『幽霊列車』レビューと感想・評価:電車が舞台のショートホラー【チラズアート新作】|Steam
チラズアート作品の新作は、電車を舞台にしたショートホラー『幽霊列車(The Ghost Train)』です。2020年7月23日にSteamで配信されました。
そうですね。ただグラフィックのクオリティは上がっていますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は電車を舞台としたホラーアドベンチャーゲームです。
チラズアート作品は、いわゆる「鬼ごっこ系」のものと、「アドベンチャー系」のものの2種類がありますが、本作はアドベンチャー系の内容になっています。
途中で死んだら最初からですしね。
本作の内容ですが、主人公はサラリーマンとして電車に乗って帰宅するといったものです。そこで奇妙なことが発生するというストーリーです。
すごく怖いというわけではありませんが、全体に漂う不気味さがありますね。
そしていつもどおり短いです。1時間ほどで終わります。迷うこともあまりないかと(1カ所だけ面倒くさいところがあります)。エンディングは複数用意されています。
値段も安いので、値段相応といったところでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(68%、25人中)」になっています。
まあ、なんとなく理由はわかりますが。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・値段なりには楽しめる。
・電車内の不気味さがいい味を出している。
・グラフィックは良くなった。
・独特の雰囲気は健在。
・駅内の支援者ポスターが多くて雰囲気ぶち壊し。
・グラフィックのバグが多い。
・内容が薄いうえに短い。
・全体的に作りが粗い。
いつもの「不気味さ」は本作にも感じられましたが、やはり内容の薄さに不満が集まっているようです。
あとポスターですね。ゲーム内容と合っていないので、プレイしていて冷めてしまう点が指摘されていました。
総評
本作はいつもどおりのショートホラーですが、たしかに内容の薄さが感じられます。
たしかにそれはありますね。本作が配信されたときも「もう新作出たの?」みたいな感じでした。前作の『行方不明』が配信されたのが6月12日でしたし、1ヶ月半で次の作品というペースですね。量産体制に入ったのかもしれません。
時間をかければいいというものでもありませんが、やっつけ仕事みたいになってしまう危険性も感じました。
ただ独特の雰囲気はいつもどおりなので、今後の新作に期待しています。