『ウツロマユ – Hollow Cocoon -』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー丁寧に作られた和風ホラー【Steam】

ゲーム評価アドベンチャー, ホラー, レビュー

uturomayu

1980年代の日本を舞台にした一人称ホラーアドベンチャーゲーム『ウツロマユ – Hollow Cocoon –』。

NAYUTA STUDIOによって、2023年12月7日にSteamで配信されました。

グラフィックがきれいなのニャ。

レトロな日本の雰囲気がよく出ていますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

ウツロマユ - Hollow Cocoon -

本作は一人称視点の和風ホラーアドベンチャーゲームです。

ゲームクリアまでの時間は公式発表で3~4時間程度ですが、もっと短い時間でクリアできるかと。基本的には短編作品ですが、チラズアート作品よりは長いといったところです。

プレイヤーは十数年ぶりに故郷を訪れた男子大学生となって、化け物から身をかわしつつ、謎解きをしていきます。

いわゆるステルス系ホラーニャ。

難易度は3段階ありますので、自分に合うレベルでプレイするといいでしょう。この手のが苦手な人でも、難易度を下げればクリアはなんとかなるとは思います。それとマルチエンディング形式で、エンディングは4種類あります。

短いゲームですが、クリア後要素もあるので、チラズアートのようなショートホラーが好きな方には楽しめる作品でしょう。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(86%、101人中)」になっています。

悪くない評価ニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・グラフィックがきれい。日本の雰囲気が良く出てる。

・内容は短いけどストーリーなどクオリティが高い。

・クリア後も複数回楽しめる。

・物語にもの悲しさがあり、ただたんに怖いだけのホラーとは違う。

悪かった点

・難易度を上げると、敵がすぐに感づくのでストレスがたまる。

・逃げているときにオブジェクトにひっかかりやすい。

・そもそも敵との追いかけっこが楽しめない。

ストーリーやグラフィックは好評ですが、敵との追いかけっこ・かくれんぼがストレスになるという意見が多かったですね。

 

総評

あくまで筆者の意見ですが、グラフィックやストーリーがよくできているので、そちらを楽しませるためにステルスアクションは無くてもよかったかな(もしくはゆるめにしたほうがいいかな)とは思いました。

敵がいると、いろいろじっくり見たり探索したりというのがやりづらくなり、怖さよりもストレスがまさってしまいます。

アクションホラーゲームは難しいと「怖い」より「腹立つ」になってしまって印象悪くなるのニャ。

ただゲーム自体のクオリティは高いので、値段もそこそこですし、興味のある方はプレイしてみることをおすすめします。