【Civ7】アップデート1.3.1リリース!内容解説ー「力の潮流」後半追加

シヴィライゼーションⅦシミュレーション

civ7 update131

シヴィライゼーションⅦ』のアップデート1.3.1がリリースされました。おもな変更は最新マップタイプ 「砕けた海」やいまのところ無料DLC「力の潮流」の後半追加ですね。

DLC「力の潮流」は来年1月5日に有料化するのニャ。

それまでに登録しておいたほうがいいですね。とりあえず開発日記のアップデート内容を見ていきましょう。

 

アップデート1.3.1

Civファンの皆さま

アップデート1.3.1が、全プラットフォームで配信されました。本アップデートには、「力の潮流」コレクションの後半に加え、新マップタイプ「砕けた海」、バイオームの改善、さらに複数の文明に対する追加のバランス調整が含まれています。

これまでのアップデートでもお伝えしてきた通り、水面下ではより大きなプロジェクトが進行中のため今回はやや軽めの内容ですが、ホリデーシーズン前に新しいゲームプレイをお届けしたいと考え、今回の配信となりました。

まだ「力の潮流」コレクションを入手していない方も、『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』のプレイヤーであれば、2026年1月5日(月)までの期間中に、お好きなプラットフォームで無料*で入手可能です(入手すれば期間後も引き続きプレイできます)!

パート2では、新たな指導者サイイーダ・アル・フッラに加え、オスマンとアイスランドの文明が登場します。

最初に手短にお伝えしたいこと

  • 可能な限り既存のセーブデータとの後方互換性を維持することを目指していますが、新しい能力や効果の中には、ニューゲームを始めるか、現在のキャンペーンで次の時代に進むまで反映されないものもあります。最適な体験のために、ニューゲームを始めるか、次の時代まで現在のゲームを続けていただくことをお勧めします。
  • 新しいバグや不具合が発生した場合は、MODの無効化を試してください。最新のアップデートに未対応のものがある場合があります。
  • Steamでプレイしていて、以前のバージョンで現在のセーブデータをクリアしたい場合は、Steamのレガシーベータブランチをご利用ください。

マップ「砕けた海」

前回の「開発チームより」でも触れましたが、私たちは新たなマップ生成技術のテストを続けてきました。そして今回、その成果として誕生した最新のマップタイプ 「砕けた海」 をご紹介します!

砕けた海は、パンゲアと群島マップを組み合わせたような構成で、浅瀬によって隔てられた大きな島々から成り立っています。これらの島は居住地を2つ3つほど築ける十分な広さがありますが、国家をさらに拡大するには、早い段階から海へ進出する必要があります。

パンゲアマップと同様に、マップの大部分は古代から探索可能で、探検の時代には外洋に点在する遠隔地の島々を発見することができます。

ナビゲーションをより快適にする追加要素として、ミニマップに沿岸部の海域表示を追加したことによって、このマップタイプ(および他のマップ)も、より探索しやすくなっています。

海洋要素の重要度が増す「砕けた海」のゲーム性は、直前の海洋アップデートや「力の潮流」コレクションの新コンテンツと組み合わせると、さらに楽しめます。帆走術の研究を急ぎ、コグ船を建造して、大海原へと出航しましょう!

バイオームの改善

新たなマップタイプの追加に加え、今回はコアとなるマップ生成システムにもバイオームを中心としたアップデートを行いました。

すべてのマップタイプにおいて、降雨、風向き、山岳による雨陰、川からの水の供給、そして緯度がバイオーム生成に与える影響を調整しています。この変更により、より自然な形状のバイオームが生成されるようになります。

これほど多くの要素が連動するプロシージャル生成システムですので、私たちはフィードバックを重視し、基本となる体験をより良くするために継続的な調整を行います。

今後のアップデートでは、海面の高さや世界の時代など、さらに多くの設定項目を追加するなど、さらなるマップ改善を予定しています。

戦略面のバランス調整

バランス調整は引き続き進行中です。アップデート1.3.1では、エジプト、アメリカ、ロシアなど、いくつかの文明に対して調整を行いました。一部は報告されていた不具合への対応(ショーニー族の固有施設の調整など)であり、また一部は弱体化と強化の両方を組み合わせたバランス調整となっています。

