)
・アクロポリス街区がある都市でのみ生産可能。
・10人のロギオスからランダムに選ばれる。各ロギオスは1度のみ受け取れる。10人は以下のとおり。

アリストテレス:アカデミーに文化力+4
アスパシア:図書館に幸福度+3
ヒュパティア:図書館に科学力+3
サッフォー:傑作スロットのある建造物・遺産に文化力+2写本「アフロディーテ賛歌」を得る。
ソクラテス:宮殿・シティーホールに影響力+2
キュレネのアレテ:アクロポリス街区で、影響力を75得る。
ピタゴラス:アクロポリス街区で、ただちに祝宴を開催。
プラトン:アクロポリス街区で、その都市のターン毎の影響力の50%に相当する文化力を得る。
タレス:アクロポリス街区で、その都市のターン毎の影響力の50%に相当する科学力を得る。
クセノポン:アクロポリス街区で、重装歩兵」(戦闘力+2)を2体獲得する。

(重装歩兵:固有歩兵ユニット)
・他の重装歩兵に隣接していると戦闘力+2

(アクロポリス:固有の街区)
・宗主国の都市国家1つにつき「パルテノン神殿」にゴールド+2

(オデオン:固有幸福建造物)
幸福度+3
・隣接する街区・遺産1つにつき文化力+1

(パルテノン神殿:固有文化建造物)
文化力+4
・荒地タイルに建設した場合は影響力+2
・隣接する遺産1つにつき文化力+1

(社会制度)
民会
・固有の建造物「オデオン」を解禁する。
・伝統「セニア」を解禁する。
(習熟)
・自国が開始または支援した発動中の外交努力、制裁、プロジェクト1つにつき文化力+2

スパルタ教育
・固有の建造物「パルテノン神殿」を解禁する。
・伝統「ストラテゴイ」を解禁する。
(習熟)
・宗主国の都市国家1つにつき「重装歩兵」の戦闘力+1

シンマキア
・宗主国の都市国家1つにつき文化力+2
・居住地上限+1
(習熟)
・遺産「アポロン神殿」を解禁する。
・伝統「デロス同盟」「ペロポネソス同盟」を解禁する。

(伝統)
セニア:「独立勢力との友好関係を築く」アクションの開始と進展に対する影響力+50%
ストラテゴイ:司令官の獲得する経験値+25%
デロス同盟:外交努力の開始に対する影響力+30%
ペロポネソス同盟:制裁の開始に対する影響力+30%

(評価)
正確には「古代ギリシア」で、スパルタやアテネなどの都市国家が覇権を競い合っていた地域。ペルシア戦争では大同盟をつくって対抗しています。「多数の都市国家」という特徴を出すため、影響力を稼ぎやすい外交国家であり、宮殿があるだけでいきなり影響力+3がもらえます。

さらに伝統「セニア」により、独立勢力との友好関係進展に影響力+50%のボーナスが乗ります。これをつかって独立勢力をガンガン取り込んでいきましょう。

偉人「ロギオス」たちはバリエーション豊かなぶん、ねらったものが出ないばあいもあるため、ガチャ要素高めです。

遺産「アポロン神殿」はストーリー報酬で文化力10もらえるというものですが、そもそもストーリーがいつ来るかわからないので、これも運要素高め。無理につくらなくていいかと。

運用素高めな文明なのニャ。

正直、とっちらかってる感じの文明ですが、戦略としては独立勢力(都市国家)を取り込みつつ、ボーナスを受け取る一方で軍備を整えていくのがいいでしょう。

DLC指導者のテカセムを持っていれば、宗主国ボーナスの能力(都市国家1つにつき戦闘力+1、都市国家の居住地に時代ごとに食料+1、生産力+1)があるので、都市国家運営とうまくかみ合ってくれるでしょう。

