『ステラリス』のDLC、どれがおすすめ?全DLCを5段階評価【Stellaris】

2020年3月18日

ST1

Stellaris』は2016年5月9日にSteamから配信されたSFストラテジーゲームです。

『Europa Universalis IV(EU4)』や『Crusader Kings II(CK2)』などの歴史ゲーム中心だったParadox社がSFを題材にしたゲームを出したため、配信当時は大きな話題になりました。

現在ではDLCも増えてきたため、一度まとめることにしました。基本的にEU4のような必須DLCというものはないので、おすすめ度という形で5段階評価します。

本作初プレイの人は、バニラ状態(DLCを入れない状態)で遊んで、物足りなくなってきたらDLCを追加するのがいいでしょう。本体自体の完成度が高い作品なので、最初からDLCを入れる必要はないかと思います

拡張DLC以外に、ストーリーパックDLC種族イラスト追加DLCDLCパック購入時の注意点などについても言及します。新DLC「Federations」は配信後にプレイしてから情報を追加する予定です。【追記】「Federations」が配信されたので書き加えました。

セット買いするときの注意点については、記事最後のほうの「DLCセット(まとめ買い)購入時の注意点」を参照してください。

 

拡張DLC

Utopia

ST4

Utopia(おすすめ度:4)

大きな特徴としては巨大構造物の建造が可能になります。

ダイソンスフィア、リングワールド、軌道上住居など、SFファンが好きそうな巨大構造物が登場。これらにピンときた方は導入すると楽しくなるでしょう。ただしかんたんに建造できるものではありませんが。

また条件を満たすことにより、アセンションパークというボーナス効果が追加されます。具体的には研究速度が10%上がるみたいなものですね。ただこれは、2.0アップデートによって本DLCなしでも使えるようになりました。

また種族を進化させるアセンションパスや、5年に1度異次元へアクセスできる「the Shroud」などの要素も追加されます。

統合形態に「集合意識」という、これもSFファンが好きそうなものが追加されます。原始文明を教化することや、奴隷に「戦闘奴隷」「家内奴隷」などを追加したりなどもあります。

国是には「機械主義」「混合進化」「狂信的な浄化主義」が追加されます。

普通にプレイするにはあまり使わない要素が多いので、あるていどバニラをやり込んでからのほうがいいかもしれません。

ポイント:巨大構造体を作りたい人向け。

 

Apocalypse

ST3

Apocalypse(おすすめ度:3)

タイタン級やコロッサス級の巨大戦艦を建造可能になります。

「SFといえばタイタン級」という方にはおすすめです。『EVE Online』というSFゲームでも、タイタン級が敵地にワープして大きな戦争につながったという事件がありましたね。

コロッサスは惑星攻撃用の戦略兵器です。スターウォーズのデススター的な存在ですね。対艦戦闘能力は皆無なので運用には気をつけましょう。

それから防衛プラットフォームでイオン砲が使用できます。

またモンゴルの騎馬民族を思わせるような「マローダ」が追加されます。入植をしない民族で、略奪をしてきたりします。傭兵として雇い入れることも可能です。

「ポスト・アポカリプス」「野蛮な略奪者」「生命の播種」など、世紀末的ヒャッハーな国是も追加されます。

ポイント:巨大戦艦を作りたい人向け。

 

MegaCorp

ST5

MegaCorp(おすすめ度:4)

経済プレイ強化DLC企業帝国のCEOとしてプレイすることができ、影響力を他の星々へと広げることが可能です。貿易協定のある帝国の中に支社を置くこともできます。

巨大芸術体験施設」「星間会議場」など、巨大構造物の建造も可能。銀河市場や奴隷市場も開催され、戦争一辺倒だったゲームプレイに変化をあたえてくれます。

異なる種族を交配する「異種族間交配」も可能に。『Stellaris』に飽きてきたころに本DLCを導入すると、いいテコ入れになるかと思います。

ポイント:企業のCEOとして、銀河を経済で征服したい人向け。

 

Federations

ST10

Federations(おすすめ度:4)

まだ配信されていませんが、事前情報としては外交機能強化DLCのようです。【追記】配信されました。「起源」システムで国家のバックグラウンドに肉付けできるなど、良DLCです。

「MegaCorp」が経済による支配だとすると、本DLCは外交による支配が可能になります。

銀河議会という国連のようなものがあり、そこでルールを設定したり、決議を可決したりといったことができます。

また帝国誕生までの歴史を設定して、開始状態を変更することが可能です。「起源」システムと呼ばれるもので、帝国がどのようにして現在の状態になったかを決めていくことができます。

さらに可動式巨大惑星基地「Juggernaut」や、生産速度の速い超巨大構造物「Mega Shipyard」など、巨大構造物の建造ができるようになります。

ポイント:外交で銀河を支配したい人向け。また「起源」システムで帝国の生い立ちを肉付けしてロールプレイしたい人向け。

 