エジプトは前回のアップデート以降、特に際立った強さを見せていましたが、皆さんからのフィードバックによって「さすがに有利すぎる」という声が多く寄せられました。ファラオといえども、少々優位性が積み重なりすぎていたため、今回のアップデートでやや控えめになるよう調整しています。

エジプトがナーフされたのニャ。

今回のアップデートで、ひとまず文明への重点的なバランス調整は一区切りとなります(必要に応じて今後も微調整は行います)。今後数カ月は、ほかのシステムへの注力へとフォーカスを移していきます。

ゲームプレイ

AI

  • AIが都市国家ボーナスによって獲得した固有の外交アクションを、適切に使用するようになりました。
  • AIが海賊共和国を操作している際、移動力ポイントが残っていれば、海洋ユニット撃破後にスループを移動させるようになりました。
  • 独立勢力がプレイヤーの居住地を襲撃中に友好的関係へ変化した場合、独立勢力の軍団司令官が移動や行動を行わなくなる不具合を修正しました。
  • プレイヤーが「襲撃を扇動」を選択後、独立勢力AIが軍団司令官を統合できなくなる問題を修正しました。
  • 布薩、憲章、啓蒙思想、後援、年季奉公、植民地の剰余がスロットに設定された際、施設に対する産出タイプの隣接ボーナスが正しく適用されるようになりました。
  • AIが和平協定を提案した際、占領した居住地が元の所有者に返還されない不具合を修正しました。
  • 近代において、AIが友好的な文明や同盟国に対しても防諜活動を過剰に行ってしまう問題を修正しました。AIは今後、ほかの指導者との関係性に基づいて、外交アクションの優先順位を適切に判断するようになります。

外交

  • プレイヤーの外交パネルが、プレイヤー自身の文明および指導者の固有要素を自動的に表示するようになり、さらに「伝統」も表示されるようになりました。また、前提となる技術や社会制度がある項目については、その解除条件も表示されるようになりました。
  • 軍事展開非難が正しい条件文で表示されるようになり、トンガでプレイ中に遠隔地の指導者と会った際、「和平協定」と誤って表示されていた不具合を修正しました。

環境

  • 水域タイルにバイオームの種類(海洋)が表示されるようになりました。
  • 近代において、鯨と魚が外洋に出現するようになりました。
  • (★:コミュニティの声を反映した項目)降雨がバイオームに与える影響がより大きくなり、山地は雨陰効果を生み、降雨量の少ない地域を形成します。これは偏西風および偏東風の挙動に基づいており、乾燥地帯は緯度によって変化します。
  • カニが航行可能な河川にも出現するようになりました。
  • 遺跡が居住地の領域内にあり、その居住地が征服された場合でも、「秘宝を発掘」が使用不可にならないよう修正しました。

経済

  • 本土から一部の遠隔地の居住地へ交易路を作成できなくなる問題を修正しました。
  • 塩とトリュフが、都市のスロットに配置されたとき、ユニットの訓練に対して+20%の生産力が正しく適用されるようになりました。
    • 開発者ノート:前回のアップデート以降も、これらの資源に関する問題が一部のプレイヤーにおいて引き続き発生していましたが、今回の調整により、意図した通りに正常に機能するようになるはずです。
  • 粘土資源タイル上に「粘土採取場」を建設した際、技術や倉庫からの生産力ボーナスが正しく適用されるようになりました。
  • 大ステッレによるゴールドが、探検の時代および現代における遺産建設時に、時代ごとに正しく変化するようになりました。
  • プレイヤーが1つの居住地内に複数のマワスカウェ・スコテ施設を建設した際に、ウィイェヒ・シメコフィの習熟の効果がマワスカウェ・スコテに重複適用されなくなりました。
  • 産出量を増加させる政策カードを外した際に、影響を受けた未開発タイルが産出量のプレビューを表示しなくなりました。

伝説と記念品

  • 二丁拳銃の記念品が再調整され、海洋ユニットの攻撃時に戦闘力+2 を付与する効果に変更されました。これにより、防衛時には戦闘力ボーナスが適用されなくなりました。

