『アフターイメージ』評価は「やや好評」 レビューと感想ー美麗なグラフィックのメトロイドヴァニア【Steam】日本語化可能
ファンタジックな世界観のメトロイドヴァニア『アフターイメージ』。
『古剣奇譚』で知られる中国のデベロッパーAurogon Shanghaiが開発し、Modus Gamesによって、2020年3月7日にSteamで配信されました。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はマップ探索を中心とした美麗なグラフィックのメトロイドヴァニアゲームです。
戦闘についてですが、宣伝文句だと「170種類以上の敵と、30回のボス戦」があるとのこと。武器は6種類あり、スキルツリーで能力を開放していくという形ですね。
プレイしていて最初きついと思ったのは、最近のゲームだとだいたいあるパリィがないことや、さらにダッシュはあるけど無敵時間がないため、敵との戦いは基本的にヒット&アウェイになります。
いちおう敵の遠距離攻撃を跳ね返すことができるので、それもうまくつかっていくといいですね。
そんなわけで戦闘については、慣れればなんとかなる感じです。『ホロウナイト』が好きなら受け付けられるでしょう。
それとマップ探索がちょっと面倒な使用になっており、リアルタイムでマップが描き込まれないのですね。セーブポイントに到達して、やっと踏破したエリアのマップが出てくるという仕様になっています。
マップが広いので、このあたりはアップデートでなんとか仕様を変えてほしいところです。
ただ全体的には悪い作品ではなく、なつかしい感じのメトロイドヴァニアをプレイした方には適した内容とは思います。
逆に、最近のゲームに慣れている人には、やや不便なところもあるでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや好評(75%、351人中)」になっています。
一時「賛否両論」になっていたのですが、多少回復した形ですね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・グラフィックが幻想的で美しい。
・マップが広いので探索にやりごたえがある。
・戦闘も慣れればノーダメージでいける。
・日本語ローカライズの質が良く、日本語ボイスもある。
・ダッシュの無敵時間やパリィが欲しかった。
・マップが広いのに、セーブポイントでしか踏破エリアが記述されない。
・ストーリーがわかりづらい。
・スキルツリーのレベル制限が高いので、だれがやっても似たようなビルドになる。
グラフィックの良さについては好評ですが、やはりマップのつかいづらさや「最近のゲーム的なアクション」が欲しかったことへの不満が見られましたね。
総評
本作は美麗なグラフィックを売りにした古典的なメトロイドヴァニアです。
ダッシュ無敵やパリィなど「今風」のアクションはありませんが、ヒット&アウェイでじわじわやっていくタイプが好きな人なら悪くはないかと思います。
ストーリーについては、わかりづらいことはわかりづらいですが、個人的にはアクションゲームのストーリーはあってないようなものだと思っているため、あまり気にしていません。
マップが使いにくいのは否定しようがないので、これをアップデートでなんとかしてほしいところ。
価格がそれなりに高いので、ちょっと気になるぐらいでしたらセールやアップデートを待ったほうがいいかもしれません。