『シェンムーIII』レビューと評価、感想ーSteamで配信開始!
「シェンムー」シリーズ最新作『シェンムーIII』のSteam配信が始まりました。
本作はYS Netが開発し、Deep Silverによって2020年11月19日から配信されています。
そのためすでにプレイした方も多いかもしれませんね。現在Steamでは、2020年11月26日まで66%OFFの1,870円になっています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
初代「シェンムー」は、1999年にドリームキャストで発売された作品です。
正確なタイトルは『シェンムー 第一章 横須賀』で、最初から連作になることが決定されていました。
当時は、セガがこのゲームのために制作費70億円という巨額を投じていたことが話題になりました。
ちなみに売上ですが、『シェンムー 一章 横須賀』が50万本、『シェンムーII』が15万本ぐらいとなっています。
2は中古屋でも投げ売りされていましたしね。
空前の大プロジェクトは2で途絶えてしまいましたが、2015年にディレクターの鈴木裕氏がセガからライセンスを得る形で3の開発がスタート。クラウドファンディングで約718万ドルという、史上もっとも資金を集めたゲームとなりました。
ゲームの内容ですが、すごく簡単に説明すると、横須賀の芭月道場の道場主が殺され、その息子である芭月涼が復讐のために中国へ渡るといった内容です。
3は2の最後の続きになっており、桂林を舞台にした物語が始まります。
できれば1から遊びたいところですね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(88%、18人中)」になっています。まだ配信されたばかりなので、レビューは少ないですね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・シェンムーファンにとっては貴重な作品。
・音楽が良い。
・やっと続きが遊べる。
・世界観が素晴らしい。
・グラフィックが昔のゲームのよう。
・ゲームの自由度が低い。
・スタミナシステムがいらいらする。
・QTEがうざい。
グラフィックなど、過去作からの大きな進化というものが見られない点に不満が集まっていました。
ただこのあたりは予算の問題もありますので、むしろ続編を完成させただけでも十分な気はします。
総評
本作は、あくまで1~2をプレイしたユーザーのための作品です。
いきなり3から遊んでも意味不明だとは思います。
そのため、1~2を遊んだことの無い方は、まずそこからプレイするのがいいかと。
2までプレイして、続きを遊びたいという方は、本作を購入するのが良いでしょう。