『魔界戦記ディスガイア6』レビューと評価・感想ーオート戦闘に賛否|Steam
『ディスガイア』シリーズ最新作の『魔界戦記ディスガイア6』。
日本一ソフトウェアによって、2022年6月29日にSteamで配信されました。PS4/PS5/Switchでもリリースされています。
絵柄が変わったというか、3Dポリゴン化していますね。これまでのシリーズに慣れていると、最初はちょっと違和感がありますが、プレイしていれば気にならなくなります。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は『ディスガイア』シリーズの6作目で、ターン制のシミュレーションRPGです。
いつものごとく、死ぬほどやり込んで、死ぬほどダメージの出せるキャラがつくれます。
Steamで配信されているものはコンプリート版で、DLCがすべて入ったものです。
内容自体はいつものどおり、ステージクリア型のターン制シミュレーションバトルになっていますが、今回の目新しいところとしては、やはり「自動戦闘」でしょう。
そういうことですね。
これまでレベル稼ぎのために、いちいち自分で操作しなければならなかったのが、本作ではその時間を別のことに有効活用できます。
ただ放置プレイが可能になったことで、「スマホゲームのようだ」という批判も出てきていますね。
作業感は無くなりましたが、ゲームとしてどうなのみたいな感じはありますね。
オート戦闘は、使いたくない人は使わなければいいのですが、便利なのでけっきょく使ってしまうといったところでしょうか。
ストーリーも正直あまり面白くなかった(同じ内容が繰り返されている感じ)のと、主人公含めて感情移入しづらいかなとは思いました。
「ゲーム操作が面倒くさい」という人には良い改善かもしれませんが、がっつりシミュレーションRPGがプレイしたいという人は、本作は受け付けにくいかもしれませんね。
それとキャラクターの3D化については、プレイしていればほとんど気にならないとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(68%、60人中)」になっています。
セーブのできないバグについての不満が多いですが、アップデートで改善されると思いますので、今回はその点については省きます。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・戦闘が放置できるので、面倒がなくていい。
・キャラクターが可愛い。
・いつものディスガイア。
・ゲームのテンポが速くて良い。
・値段が高い。
・3Dモデルになったことから、キャラが減った。
・ストーリーがつまらない。
・オート戦闘でプレイ体験が希薄化した。
オート戦闘については賛否両論ですね。「使わない」という選択肢もあるので、プレイヤーごとに制限すればいいとは思います。
筆者としてはオート戦闘はアリとは思います。
総評
オート戦闘でプレイの負担が減ったシリーズ6作目。
「やり込みたいけど時間がない」という人も、オート戦闘で放置しておけばなんとでもなるとは思います。
時代の流れなのか、スマホゲームが主流になってしまったせいなのか、ゲームでの苦行は流行らなくなったといった感じですね。
筆者的にはオート戦闘はむしろ歓迎ですし、やらない選択肢もあるので、あとはプレイヤー自身がどう遊ぶかを決めていけばいいのではないかとは思います。