ただやはりあくまでこれらは補助でしかないので、内政や軍備はしっかりととのえる必要があります。

ちょっと初心者向けじゃないのニャ。DLCがないときびしいニャ。
ポイント:都市国家従えまくり外交文明。

クメール

(属性)
拡張・科学

(解禁)
探検:チョーラ、マジャパヒト
近代:シャム

(クセカム・チャムノン)
・川に市街タイルがあってもタイルの基礎産出が失われない。
・都市で遺産「アンコール・ワット」(幸福度+3。この都市の専門家上限+1)の建設時に生産力+30%

(ヴァイシャ:固有商人ユニット)
・水害によるダメージ無し。
・湿潤タイルによる移動ペナルティ無し。

(ユッタハッティ:固有騎兵ユニット)
・戦闘力が5高いが、移動力が1少ない。
・水害によるダメージ無し。

(バライ:固有の施設)
・平地にのみ建設可能。居住地ごとに1つまで建設可能。
食料+3
・この居住地にある氾濫原に食料+1
・この居住地にある市街タイル・建造物・施設が水害によって略奪状態にならない。

(社会制度)
モウソン
・市街タイル・建造物・施設が水害によって略奪状態にならない。
・固有の施設「バライ」を解禁する。
・伝統「ピティ・クラット」を解禁する。

アムナク
・「ユッタハッティ」の移動力+1
・遺産「アンコールワット」を解禁する。
・伝統「ヴァルナ」を解禁する。

転輪聖王
・首都の成長率+50%
・他のすべての都市の幸福度-5
・伝統「カンブ・メーラ」を解禁する。
(習熟)
・宮殿の写本スロット+3

(伝統)
ピティ・クラット:すべてのユニットは氾濫原での戦闘時に戦闘力+4
ヴァルナ:専門家によるゴールド+1
カンブ・メーラ:専門家の維持に必要な食料・幸福度-100%

(評価)
クメール王朝は「アンコール王朝」ともいい、現在のカンボジアのもととなったクメール人の王国です。水害に強い拡張国家。固有施設「バライ」で食料を増やして、領土をどんどん拡張していけます。川沿いと氾濫原で強くなっていくタイプですね。

遺産「アンコール・ワット」は専門家の上限を1引き上げられるため、あとの時代でかなり有効になります。あとあとのことも考えて、つくっておきたい遺産です。

さらに伝統「カンブ・メーラ」をとれば「専門家の維持に必要な食料・幸福度-100%」とかなり強いので、セットで運用していきましょう。

専門家専門の文明ニャ。

ただ「カンブ・メーラ」をとるときに必要な社会制度「転輪聖王」ですが、首都の成長率+50%のかわりに、他のすべての都市に幸福度-5がつきます。だとこのデバフはつきませんので、そのあたりをうまく調整するといいでしょう。

固有騎兵ユニット「ユッタハッティ」は戦闘力が5高く、かなり強い軍事ユニットです。移動力-1ですが、社会制度「アムナク」をとれば移動力+1がつくのでデメリットが相殺されます。

まとめると、方向性としては「アンコール・ワット」&「カンブ・メーラ」で専門家を迎え入れる態勢をととのえるいっぽう、「ユッタハッティ」で軍事力もととのえていくのがいいでしょう。

専門家能力を次の時代につなげるのニャ。
ポイント:水害に強い専門家専門の軍事国家。

ペルシア

(属性)
軍事・経済

(解禁)
探検:アッバース、モンゴル、ブルガリア
近代:ムガル

(ハマラナ評議会)
・すべての歩兵ユニットは攻撃時に戦闘力+3
・都市で遺産「万国の門」(すべての戦争の支持+2)の建設時に生産力+30%

(ハザラパティス :固有軍団司令官ユニット)
・最初から昇格「イニシアチブ」を持つ。

(不死隊:固有歩兵ユニット)
・敵ユニットを倒すとHP15回復

(パイリダエーザ:固有施設)
・パイリダエーザ同士の隣接不可。
ゴールド+1、文化力+1

(社会制度)
スパーダ
・ユニットの維持費-1
・伝統「カラ」を解禁。

サトラップ制
固有の施設「パイリダエーザ」を解禁。
遺産「万国の門」を解禁。
伝統「アンガリウム」を解禁。
(習熟)
居住地上限+1
・「パイリダエーザ」は街区から幸福度+1の隣接ボーナスを得る。