ストーリーパックDLC

ストーリーパックDLCは、ゲーム内にイベントやBGM、ポートレートなどを追加します。ゲームプレイに変化が欲しくなったときに導入するといいでしょう。

ただ導入によってゲームの難度が上がるため、あるていどゲームに慣れてからのほうがいいかもしれません。またストーリーは意識してイベントを追っていかないと発生しないので注意が必要です。

Leviathans

ST6

Leviathans(おすすめ度:2)

某有名RPGの召喚獣でもおなじみのリバイアサン。超強力な宇宙生物(ガーディアン)が多数登場し、プレイヤーを苦しめてきます。

倒すと影響力や特性などにボーナスが得られます。専用のイベントも発生し、RPG的な展開になります。

リヴァイアサンの脅威にどう対抗するかなど、ゴジラ映画が好きな人には刺さるのではないかと思います。

ただ本作はバニラ状態でも難度の高いゲームなので、厳しい戦いになるでしょう。

ポイント:巨大怪獣の脅威に立ち向かいたい人向け。

 

Synthetic Dawn

ST7

Synthetic Dawn(おすすめ度:2)

機械帝国DLC。統治形態に「機械知性」が追加されます。

また機械が反乱を起こすというSFおなじみの展開も、ランダムイベントとして追加されます。惑星を乗っ取られて独立されることもあります。

機械種族のイラストやBGMも追加されます。

ポイント:機械帝国プレイや、機械に反乱を起こされたい人向け。

 

Distant Stars

ST8

Distant Stars(おすすめ度:1)

Lゲート発生のイベントが追加。研究して起動するとLクラスターという星団に入ることができるようになります。

Lゲートは銀河内のあちこちに存在し、ワープホールとして使うことができます。運良く敵領内にゲートがあれば、一気に大軍を送り込むことも可能。

それ以外にもアノマリーやイベントが追加されます。

ポイント:Lゲートが使いたい人向け。

 

Ancient Relics

ST9

Ancient Relics(おすすめ度:2)

遺産発掘強化DLC。遺跡発掘のためのストーリーイベントが展開されます。

また太古の遺産が追加されたり、出土品でボーナスを得たりすることができます。Lゲート関係の出土品もあるので、「Distant Stars」と組み合わせるといいかと。

遺産が増えるので、ゲームプレイがちょっとリッチになります。

ポイント:遺跡発掘などがしたい人向け。

 

種族イラスト追加DLC

種族のイラストを追加します。「おなじ顔に飽きた」という人はどうぞ。SteamワークショップにもイラストMODはけっこうあるので、自分の気に入るものを探してみてください。

Plantoids Species Pack:パックンフラワーみたいな植物系や、あまり人っぽくない種族イラストを追加。

Humanoids Species Pack:人型の種族イラストを追加。

Lithoids Species Pack:岩石でできた種族を追加。長寿であり、ほぼすべての環境でコロニーが作れるのが特徴。

ポイント:種族イラストをリッチにしたい人向け。Steamワークショップもチェックするといいかも。

 

DLCセット(まとめ買い)購入時の注意点

まとめ買いできるDLCには、以下の2種類があります。DLCのかぶりがあります。

STARTER PACK:本体+「Utopia」+「Apocalypse

ASCENSION PACK:「Utopia」+「Apocalypse」+ストーリーパック3本(「LEVIATHANS」「SYNTHETIC DAWN」「DISTANT STARS 」)+種族イラスト追加DLC2本(「PLANTOIDS SPECIES PACK」「Humanoids Species Pack」)

筆者おすすめの買い方としては、まず本体だけ買ってプレイするのがいいでしょう。

ゲームが合わなかったらそれで撤退すればいいですし、さらに遊びたくなれば「ASCENSION PACK」を購入するのがいいかと。

「Utopia」「Apocalypse」は「ASCENSION PACK」に入っていますので、「STARTER PACK」を買う必要はないかと思います。

ポイント:本体だけを買う。→やり込んでから「ASCENSION PACK」を買う。

 

まとめ

やはりというかなんというか、現状、おすすめ度5のDLCはありませんでした。ある意味、DLC商法としては良心的といえるでしょう。

『Stellaris』は本体自体が作り込まれているので、正直なところDLC無しでもとくに大きな不満がありません。他のParadoxゲームと比べると完成度の高い作品といえます。

『Stellaris』自身の難度が高いこともあり、DLCによって難度をさらに引き上げてしまうと、「やってられない」とゲーム自体を投げ出してしまう可能性もあります。

最初のうちはDLC無しでのプレイをおすすめします。慣れてきてプレイ展開に飽きてきたときに導入するのがいいかと思います。