【Civ7】クセルクセス1世の能力と評価は?指導者評価シリーズ#4|シヴィライゼーションⅦ

シヴィライゼーションⅦCIV7指導者評価

CIV7 shidousha 04

シヴィライゼーションⅦ指導者能力評価シリーズの第4回目は、アケメネス朝ペルシアの王・クセルクセス1世です。

殴り合いで強そうなおっさんニャ。

パーソナリティが2種類(諸王の王、アケメネス)あって、「諸王の王」は軍事指向ですね。

とりあえず見ていきましょう。前回のアウグストゥスは以下のリンクから。

 

人物について

クセルクセス1世は、アケメネス朝ペルシアの王・ダレイオス1世の子です。

当時、ペルシアと、ギリシアの諸都市連合軍があらそっていました。ダレイオス1世は遠征軍を送り、「ペルシア戦争」とよばれる長期におよぶいくさをはじめます。

このいくさにおいてスパルタ王・レオニダス1世は300人の兵士をひきい、ペルシアの大軍と壮絶なたたかいをくりひろげます。このあたりは映画「300(スリーハンドレッド)」でも有名ですね。

ムキムキ軍団ニャ。

映画だとダレイオス1世が討ち取られていますが、実際にはその何年も前に亡くなっていますので戦場にはいませんでした。

紀元前486年にダレイオス1世が崩御すると、クセルクセス1世が王位を継いでペルシア戦争を継続します。

紀元前480年には「テルモピュライの戦い」では、迫りくるペルシア大軍を相手に、ダレイオス1世が300の兵で奮戦して命を落とします。

そののちに有名な「サラミスの海戦」が起こり、ギリシア艦隊がペルシアを破ります。この敗戦でクセルクセス1世は戦意を喪失して帰国。以降、ギリシアとのたたかいは息子のアルタクセルクセス1世にまかせることとなりました。

帰国後、ゲーム中の遺産にもある「万国の門」をつくるなどして、建築事業に力を入れます。しかしこれによって国の財政が圧迫され、衰退の道へと進みはじめます。

紀元前465年には、国内の権力争いにまきこまれ、護衛隊長のアルタバノスに暗殺されてしまいました。

なんかあまりいいところがないのニャ。

 

能力について

諸王の王

(属性)
軍事・経済

反乱の鎮圧者
・中立および敵の領土で攻撃しているユニットの戦闘力+3。
・初めて居住地を占領すると時代ごとにゴールドと文化力を100。
・居住地のゴールド+10%(自分が築いたのでない居住地では2倍)
・時代ごとに居住地上限+1

(AIアジェンダ(行動方針)「戦火の王」)
・戦争状態であるプレイヤーとは少し関係が改善する。
・戦争状態でないプレイヤーとは中程度関係が悪化する。

能力がごちゃごちゃといろいろ多いのニャ。

能力はいろいろありますが、敵地での戦闘力+3は地味に強いですね。戦争には勝ちやすいので、どんどん仕掛けていくといいでしょう。

AIの挙動としては「戦争してるやつは好き、してないやつは嫌い」みたいな感じですね。

脳筋なのニャ。

アケメネス(DLC)

(属性)
経済・文化

(シルクロード)
・他のすべての指導者との交易路の上限+1、交易範囲+10
交易路または道路を築くと、時代ごとにゴールド+100、文化力+50
・固有の建造物と施設の時代ごとのゴールドと文化力+1

(AIアジェンダ(行動方針)「コインの王」)
・クセルクセス1世よりも交易路が少ないプレイヤーとは少し関係が改善する。
・クセルクセス1世よりも交易路が同数以上のプレイヤーとは中程度関係が悪化する。

完全に交易特化なのニャ。

金稼ぎプレイになりますね。DLCなので卑弥呼同様、ピーキーな感じになっています。

AIの挙動としては「俺より交易路が多いやつは許さん」みたいな感じです。

 

記念品

諸王の王

2:スキタイの戦斧
司令官が獲得した経験値1につき時代ごとのゴールド+1

3:経済属性ノード
交易と財宝船団から得られるゴールド+25%

4:探検の時代の経済レガシーカード
クセルクセス1世(諸王の王)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:ゴールド+15%、食料-10%

4:探検の時代の軍事レガシーカード
クセルクセス1世(諸王の王)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:海洋ユニットの戦闘力+3、影響力-10%