アケメネス朝
他指導者が建設した居住地1つにつきゴールド+5
(習熟)
居住地上限+1
伝統「シャーハンシャー」を解禁する。

(伝統)
カラ:都市で歩兵ユニットの生産時に生産力+50%
アンガリウム:町1つにつきゴールド+3
シャーハンシャー:すべてのユニットは敵領土内で戦闘力+3

(評価)
アケメネス朝ペルシアは、ギリシャとの「ペルシア戦争」を繰り広げていました。当の戦争の指揮官であるクセルクセス1世と相性のよい軍事経済文明です。

クセルクセス1世自体が「敵領土での攻撃力+3」があり、それを伝統「シャーハンシャー」でさらにブーストできます。

遺産「万国の門」(すべての戦争の支持+2)をはやめにつくって、戦争プレイに持ち込むのがいいでしょう。固有軍団司令官ユニット「ハザラパティス」も最初から「イニシアチブ」を持っています。

いきなり殴りにかかるのニャ。

内政能力はあまりないので、そのあたりは戦争でなんとかしていく感じにはなります。戦争プレイが好きな人向けですね。

ポイント:戦争しまくり軍事国家。

マウリヤ

(属性)
軍事・科学

(解禁)
探検:チョーラ、マジャパヒト

(ダルマの碑文)
・社会制度「神秘主義」研究完了時に追加のパンテオンを選択できる。
・この都市で遺産「サーンチー」(幸福度+2。この居住地の余剰幸福度5につき文化力+1)の建設時に生産力+30%

(ナガリカ:固有開拓者ユニット)
・建設した居住地のシティホールに幸福度+2

(プラベターラ:固有騎兵ユニット)
・要塞化区域に対する戦闘力+5

(マータ:固有街区)
・この居住地の幸福度+10%

(ダラムシャーラー:固有幸福建造物)
幸福度+3
・隣接する街区・遺産1つにつき科学力+1

(ヴィハーラ:固有幸福建造物)
幸福度+3
・隣接する山岳・遺産1つにつき文化力+1

(社会制度)
アーチャーリヤ
・固有建造物「ダラムシャーラ」「ヴィハーラ」を解禁。
・伝統「順世派」を解禁。

ヴェーハム
・歩兵ユニットと騎兵ユニットは他の同種のユニットに隣接している場合に戦闘力+3。
・伝統「クシャトリヤ」を解禁する。

アーユルヴェーダ
・「プラベターラ」に隣接するユニットの回復力+5。
・伝統「シュレニ」を解禁。

マントリパリシャッド
・他指導者が建設した居住地の産出量+10%
居住地上限+1
・遺産「サーンチー」を解禁。
・伝統「実利論」を解禁。

(伝統)
順世派:科学関連の建造物に幸福度+3
クシャトリヤ:軍事関連の建造物に幸福度+4
シュレニ:都市の余剰幸福度5ごとにゴールド+1
実利論:都市の余剰幸福度5ごとに科学力+1

(評価)
マウリア朝は古代インドにおいて、チャンドラグプタによって建国された王朝。第3代のアショーカ王は、仏教徒としても有名ですね。仏教だけあって、幸福度を稼げる軍事科学国家です。

余った幸福度5ごとに、伝統「シュレニ」「実理論」でゴールド・科学力に、遺産「サーンチー」で文化力に変換できます。

また固有建造物「ヴィハーラ」「ダラムシャーラー」は幸福度+3だけでなく、隣接する山岳・遺産1つにつき文化力・科学力を産出してくれるので、うまく配置していきたいところです。

