『Wo Long: Fallen Dynasty』評価は「やや不評」 レビューと感想ー最適化不足・強制終了に進行不能バグ、対処法についても【Steam】
ソウルライクな三国志死にゲー『Wo Long: Fallen Dynasty』。
コーエーテクモゲームスによって、2023年3月3日にSteamで配信されました。PS4/PS5でもリリースされています。
PCの場合はユーザーによって環境が違うので、難しいところもありますね。カクツキなどについては対処法も述べていきます。
そんなわけで今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は、いわゆる三国志の世界観の中で、『ダークソウル』のような死にゲーアクションバトルを繰り広げる作品です。
プレイ感覚としては『仁王』というか『SEKIRO』に近い感じです。
「氣勢」ゲージというシステムがあり、攻撃を仕掛けていくと高まっていきます。これを消費して武技や仙術などの、いわゆる必殺技的な攻撃を繰り出します。
ただ強力な技で氣勢ゲージを消費してしまうと一気に弱体化してしまうので、使うタイミングには注意が必要です。
それと本作の肝は「化勁」、ようするにパリィですね。入力猶予があるため、けっこう決まりやすいです。これが決まると氣勢ゲージが一気に高まりますので、戦況を変えることができます。
ゲーム自体は爽快感もあり、面白いとは思います。
不具合の対処法
さて、問題の不具合ですが、まずマウス操作の問題です。
これはようするにパッドのアナログスティックをそのままマウスに移植したような形になっているため、アナログスティックのデッドゾーンまで移植されて動作不良になっている感じがあります。
ここはすなおにパッドでプレイしてしまったほうがいいでしょう。
それに最適化不足についてですが、fpsの上限を60fpsにしておくといいでしょう。これでカクつくばあいは、さらに30まで落としてください。これでだめならアップデートを待ったほうがいいでしょう。
そもそもが重いこともあり、2070Tiでもきついみたいな報告もありますので、現状はどうにもならないばあいはどうにもならないとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや不評(31%、2086人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・三国志の世界でソウルライクなゲームができる。
・やることがシンプルで戦いに集中しやすい。
・化勁(パリィ)が爽快!
・ストーリーがクール!
・マウス・キーボード操作に最適化されていない。
・最適化不足によるカクツキや強制終了。
・カメラワークが悪く、最適化不足も相まって敵の攻撃が見づらい。
・グラフィックがフラッシュしてちらつくことがある。
『ワイルドハーツ』同様、ゲーム自体は悪くないのですが、やはり最適化不足やバグが足をひっぱってしまっています。
ゲームの内容以外の部分でケチがついてしまうのは、本当にもったいないことです。
総評
ゲーム自体は悪くないのですが、やはり最適化不足などそもそものプレイに問題が生じてしまうと、内容うんぬんを論じるまえにケチがついてしまいます。
ゲーム自体は悪くないので、今後のアップデートに期待したいと思います。