『Sons Of The Forest』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーバカゲー感は減少【Steam】日本語化可能
孤島で食人族を相手にたわむれる生き延びるオープンワールドサバイバルゲーム『The Forest』の続編『Sons Of The Forest』。
Endnight Gamesが開発し、Newnightによって2023年2月24日に早期アクセス版がSteamで配信されました。
前作は普通に食人族と楽しく殴り合いができましたが、本作では強化されてしまっていますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は前作と同様、孤島を舞台としたオープンワールドサバイバルゲームです。
プレイヤーは自由に島を旅し、素材を集めたり、それを使って道具や建物をクラフトしたりなど、楽しい島民ライフを送ることができます。
基本的な部分は前作とあまり変わらないのですが、全体的にゲームの難度が上がっています。
具体的には、敵が強くなった一方、主人公が貧弱になった感があります。前作みたいに敵とボコりあいするほどの体力が無く、死ぬときはあっさりと死ぬ感じですね。
防具とかつけてもあまり効果がなく(というか防具が弱い)、敵の攻撃力が高いのか、主人公が弱いのか、とにかくモロい気がします。
前作のように、敵を煽って遊んでいる暇はあまりないかと思います。タイマンでも死ぬことがありますし、囲まれたらボコられて死一択でしょう。
あと前作に比べてクラフトの自由度が上がりました。例えば建物をつくるときには、自分で一つひとつパーツを設置していくことが可能になりました。最初は面倒くさいと思うかもしれませんが、慣れてくるとこれがなかなか楽しいです。マルチプレイができるので、フレンドと一緒に作業すると楽しいかもしれません。
フレンドのいない方にも、いろいろ手伝ってくれるNPCキャラクターがいるのでこきつかってあげましょう仲良く作業を分担しましょう。
ネタバレは避けますが、早期アクセス版でも複数のエンディングがすでにありますので、とりあえずエンディング目指してプレイするのがいいとは思います。
基本的に前作が楽しめた人には本作も楽しめるでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(81%、55660人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・建築システムにリアリティがあって楽しい。
・食人族のバリエーションが豊富。
・ぼっちにも優しいNPCキャラクターが最初からついてくる。
・現時点でもエンディングまで遊べる。今後に期待が持てる。
・敵が強くなったので、前作の(良い意味での)「適当さ」や「バカゲー感」が無くなった。
・建築システムは悪くないが、少々面倒に感じてしまう。
・弓に照準がないので当てにくい。
・マップが広いので移動がだるい。
建築システムに関しては、「楽しくなった」という人がいる一方で、「煩雑になった」と思う人もいますね。慣れの問題もあるとは思います。
総評
基本的には前作のシステムや雰囲気を踏襲しているので、前作が楽しめた人には本作も楽しめるでしょう。
敵が強めになっているので、前作に比べると慎重なプレイが要求されます。あと建築システムも、人によって合う合わないがあるかもしれませんね。
現状早期アクセスですが、致命的なバグはいまのところ遭遇しておらず、エンディングも用意されているので、そこそこ満足度の高いプレイができるかと。プレイしてみたい方は、お布施もかねて買ってしまってもいいかなとは思います。