なんにしろ幸福稼ぎまくりなので、幸福祝宴正のスパイラルで成長していくのがいいでしょう。

幸福は義務な文明なのニャ。
ポイント:幸福を稼いで成長していく文明。

マヤ

(属性)
科学・外交

(解禁)
探検:インカ、ハワイ
近代:メキシコ

(イツァムナーの空)
・宮殿は樹草タイルから科学力+0.5の隣接ボーナスを得る。
・都市で遺産「ムンド・ペルディド」(科学力+5。この居住地にある熱帯タイルに科学力+1、幸福度+1)の建設時に生産力+30%

(ジャガースレイヤー:固有斥候ユニット)
・戦闘を開始できる。
・「ジャガーの罠(敵から見えず、侵入したユニットに25ダメージを与え移動を終了させる)」を作成できるチャージを1持つ。
・再チャージ5ターン

(フルチェ:固有長距離戦闘ユニット)
・樹草タイルに視界を遮られず、移動ペナルティも受けない。

(ウェイビル・クー:固有街区)
・技術の研究完了時にこの都市はその技術のコストの5%に相当する生産力を得る。

(ジャロー:固有幸福建造物)
幸福度+3
・隣接する街区・遺産1つにつき文化力+1

(クー・ナー:固有科学建造物)
科学力+3
・樹草タイルに建設した場合は科学力+2
・隣接する遺産1つにつき科学力+1

(社会制度)
チャクの雨
・祭壇は樹草タイルから科学力+1の隣接ボーナスを得る。
・固有の建造物「クー・ナー」を解禁。
・伝統「ペットコト」を解禁。

シバルバーの王
・「フルチェ」と「ジャガースレイヤー」が樹草タイルで「ステルス」能力を得る。
・固有の建造物「ジャロー」を解禁。
・伝統「双子の奇跡」を解禁。

カレンダー・ラウンド
・技術の研究完了時にその技術のコストの10%に相当する文化力を得る。
・社会制度の研究完了時にその社会制度のコストの10%に相当する科学力を得る。
・遺産「ムンド・ペルディド」を解禁する。
(習熟)
居住地上限+1
・伝統「ツォルキン」「ハアブ」を解禁する。

(伝統)
ペットコト:都市にある樹草タイルに科学力+1
双子の奇跡:すべてのユニットが能力「」(負傷しているユニットに対する戦闘力+3)を得る。
ツォルキン:幸福関連の建造物に科学力+2
ハアブ:幸福関連の建造物に文化力+2

(評価)
メキシコの南東部に栄えた文明。高度に発達した「マヤ文字」を持っていました。樹草タイルで科学力を稼いでいく科学文明です。

宮殿は隣接する樹草タイルから科学力+0.5を得られるので、スタート時に建てる位置を考えたほうがいいでしょう。

遺産「ムンド・ペルディド」は建てるだけで科学力+5。さらに、この居住地にある熱帯タイルに科学力+1、幸福度+1がつきます。

固有建造物「クー・ナー」は科学力+3と、樹草タイルに建設した場合は科学力+2、隣接する遺産1つにつき科学力+1なので、「ムンド・ペルディド」周辺に配置していくといいかと。

さらに社会制度「チャクの雨」「カレンダー・ラウンド」、伝統「ペットコト」「ツォルキン」を組み合わせて科学力をブーストさせていきましょう。

科学科学しているのニャ。

固有斥候ユニット「ジャガースレイヤー」は戦える斥候なので、序盤でうまくつかっていきましょう。固有長距離ユニット「フルチェ」と合わせ、伝統「双子の奇跡」の毒能力もとっていけば、そこそこに戦えます。

