【HoI4】DLC「Allied Speeches Music Pack」がマニアックすぎる【レビュー】「Allied Armor Pack」も|Hearts of Iron IV
『Hearts of Iron IV(HoI4)』のパッチ1.9.3とともに、新DLCの「Allied Speeches Music Pack」と「Allied Armor Pack」が2020年6月4日にSteamで配信されました。
「Allied Speeches Music Pack」はいわゆる音楽DLCで、「Allied Armor Pack」は装甲車両のモデルDLCです。『HoI4』の4周年記念として開発されたものです。
それでこの音楽DLCですが、マッカーサーやチャーチル、スターリンなどのスピーチが入ったものになっています。
今回は本DLCと、ついでに「Allied Armor Pack」についてのレビューと感想、評価をお届けします。
「Allied Speeches Music Pack」について
本DLCはゲーム中に70分以上ものスピーチBGMを追加するというものです。実際に上の動画を見てもらうのが一番ですが、スピーチ以外のなにものでもありません。
あのころはいまと違って、ロムに合成音を入れるというのが面倒な時代でしたね。
導入されるスピーチは全部で13種類あります。以下にまとめてみました。
・チャーチル:Their finest hour
・チャーチル:We shall fight on the beaches
・チャーチル:Blood, toil, tears and sweat
・チェンバレン:Peace in our time
・チェンバレン:Declaration of war
・アイゼンハワー:Order of the day
・マッカーサー:I have returned
・マッカーサー:Today the guns are silent
・ルーズベルト:A date which will live in infamy
・ルーズベルト:The Great Arsenal of Democracy
・トルーマン:Warning to Japan
・スターリン:No invincible armies
・ジューコフ:Victory Parade
歴史の授業だと「I shall return」とセットにして覚えてましたね。
これらのスピーチは、一定条件を満たしたときに発動されるものです。いいタイミングで入ってくるので、ゲームのフレーバーとしてはいいものだと思います。
ちなみに定価は520円です。
スクリプトとしてゲーム内に組み込んだ労力を考えると520円は……どうなのでしょうか。個々人の価値観によりますね。
Allied Armor Pack
もう一つのDLC「Allied Armor Pack」は、連合側の装甲車両モデルDLCになります。以前の「Axis Armor Pack」の対となるものですね。
本体を「Colonel Edition」で買った人は、すでに所持している状態になっているかと思います。
内容は以下のとおりです。
イギリス軍(7種類): ディーコン対戦車自走砲、カナダのセクストン自走砲、クルセーダー対空戦車など。
アメリカ軍(17種類): M7自走砲、プロトタイプのM9対戦車自走砲など。
フランス軍(8種類): ルノー対戦車自走砲、GPF194mm自走砲など。
ソビエト軍(13種類): 初期のAT-1対戦車自走砲、SU自走砲の5つのバリエーションなど。
連合の主力各国(8種類): ソビエト軍のT-26、イギリス軍のセンチュリオン、戦後アメリカ軍のパットン戦車、フランス軍のARL 44など。
定価は720円ですね。もちろん最近のParadox社は強気なので、配信後のセールなんかはやっていません。
ゲーム中は縮小マップがメインになるので、こういうモデルを導入してもあまり注意する機会はない気もします。
ただすでに「Axis Armor Pack」を買った人は、気分的に本DLCもあったほうがいいとは思います。
まとめ
正直なところ、どちらも価格的には高いと思います。
スピーチ―が流れても、英語とかができなければなにを言っているのかわからないとは思います。あくまで雰囲気的なものですね。
あとはユーザーがこの値段に価値を見出すかどうかだけでしょう。
ちなみに2つのDLCがバンドルされた「HEARTS OF IRON IV: ANNIVERSARY BUNDLE」が配信されていて、個別で買ったときよりも17%お得な1030円で配信されています。
急がなければセールを待ってもいいかと思います。それと今回の配信に伴って、過去のDLCに関してはセールがおこなわれています。期間は2020年6月7日までです。