その他

  • 沿岸タイルがミニマップ上に表示されるようになりました。
  • ショーニー文明が解除可能/解除済みとして正しく表示されない不具合を修正しました。
  • 古代の技術ツリーにおいて、航海術が未来技術の前提条件となりました。
  • マップ上のワールドラップ効果について、各種ビジュアルおよびカメラ関連の改善を行いました。

軍事

  • 軍団司令官の集中射撃は、海洋ユニットが軍団司令官の指揮範囲内にいる場合、海洋ユニットに対して使用できなくなりました。
  • 士官学校が居住地で艦隊/航空司令官を訓練した際に、正しく無償レベルを付与するようになりました。
  • 元の居住地が占領された場合でも、財宝輸送隊の出発地点および財宝船団ポイントの情報が消失しなくなりました。
  • 古代で「船小屋」の固有社会制度習熟を解除した際、海洋ユニットがほかの海洋ユニットを攻撃しなくなりました。
  • 私掠船の説明画面に、「海賊」能力が正しく表示されるようになりました。
  • 無傷の宮殿またはシティホールのみが残っている占領された都心タイルが、有効な沿岸襲撃対象として表示されなくなりました。
  • 「力の潮流」DLCの固有ユニットを入手した際のユニット維持費が一貫した値になりました。
  • フリードリヒ2世でプレイ中、古代の軍団司令官が探検の時代へ移行した際に、誤って追加の指揮範囲ボーナスを受け取ってしまう不具合を修正しました。
  • 軍団司令官の強化された指揮範囲内でユニットが敵にダメージを与えた際、軍団司令官が経験値を獲得できなくなる不具合を修正しました。
  • 近代における硝石資源の説明文を更新し、攻囲ユニットに加えて重海洋ユニットにも適用されることが明記されました。
    • 開発者ノート:硝石はこれまでも海洋ユニットと包囲ユニットの両方に適用されていました(ただし説明には未記載)。重海洋ユニットと軽海洋ユニットの追加に伴い、この仕様を明確化すると同時に、重海洋ユニットの新たな射程特性を強調するため、表記を調整しました。
  • 私掠船やスループなどの海洋近接ユニットが、捕獲不可のユニットを撃破した場合は正しくそのタイルに前進し、捕獲可能なユニットを撃破した場合は正しくその場を保持するようになりました。
  • 和平協定によって獲得した町や都市に配置されていた敵ユニットが、再び宣戦布告するまで移動不能になる不具合を修正しました。

遺産

  • 遺産「アレキサンドリア図書館」がゲームに追加されました。基本産出量として科学力+4、さらに国家内のすべての科学関連の建造物に科学力+1 を付与します。写本スロットを3枠備え、区域に隣接して建設する必要があります。数学の技術習熟で解除されます。
    • 開発者ノート:この遺産は、役割が何度も変更されたため、長らく実装のタイミングを待っていました。今回の追加により、古代の文化レガシーパスの達成が少し楽になり、より科学に特化した国家の構築がしやすくなることを期待しています。

指導者と文明

指導者

  • エドワード・ティーチ(「力の潮流」コレクション)
    • エドワード・ティーチの能力が、反撃ダメージによって敵の海洋ユニットを撃破した際にも、正しくゴールドを獲得するようになりました。

