Steam版『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』評価は「非常に好評」:名作RPGの良リメイク【新作レビュー】
スクウェア(現スクウェア・エニックス)の名作RPG『聖剣伝説3』をリメイクした作品『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』。スクウェア・エニックスによって、2020年4月25日にSteamで配信されました。
スーパーファミコン版は1995年9月30日の発売ですからね。本作はPS4版(Amazonリンク)やニンテンドースイッチ版(Amazonリンク)も発売されています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はスーパーファミコンで発売されていた『聖剣伝説3』の3Dリメイクともいうべき作品です。
キャラクターや背景はすべて3D化されており、キャラクターもボイス付きとなっています。
ゲームは開始時に主人公となる6人のキャラクターから1人選び、そのパーティメンバーを2人の、合計3人を選びます。この3人を操作することになるので、バランスよりも好みで選んでしまったほうがいいでしょう。
戦闘はリアルタイムでのアクションバトルになります。難度自体はそれほど高くありません。
ゲームの内容自体はあくまでリメイクのため、取り立てて新しさがあるわけではありませんが、ゲームシステムはかなり遊びやすくなっています。
『聖剣伝説3』をプレイしたことのある人にもない人にもおすすめできるゲームといえます。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(93%、1,295人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターデザインが良い。
・原作の良さがしっかり残っている。
・ゲームのテンポが良い。サクサク進む。
・戦闘が楽しい。
・原作を重視するあまり、いま見ると「?」な部分もある。
・戦闘のバランスがあまりよくない。
・ 周回の引継ぎシステムに不満。
原作に忠実であること、まさに「リメイクのお手本」という部分が好評を得ています。
一方、忠実にしすぎたせいで「そこは直してもよくない?」みたいなのもありました。
全体的には非常に好評な作品となっています。
総評
本作はスーパーファミコン版『聖剣伝説3』の良リメイクです。
リメイクでありがちな「よけいな要素」「よけいなストーリー」「よけいな解釈」のようなものもないので、原作ファンは安心して遊ぶことができます。
逆に、あまりに原作に忠実すぎて、「そこはどうなんだろう」みたいなのもありました。
なんにしろ、「リメイクらしいリメイク作品」といえます。
前作もこんな感じで再リメイクしてもらえればとも思います。