固有街区「ウェイビル・クー」は技術研究完了時に、その技術の5%に相当する生産力を得られます。これで研究→生産のブーストループをつくっていくといいでしょう。

目的がわかりやすく、内容を理解さえしていれば初心者でもあつかいやすい文明とは思います。

ポイント:戦える斥候のいる科学文明。

ミシシッピ

(属性)
拡張・経済

(解禁)
探検:インカ、ショーニー、ハワイ
近代:メキシコ

(ガチョウ社会)
・すべての建造物は資源から食料+1の隣接ボーナスを得る。
・都市で遺産「モンクス・マウンド」(食料+4。この居住地の資源最大数+4)の建設時に生産力+30%

(ワトナシ:固有商人ユニット)
・交易路を築くと獲得した資源1つにつきゴールド25を得る。

(火矢:固有長距離戦闘ユニット)
・砲撃戦闘力が3高い
・攻囲ユニットに対する戦闘力+3
・タイルを2ターンにわたって「炎上」状態にする。

(ポトコプ:固有施設)
・平地にのみ建設可能。
ゴールド+1
・隣接する資源1つにつき食料+1

(社会制度)
造成
都市で建造物の建設時に生産力+10%
固有の施設「ポトコプ」を解禁する。
(習熟)
居住地上限+1
・遺産「モンクス・マウンド」を解禁。
・伝統「貝殻焼成の陶器」を解禁。

カー・ナー・ハ
・首都の資源最大数+2
・伝統「贈与経済」を解禁。

ワーヒー
・「火矢」は移動力コスト1で2タイル以内を略奪できる。
・伝統「アタッサ」を解禁する。

(伝統)
貝殻焼成の陶器:建造物は資源からゴールド+1の隣接ボーナスを得る。
贈与経済:輸入した資源1つにつきゴールド+1幸福度+1
アタッサ:長距離戦闘ユニットの防御時に戦闘力+4

(評価)
インディアン(ネイティブアメリカン)の祖先であるパレオ・インディアンの農耕社会文明です。資源に隣接するすべての建造物が食料+1を受け取れる資源拡張経済文明さらに伝統貝殻焼成の陶器」をとればゴールド+1の効果も追加されます。

固有施設「ポトコプ」はゴールド+1に加え、資源に隣接させれば食料+1なので、これも適宜置いていきましょう。

遺産「モンクス・マウンド」は食料+4に加え、この居住地の資源最大数+4してくれるので、はやいところ建てておくといいでしょう。

資源で都市が成長していくのニャ。

伝統「贈与経済」では輸入した資源ひとつにつきゴールド+1幸福度+1なので交易も積極的におこなっていきたいところです。

固有遠距離ユニット「火矢」は、射撃したタイルに炎を2ターン残すというものですが、味方も食らいますので注意。よくあるのが「火矢で射撃→近接ユニットでとどめ」で近接ユニットが炎の中に突っ込んでしまうというパターンですね。