文明

  • エジプト
    • ドゥアトの富:遺産に対する生産力+10%、砂漠地形にある遺産では2倍になる。砂漠地形にある遺産の生産力+2。(以前:遺産の建設に対して生産力+15%。砂漠地形の遺産については効果が2倍。さらに、砂漠地形の遺産に生産力+2。)
    • オシリスの賜物:航行可能な河川にある施設や区域の生産力+2。(以前:航行可能な河川や小規模河川にある施設と区域の生産力+2)
      • 開発者ノート:エジプトに対する今回の調整の大部分では、小規模河川に対するボーナスを削除しました。これにより、エジプトの強力な河川国家は引き続き高い力を維持しつつ、航行可能な河川から離れた場所では、過度に有利にならないよう調整されています。
    • アケト:航行可能な河川にある施設や区域の食料+2。(以前:航行可能な河川や小規模河川にある施設や区域の食料+2)
    • ケメット:航行可能な河川にある施設や区域の文化力+1。(以前:航行可能な河川や小規模河川にある施設や区域の文化力+1)
  • アメリカ
    • ゴールドラッシュ:資源タイルにゴールド+3。(以前:割り当てられた資源1つにつきゴールド+5)
      • 開発者ノート:アメリカは能力によってゴールドと影響力を過剰に獲得できていたため、全体的な数値の引き下げを行いました。この調整により文明としては弱体化しますが、近代で想定された経済ゲームプレイにより近づく形になります。
    • 武器貸与:交易路1本につきゴールド+5、影響力+1 。(以前:交易路1本につきゴールド+25、影響力+5)
    • 泥棒貴族:都市に割り当てられた資源1つにつき影響力+1 。(以前:割り当てられた資源1つにつき影響力+2)
    • 産業界の旗手(ティア2):資源の生産力+1。居住地上限+1。(以前:資源の生産力+2、居住地上限+1。)
    • アメリカの才能(ティア2):探鉱者または海兵隊を訓練するたびに追加で1つ獲得する。(以前:探鉱者が25%のゴールド割引を得る)
  • ロシア
    • 啓蒙:街区の文化力+1、ツンドラの街区の科学力+1。(以前:区域の文化力+1、科学力+1、ツンドラでは効果が2倍)
      • 開発者ノート:ツンドラに依存しつつも、ロシアは中程度の初期配置で意外な強さを発揮していました。近代文明として、多くの場合は優れた基盤が整ったときだけ移行していたためです。今回の変更では、その基盤構築を依然として評価しつつ、もう少し努力を要するように調整しました。
    • 農奴制(ティア1):オプシーナを解除する。遺産に対する生産力+10%。町の農場の食料+1。以前:オプシーナを解除する。町の農場の食料+1。)
    • 帝国政府官職表(ティア1):都市の市街区域のゴールド+1、生産力+1。エルミタージュ美術館。(以前:都市の市街区域のゴールド+1。エルミタージュ美術館。)
    • オプシーナ:この居住地内のすべての農場の食料+1。ツンドラにある場合は文化力+2。ロシア帝国の固有施設。時代を問わない。タイルの倉庫ボーナスは失われない。ほかのオプシーナに隣接して建設不可。(以前:この居住地内のすべての農場の食料+2。ツンドラにある場合は 文化力+2。ロシア帝国の固有施設。時代を問わない。タイルの倉庫ボーナスは失われない。ほかのオプシーナに隣接不可。)
  • ブガンダ
    • 河川襲撃:建造物や施設を略奪すると、得られた産出量または回復量と同等の追加の文化力を獲得する。陸上ユニットが水陸両用のキーワードを獲得し、乗船中も戦闘力を維持し、乗船および下船時の移動ペナルティがない。さらに、民間人ユニットおよび支援ユニットは、乗船中の移動速度が+3。(以前:建造物や施設を略奪すると、得られた産出量または回復量と同等の追加の文化力を獲得する。陸上ユニットが水陸両用のキーワードを獲得し、乗船中も戦闘力を維持し、乗船および下船時の移動ペナルティがない。
  • カルタゴ
    • 船小屋(ティア2):体力最大時の海洋ユニットは戦闘力+5。 (以前:海洋ユニットの射程+1)
      • 開発者ノート:先日の海洋ユニットの調整により、軽海洋ユニットと重海洋ユニットそれぞれに明確な役割が与えられたため、この能力もそれに合わせて更新しました。
  • ソンガイ
    • ソンガイの固有能力は、資源を割り当てた際、航行可能な河川沿いにある都市にのみ正しく生産力を付与するよう修正されました。
    • ソンガイの伝統「トンブクトゥ」の説明文を更新しました。

UI

配置と間隔

  • スパイ活動報告ウィンドウのUIを改善しました。
  • 指導者レベルのUIを改善し、チャレンジ進展メニュー表示時に指導者の肖像が重なってしまう不具合を修正しました。
  • 高度なオプションメニューにおいて、スクロールバーを下方向にクリック&ドラッグした際に、想定範囲を超えて移動してしまう不具合を修正しました。
  • 超ワイド解像度(3840×1600)でほかの指導者の戦争を支持している際、指導者の肖像と支持バーがずれて表示される問題を修正しました。