5:蓮の花
ゴールド収入の4%に相当する科学力と文化力を追加で得る。

6 クセルクセス1世(諸王の王)のバッジ1
カスタマイズ可能なバッジ入手。

6:クセルクセス1世(諸王の王)のバナー
カスタマイズ可能なバナー入手。

7:軍事属性ノード
すべてのユニットの区域に対する戦闘力+5

8:近代の経済レガシーカード
クセルクセス1世(諸王の王)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:ゴールド+15%、食料-10%

8:近代の軍事レガシーカード
クセルクセス1世(諸王の王)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:航空ユニットの戦闘力+3、影響力-10%

9:黄金の杖
これまでに征服した他文明の居住地1つにつき時代ごとのゴールド+3

10:クセルクセス1世(諸王の王)のバッジ2
カスタマイズ可能なバッジ入手。

10:諸王の王
カスタマイズ可能な称号入手。

ゴールド関係のものが多いニャ。

能力に「居住地のゴールド+10%」があるので、それのブーストとして組み合わせていってもいいでしょう。

蓮の花」はゴールドから科学力と文化力を産出できますので、稼ぎつつ、科学力・文化力を上げつつといったこともできます。

アケメネス

2:香炉
有効な交易路1つにつき時代ごとに文化力+2

3:文化属性ノード
傑作スロットのある建造物や遺産の建設に対する生産力+15%

4:探検の時代の文化レガシーカード
クセルクセス1世(アケメネス)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:文化力+15%、科学力-10%

4:探検の時代の経済レガシーカード
クセルクセス1世(アケメネス)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:ゴールド+15%、食料-10%

5:縦溝彫りの金のフィアレー
他のすべての指導者との交易路の上限+1

6:クセルクセス1世(アケメネス)のバッジ1
カスタマイズ可能なバッジ入手。

6:クセルクセス1世(アケメネス)のバナー
カスタマイズ可能なバナー入手。

7:経済属性ノード
交易と財宝船団から得られるゴールド+25%

8:近代の文化レガシーカード
クセルクセス1世(アケメネス)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:文化力+15%、科学力-10%

8:近代の経済レガシーカード
クセルクセス1世(アケメネス)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:ゴールド+15%、食料-10%

9:玉髄の封印
固有建造物と固有施設の文化力とゴールド+1

10:クセルクセス1世(アケメネス)のバッジ2
カスタマイズ可能なバッジ入手。

10:シルクロードの大王
カスタマイズ可能な称号入手。

文化力を生み出してくれるものが多めニャ。

香炉」や「玉髄の封印」、「経済属性ノード」あたりは組み込んでいくとブースト効果がありますね。

 

戦略と総評

諸王の王」はわかりやすく、「とにかく敵地に入って殴れ」です。戦争が好きなプレイヤーでしたら、クセルクセス1世を選んでおけば勝利を重ねることができるでしょう。戦争が苦手な人も、攻撃力が上がるので勝ちやすくはなります。

スタート文明としては、やはり自国のペルシアですね。「歩兵ユニットの攻撃時戦闘力+3」があるので、攻撃力をさらに上乗せできます。

遺産「万国の門」(すべての戦争の支持+2)の建設時生産力+30%もあるので、これを早いところつくって戦争プレイに持ち込むといいでしょう。

探検時代はモンゴルの固有ユニットをつかって荒らしまくるプレイでもいいでしょう。

近代はロシアあたりでも。とにかく戦争を続けていく形になります。

制覇勝利をめざしていくのニャ。

アケメネス」のほうは交易路特化ですね。交易である以上、相手依存・環境依存でもあるので、都市の数によってはほとんど活かしきれない可能性もあります。自分ひとりで制御しきれないところがちょっと嫌ですね。

そして相手がいてこその交易なので、「諸王の王」とはぎゃくで戦争しないプレイになりがちです。金と文化を稼ぐ形ですね。

スタート文明は、固有交易ユニットのあるミシシッピアクスムあたりで金稼ぎをするのもいいでしょう。

探検時代はソンガイ(交易路1つにつきゴールド+3)チョーラ(交易関係改善で交易路+1)、近代は状況次第でといった感じです。交易プレイなのでハマれば強いですが、シチュエーション次第でうまくいかなくなったりしますしね。

安定感が低いのニャ。

次回はエカチェリーナ2世です。