『三国・帰途』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー三国志ローグライクカードゲーム【Steam】日本語化可能|三国:归途
ありそうでなかった「三国志」をテーマにしたローグライクカードゲーム『三国・帰途』。
Senmu Studioによって、2023年4月18日に正式版がSteamで配信されました。
『ヴァンパイアサバイバーズ』の三国志版はありましたけど、こちらはありませんでしたね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は人気ローグライトカードゲーム『Slay the Spire』のフォロワー作品ともいうべき内容です。
『Slay the Spire』が登場してのち、フォロワー作品は多数登場しましたが、なぜか三国志ありそうでなかったという状態でした。
そんな状況の中で手を挙げたのが本作ですね。
プレイヤーは魏(曹操)・呉(孫権)・蜀(劉備)のいずれかの陣営でスタートし、道中の敵と『Slay the Spire』のようにカードバトルを繰り広げてきます。
『Slay the Spire』との違いですが、一人で戦っていく『Slay the Spire』とは違い、本作は複数の武将たちや兵士たちと共闘する形になります。劉備陣営だと関羽・張飛などですね。
日本語サポートはされていますが、現状は機械翻訳レベルで逆に意味がわからないところも多く、むしろ英語や中国語でプレイしてしまったほうがいいかもしれません。
もしくはなんとなくで理解しつつ遊ぶというのもよいでしょう。
ゲーム自体は案外面白いので、三国志と『Slay the Spire』好きな人はプレイしてみてください。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(83%、62人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・三国志で『Slay the Spire』がプレイできる。
・難度が適切で遊びやすい。
・好きな武将が出てきて嬉しい。
・中毒性が高い。
・日本語訳がひどい。
・内容がちょっと短い。
・コンテンツ不足な感じがある。
・カード効果が発動しないなど、細かなバグがある。
細かな部分での不満は見られますが、基本システムが『Slay the Spire』なのである程度の面白さは保証されている部分がありますね。
総評
本作はありそうでなかった「三国志」×『Slay the Spire』を実現した作品です。
劉備や曹操、関羽、張飛など、三国志の武将たちが登場するので、三国志好きな人には取っ付きやすい作品とは思います。
『Slay the Spire』と三国志が好きな人はプレイしてみるのもよいでしょう。
ちなみに『Slay the Spire』をプレイしたことがないという方は、本作よりも先に『Slay the Spire』をプレイしたほうがいいとは思います。