『ブラックスミス・マスター』評価は「非常に好評」レビュー・感想ー中世を舞台にした鍛冶屋運営シム|Blacksmith Master

ゲーム評価シミュレーション, レビュー

Blacksmith Master

中世を舞台にした鍛冶屋経営シミュレーションゲーム『ブラックスミス・マスター(Blacksmith Master)』。

Untitled Studioが開発し、Hooded Horseによって、2025年5月15日に早期アクセス版がSteamで配信されました。

ぱっと見は酒場経営シミュレーションゲーム『Tavern Master』っぽいのニャ。

デベロッパーがおなじUntitled Studioですね。『Tavern Master』の武器屋版といった内容です。『Tavern Master』が好きなら本作も気に入ると思います。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

Blacksmith Master

本作は中世を舞台にした鍛冶屋経営シミュレーションゲームです。

プレイヤーは鉱石や宝石などの素材集めから、商品の作成と販売、店舗のデザイン、スタッフの雇用やマネジメントなど、ショップ運営に関するさまざまな仕事をこなさなくてはなりません。

ゲームの流れとしては、採掘者や木こりを雇って素材を取りに行き、それをインゴットなどに加工したのちに、武器や防具、道具などをつくっていきます。

ただ注文内容は、いわゆる冒険者の装備(武器・防具)などに特化しているわけではなく、調理器具(鍋、スプーン、フォークなど)や作業用道具(ハンマー、斧など)、宝飾品(指輪、ネックレスなど)もあります。

このあたりは、よくある武器屋経営ゲームよりは日常生活に近くなっていますね。生活に密着した鍛冶屋といった感じです。あとマップも店内だけでなく、町全体を見ることもできます。

お隣の鍛冶屋さん」といった感じなのニャ。

店のスタッフにはそれぞれ特性があるので、得意なことをさせつつ育成していくのがいいでしょう。よい商品がつくれれば、それだけ店の評判も上がっていきます。

依頼をこなしていくことで新要素がアンロックされていき、よい設備や店舗拡大をしていくことができます。この拡大再生産をしていくところに中毒性がありますね。

それと本作はファンタジー世界ではなく、あくまで中世をイメージした世界になっています。そのためファンタジー設定ではなくリアリティのある鍛冶屋を経営したい人にはよい作品です。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(95%、106人中)」になっています。

評判いいのニャ。前作の『Tavern Master』も「非常に好評」だったニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・リラックスしてまったりと楽しむことのできる経営シミュレーションゲーム。

・造って稼いでどんどん店が拡大していく過程に中毒性がある。

・チュートリアルが簡潔ですぐにゲームに入り込める。

・スタッフのレベルアップ方法を選択できるドロップダウンメニューが便利。

悪かった点

・早期アクセスということもあり、ちょっとしたバグやコンテンツ不足な面もある。

・経営ゲームとしては簡単な部類なので、難易度の高いゲームを望んでいる人には向かないかも

全体的には、前作『Tavern Master』のファンが購入しているケースが多く見られます。クオリティの高い作品をつくれば、次回作にも大きく影響してきますね。

 

総評

本作は中世を舞台にした、リラックスして遊べる鍛冶屋運営シミュレーションゲームです。

素材採取→加工→販売・依頼をこなす→店舗・スタッフ・道具をアップグレード」の拡大再生産を繰り返すことにより、どんどん店舗が大きくなっていくのが楽しいですね。

とはいえ、べつに大きな店を構える必要はなく、こじんまりした居心地のいい店にしたいのであれば、そうすればいいでしょう。このあたりは自分のプレイスタイルに合わせればいいとは思います。

前作『Tavern Master』が好きだった方は、本作も楽しめますので、ぜひプレイしてみてください。