『グノーシア』レビューと評価・感想ー中毒性の高い一人用人狼ゲーム|Steam
一人で遊べる人狼ゲーム『グノーシア』。
Petit Depottoが開発し、PLAYISMによって2022年1月23日にSteamで配信されました。
評判が良かったので遊んでみましたが、たしかに面白いです。1プレイが短いので何度もプレイしてしまいますね。
そこらへんが本当にうまくできているのですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は「人狼ゲーム」をモチーフにしたアドベンチャーゲームです。
宇宙船の搭乗員の中に、「人狼」こと「グノーシア」が潜んでいます。
毎日、誰か一人を首吊り……ではなくて冷凍睡眠室に入れます。グノーシア反応が宇宙船から消えれば、人類側の勝利と言うことになります。
搭乗員には個性があり、誰がグノーシアになるかは毎回ランダムです。
最初は搭乗員は少ないですが、周回するたびに人数がどんどん増えていきます。
また役割もグノーシア以外に、ネタバレになるのであまり多くは話しませんが、預言者や狩人、霊能者といった役職も周回のたびにどんどんあらわれます。
自分がグノーシアになることもありますね。
1プレイ15分ぐらいでしょうか。この時間の短さが、何度もプレイしたくなる原因ですね。
搭乗員たちもさまざまな個性があり、それらがゲーム中で明かされていくのも面白いです。
「人狼をプレイしたいけど、相手がいない」という方には、よいゲームかと思います。
オンラインにも対応したらよかったかもしれませんね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(93%、741人中)」になっています。
直近だけで見ると「圧倒的に好評(95%、231人中)」になっていますね。
本作は英語だけでなく、日本語や中国語にも対応しているので、世界のプレイヤー数は多いとは思います。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・自宅で一人で人狼ゲームが遊べる。
・キャラクターがどれも個性的。
・1プレイが短いので、何度も遊びたくなる。
・BGMがゲームの雰囲気に合っている。
・実績解除の繰り返しプレイがつらい。
・判断材料のない最初の一人を吊るときがめんどい。
・グノーシア仲間がプレイヤーを吊ってこようとする。
・スキル上げがつらい。
全体的には好評ですが、やはり繰り返しプレイとなると作業感も出てきてしまいますね。
とくに最初の一人を誰にするかの投票は、何回もやっていると「もう誰でもいいじゃん」みたいな感じになってきます。
トゥルーエンドまでは200周ぐらいはしないといけないかもしれません。
気負わずに、毎日ちょっとずつプレイするのがいいかと思います。
総評
人狼ゲームをうまくソロプレイに落とし込めたのはすばらしいと思います。
また、ただたんに人狼ゲームをプレイしているだけでなく、キャラクターにバックストーリーがあり、それがゲーム中に明かされていく仕組みになっているのがいいですね。
トゥルーエンドまでけっこうな周回をしなければならないので、そこがちょっと厳しいところです。
ちょっとした時間にプレイするという感じで、気軽に遊ぶのがいいでしょう。