あるあるニャ。

変に尖ったところもなく、拡張と金稼ぎのできる汎用性の高い文明なので、初心者でもあつかいやすいとは思います。

ポイント:資源を増やして拡張する経済文明。

ローマ

(属性)
軍事・文化

(解禁)
探検:スペイン、ノルマン
近代:アメリカ、フランス、プロイセン

(十二表法)
・首都や町にある市街タイルに文化力+1
・都市で遺産「コロッセオ」(文化力+3。この居住地にある街区に幸福度+2)の建設時に生産力+30%

(レガトゥス:固有 軍団司令官ユニット)
・3レベルごとに居住地を建設できるチャージを1得る。

(レギオン:固有歩兵ユニット)
・現在の政府に採用している伝統1つにつき戦闘力+1

(フォーラム:固有街区)
・現在の政府に採用している伝統1つにつきゴールド+1、文化力+1

(ユピテル神殿:固有幸福建造物)
幸福度+3
・隣接する幸福関連の建造物・遺産1つにつき文化力+1

(バシリカ:固有ゴールド建造物)
ゴールド+4
・隣接する文化関連の建造物・遺産1つにつき影響力+1

(社会制度)
ローマ軍団
・固有の建造物「ユピテル神殿」を解禁。
・伝統「アウクシリア」を解禁。
(習熟)
レガトゥスが昇格「堡塁」を得る。

キーウィス・ロマヌス
・固有の建造物「バシリカ」を解禁。
・伝統「クルスス・ホノルム」を解禁。
(習熟)
・町1つにつき首都にゴールド+2
・皇帝の代理人 居住地を建設した際に無償で歩兵ユニットを1体獲得。
居住地上限+1
・伝統「ラテン語」を解禁。

ローマ元老院ならび市民
社会政策スロット+1
居住地上限+1
・遺産「コロッセオ」を解禁。
・伝統「市民の第一人者」を解禁。

(伝統)
アウクシリア:町1つにつき首都でユニットの生産時に生産力+5%
クルスス・ホノルム:歩兵ユニットを生産する度にそのユニットの生産コストの25%に相当する文化力を得る。
ラテン語:「成長に専念」をしていない町の食料・ゴールド・文化力+5%
市民の第一人者:首都にある市街タイルに生産力+1

(評価)
現在のイタリアあたりにあった巨大国家。文化力を稼ぎやすい軍事拡張文明です。

首都や町にある市街タイルに文化力+1がつきます。遺産「コロッセオ」や固有街区「フォーラム」、固有建造物「ユピテル神殿」で文化力を稼げるうえに、伝統「クルスス・ホノルム」で歩兵ユニットを生産するたびにそのコストの25%の文化力が得られます。

歩兵生産でも文化力ゲットなのニャ。

活かしていきたいのは、やはりローマの代名詞でもある固有歩兵ユニット「レギオン」ですね。採用している伝統1つにつき戦闘力+1(最大+8)なので、文化力で社会制度をとっていって伝統を解除していくのがいいでしょう。

レギオンつくりつつ、文化力を稼ぎつつで、軍事・文化を強化していきましょう。

お金と影響力は固有建造物「バシリカ」で稼げますので、全体的にもバランスのよい文明といえます。

ポイント:文化の稼げるレギオン軍事国家。

 

総評

簡単にまとめていくと、以下のようになります。

:初心者でもあつかいやすい科学拡張文明。連弩が強い。

アクスム:交易金稼ぎ文明。外交稼ぎにくい、タイル少なめ、陸戦弱めでちょっとあつかいづらい。

エジプト:遺産つくりまくり生産文明。川沿いで力を発揮。

カルタゴ(DLC):1都市の軍事拡張文明。科学力・文化力に難あり。

ギリシャ:影響力稼ぎやすい外交文明。従属国増やしまくりたい宗主国プレイ好きな人へ。

クメール:水害に強い専門家専門の軍事拡張文明。専門家上限+1はあとの時代でも輝く。

ペルシア:戦争しまくり軍事文明。敵地で戦闘力アップ。こぶしで語りたい人向け。

マウリヤ:幸福度爆稼ぎな軍事科学文明。幸福は義務です。

マヤ:科学ブーストたっぷりな科学文明。戦える斥候「ジャガースレイヤー」もいるよ!

ミシシッピ:資源を増やして拡張していく経済文明。「火矢」はつかいどころに注意。

ローマ:文化の稼げる万能軍事文化国家。「レギオン」ラッシュをめざそう。

漢、マヤ、ミシシッピ、ローマあたりが汎用性が高くて初心者でもつかいやすそうニャ。

ペルシア&クセルクセス1世」の戦争しまくりプレイや、「エジプト&ハトシェプスト」の遺産つくりまくりプレイも方向性がわかりやすくて、初心者にはやりやすいとは思います。

カルタゴアクスムはちょっとテクニカルなので、ゲームにあるていど慣れてからのほうがいいとは思いますね。

それでは次回「探検編」で会いましょう!【追記】次回できました。以下のリンクから。