『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』評価は「賛否両論」 レビューと感想ークオリティに難あり【Steam】

ゲーム評価RPG, レビュー

monochrome mobius

『うたわれるもの』シリーズの完全新作としてリリースされた『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』。

AQUAPLUSが開発し、DMM GAMES, Shiravuneによって2020年3月7日にSteamで配信されました。PS4/PS5でもリリースされています。

なんかSteamのほうは荒れてるのニャ。

ストーリーは悪くないのですが、ゲームのとしてのクオリティに問題がありますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

モノクロームメビウス 刻ノ代贖

本作は『うたわれるもの』シリーズの完全新作となるRPGです。

ストーリーについては及第点で、先が気になる展開になっており、この点はとくに述べることはありません。

ただ問題なのが、ゲームのクオリティですね。

全体的にグラフィックが、本当に2022年のゲームなのかと思うようなポリゴンになっています。

モブキャラクターも顔のないのっぺらぼうで、初代プレイステーションのゲームのようです。

移動もけっこう面倒くさく、ゲーム中盤あたりまでファストトラベルなどが無いのも厳しいですね。このあたりの機能は最初からすべて解放してしまったほうがいい気がしました。

いまの人はゲームに時間をあまり裂いていられないのニャ。面倒くさくなったらやめてしまうのニャ。

戦闘ですが、こちらはターン制になっており、これもUIがつかいづらい。

せっかくストーリーがよくできているのですから、プレイ自体を快適にして、ストレスを感じずにどんどん先に進めるようにしたつくりにしたほうがいいとは思いました。

ストーリーを先に進めたいのに、ゲームシステムで手こずっているのはストレスニャ。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(62%、165人中)」になっています。

微妙な感じになったのニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・ストーリーが面白い。

・BGMが良い。

・キャラクターの性格が取っ付きやすい。

悪かった点

・モブキャラがのっぺらぼう。

・全体的に一世代前のRPGのようなグラフィック。

・戦闘のUIがわかりづらい。

・移動が面倒。カメラワークも悪い。

・クオリティのわりに値段が高い。

・メッセージ欄に文字が表示されないバグがある。

不満点多いのニャ。

全体的に不満点はかなりありますね。日本のゲーム開発力の低下を嘆く声も見られました。

 

総評

先の気になるストーリーと、その足を引っ張るゲームシステムやグラフィックなど、うまくかみ合っていないことから、現状は不満が多くなってしまうのも仕方がないとは思います。

少なくとも、文字が表示されないなどバグレベルのものは速く直していただきたいかと。

現在、『うたわれるもの』自体がSteamでセール中なので、まだプレイしたことの無い方はこちらを購入したほうがいいとは思います。

今後のアップデートで挽回してほしいのニャ。