コントローラー固有

  • 携帯機視聴媒体オプションを使用時、属性ツリーで左ノードを選択した際に右ノードがハイライトされてしまう不具合を修正しました。

シヴィロペディア

  • 「海賊」の項目を新たに追加しました。
  • 「Marine」でシヴィロペディア内を検索した際、ユニット名「Marine(海兵隊)」と地形名「Marine(海洋)」が、それぞれ固有の項目として正しく表示されるようになりました。
  • 祝宴中の幸福度の蓄積について、シヴィロペディア内の該当項目で正しく明確に記述されるようになりました。

一般

  • MOD制作者が、オプション画面に項目を追加できるようになりました。
  • 商人を選択した際、利用可能な交易路が正しく表示されるようになりました。
  • 海洋ユニットの「海洋攻撃」アクションにおいて、敵対ユニットを対象に選択した際に、赤い矢印のプレビューが表示されない不具合を修正しました。
  • 居住地の成長パネルを開いた際に、開拓者レンズが有効なまま残ってしまう問題を修正しました。
  • 独立勢力の私掠船ユニットに、「海賊」能力のアイコンを追加しました。
  • チュートリアルを有効にした状態で古代のゲームを開始した際、チュートリアルのウェルカムメッセージが正しく表示されるようになりました。
  • 区域の体力が最大値まで回復した際、体力バーが正しく消えるようになりました。
  • 「進展状況」画面で表示される「基礎」および「指導者」バナーの解除項目において、アミナのバナーに誤って使用されていたアートを正しいものに差し替えました。
  • 「設定を保存」メニューで設定ファイルを表示した際に、ダウンロードコンテンツが正しく表示されるようになりました。
  • 未遭遇の指導者と交戦中の指導者の間で同盟を結ぼうとした際、未遭遇の指導者の肖像が空白になる不具合を修正しました。
  • オプションのグラフィックタブで「リセット」を選択した際、解像度設定が正しくデフォルトの「自動」に戻るようになりました。
  • オプションメニューで「Intel XeSS フレーム生成」と「Intel Xe 低遅延」設定を変更した際に発生する可能性があった致命的クラッシュの不具合を修正しました。

テキストの変更

  • バッカニアの連携攻撃/集中射撃が失敗した場合、指揮範囲内のユニットと戦争状態である必要があることを示すテキストが表示されるようになりました。
  • 古代および探検の時代の社会政策で、建造物に産出量を付与するものについては、 現在の時代の建造物にのみ適用され、過去の時代の建造物には適用されないことが、正しく明記されるようになりました。
  • マルチプレイヤーロビーで文明の説明を表示した際、固有ユニットや固有建造物の名称が表示されない不具合を修正しました。
  • さまざまなテキストの改善と修正を行いました。

ツールチップ

  • 空母ユニットのツールチップに、撃破後にユニットが再出現する情報を追加しました。
  • 艦隊司令官の「軍団を編成」能力のツールチップにおいて、ユニットが正しく「ユニット」と表記されるようになりました。
  • 建設中の遺産にカーソルを合わせた際、「進行中」の情報が正しく表示されるようになりました。

オーディオ

  • 中央集権化の社会制度において、音声ナレーションが表示されている引用文と一致するようになりました。

プラットフォーム固有

PlayStation

  • ゲームプレイからメインメニューへ戻る際の安定性が向上しました。

Epic

  • スペイン語でゲームを起動した際に、未翻訳テキストが表示されていた問題を修正しました。

コンテンツコレクション

「力の潮流」コレクション – パート2

海をテーマにした新しいコンテンツコレクション「力の潮流」の後半を配信します!

