Steam版『ドラゴンクエストビルダーズ2』海外評価は「非常に好評」:配信2か月後も不動の高評価【ゲームレビュー】

2020年5月27日ゲーム評価RPG, ドラゴンクエスト

DQB

配信直後から高評価が続き、現在においても高評価の『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』。スクウェア・エニックス,コーエーテクモゲームスが開発し、2019年12月11日にスクウェア・エニックスによってSteamで配信されました。

なんでいまこれをやるニャ?

最近やっと落ち着いてプレイすることができるようになったからです。他にやるゲームがあったので、しばらく積んでいましたね。

ドラクエは、海外での知名度はそれほど高くないのですが、本作は人気があります。

今回は本作のレビューと感想、海外のユーザー評価をお届けします。前回のレビューは以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

本作は「ドラゴンクエストビルダーズ」シリーズの2作目です。

1作目の『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』は2016年1月28日にPS3/PS4/PSVitaで発売されました。

あいかわらずドラクエはタイトルが長いニャ。

本作の初出は2018年12月20日です。PS4とニンテンドースイッチで発売されました。

けっこう前の作品だったのニャ。

家庭用機を持っていない人には、Steamでの配信はありがたいものです。それにSteamのランキングに上がることで、海外でのドラクエの認知度も高まります。

ゲーム内容ですが、ドラゴンクエスト版『マインクラフト』といったところです。『マインクラフト』との違いは、やはりバックにストーリーがあることですね。それにレベルアップなど、RPG要素も備わっています。

Steamのストアページで体験版が遊べますので、じっさいにプレイしてみるのが一番いいでしょう。体験版は製品版へのセーブデータ引継ぎが可能です。

中毒性が高いゲームで、普段クラフト系のゲームを遊んでいない人でも楽しめる作りになっています。

 

海外ユーザーの評価

Steamでの現在の評価ですが、配信後2ヶ月経っていても「非常に好評(94%、1,159人中)」の高評価になっています。

良かった点を以下にまとめます。ドラクエを知らない海外ユーザーも本作に満足している様子がうかがえます。

良かった点

・ニンテンドースイッチでプレイしたけど、本作も購入した。ストーリーがあるのがいいね。

・「ドラゴンボール」とおなじ作者のイラストだね。「ドラゴンボール」ファンなら遊んでおくべき。

・「ドラゴンクエスト」シリーズも遊んだことがあるけど、本作が一番面白い。

・プレイヤーに方向性をあたえてくれるので、なにをしていいのかに迷わないのがいい。

・『マインクラフト』より長い時間遊んでいるよ。典型的なブロックゲームクローンとは違うね。

・最後までプレイしてバグにまったく出会わなかった。

・ニンテンドースタイルのアートがいいね。

・すこしずつ難しくなるのでわかりやすい。

・あと1ブロックだけ……。

ゲームのわかりやすさやデザイン、中毒性の高さが好評になっています。

「ドラゴンボール」は海外でも人気なので、その作者のイラストということでプレイを始めたという人もいますね。

一方、不評だったのは以下の点です。

悪かった点

・指示に従っていくだけ。とても空虚なゲームプレイだ。

・値段が高い。

・カメラワークが悪い。

・シングルプレイは良いが、マルチプレイは非常に限定されている。ストーリーを一緒にプレイできない。

・ゲーム中のテキストが多すぎる。

指摘が多かったのは値段とカメラワーク、マルチプレイの問題、あと自由度を求めるユーザーにとってはレールに従ってプレイするゲームに思えているようです。

 

総評

本作は『マインクラフト』とRPGの面白さを見事に融合したゲームです。

「ドラゴンクエスト」シリーズを知らない人でもじゅうぶんに楽しめるような作りになっています。

一方、自由度が低いと感じる人や、マルチプレイが限定的すぎることに不満を持つ人も多く見られます。

本作はたっぷり遊べる無料体験版も用意されているので、いきなり購入するのではなく、まずは体験版を遊んでから購入を決めるのがいいでしょう。体験版があるのは、作り手にも自信があることの現れといえます。