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』をプレイし、フィードバックの提供やコンテンツの制作などをしてくださったプレイヤーの皆さまへの感謝を込めて、このコレクションは2026年1月5日(月)まで、すべてのプレイヤーに無料で提供いたします。その後は有料で販売となります。

同コレクションの後半は本日のアップデートとともに配信され、新たな指導者サイイーダ・アル・フッラと、オスマンおよびアイスランドの文明が登場します。

指導者

(「力の潮流」DLC)新しい指導者「サイイーダ・アル・フッラ」を追加しました。

グラナダの陥落後、モロッコの長となったサイイーダ・アル・フッラは、北アフリカのイベリア勢力に立ち向かった。テトゥアン唯一の支配者であった彼女は、ヨーロッパ人の母国語を操って彼らを説き伏せ、その称賛を勝ち取った勇猛な外交家だった。対話が決裂したときはバルバリア海賊の手を借りることも辞さず、名の知れた海賊たちと同盟を結んで海域の安全と都市の富を守った。

  • 属性:外交、軍事
  • 固有能力 – ハキマ・タトワン:スパイ活動アクションを完了するたびに海洋ユニットを1つ受け取る。区域に駐留する海洋ユニットは、時代ごとの文化力と影響力が増加する。スパイ活動が発見されても影響力のペナルティがない。対戦相手から防諜活動を使われない。
  • アジェンダ – ワッタース朝:マップ上で海洋ユニットが最も多い指導者との関係が中程度悪化する。マップ上で海洋ユニットが最も少ない指導者との関係がわずかに改善する。

文明

(「力の潮流」DLC)新しい探検の時代の文明「アイスランド」を追加しました。

火山が点在し、風が吹きすさぶ島で、アイスランド人は長と戦士、法律家と学者から成る共同体を築いた。アイスランドのロングシップは広く遠くまで航行を可能にし、探検家たちが北アメリカに進出したように、バイキングたちはヨーロッパの河川や海岸を震撼させた。詩人とサガの書き手たちは、神々と聖人の物語や英雄譚とともに、バイキングの活躍を語り継いでいる。アイスランドの独立は数世紀にわたって続いたが、やがて内戦で弱体化し、ノルウェーに吸収された。

  • 属性:軍事、文化
  • 固有能力 – ヘイムスクリングラ:遠隔地で自然遺産を発見すると一定量の文化力を得る(効果はゲーム速度に応じて変化する)。伝道師のコストが上がる。
  • 固有の民間人ユニット – サガの英雄:偉人。集会場がある居住地で訓練可能。
  • 固有の軍事ユニット – バイキング:固有の海洋ユニット。沿岸襲撃を行うと、略奪による産出量の一定割合に相当する科学力を得る。視界が増加する。
  • 固有遺産 – レイクホルト:文化力ベース。この都市にある傑作1つにつき、この都市の軍事ユニットに対する生産力が増加する。一定数の遺物スロットを持つ。ツンドラタイルに配置する必要がある。

(「力の潮流」DLC)新しい近代の文明「オスマン」を追加しました。

ボスポラス海峡の沿岸で興ったオスマン帝国は、6世紀にわたって3つの大陸を支配下に置いた。19世紀のグランドバザールは世界中の富が行き交う場であり、オスマン帝国海軍は海の支配者だった。宗教と世俗の対立をきっかけに、オスマン帝国は新たな時代に向けた改革を迫られる。しかし、その変容は遅きに失し、帝国は現代のトルコ共和国に覇権を譲ることになった。

  • 属性:軍事、文化
  • 固有能力 – 崇高なるオスマン帝国:指導者がオスマンの領土で秘宝を発掘すると、追加の秘宝を1つもたらす。歩兵ユニットと海洋ユニットは攻撃時に戦闘力が増加する。
  • 固有の軍事ユニット – バリバリア・コルセア:固有の軽海洋ユニット。沿岸襲撃に移動力を消費しない。
  • 固有の軍事ユニット – イェニチェリ:固有の歩兵。他の陸上ユニットに対する戦闘力が増加する。区域に配置されているか占領しているイェニチェリ1つにつき、居住地が幸福度ペナルティを受ける。
  • 固有遺産 – スルタンアフメト・モスク:幸福度ベース。この居住地の遺産の文化とゴールドが増加する。探検の時代の遺産では増加量が増え、古代の遺産ではさらに増加量が増える。ほかの遺産に隣接して建設する必要がある。

『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』をお持ちの方が対象です。提供は日本時間2026年1月6日(火)午前0時59分に終了予定です。ゲームをお持ちの方は、2025年11月4日(火)から日本時間2026年1月6日(火)午前0時59分の間に受け取る必要があります。受け取り方法の詳細は、www.civilization.com をご覧ください。利用規約が適用されます。