『Survivors: Three Kingdoms(三国志サバイバーズ)』レビューと評価・感想ー三国志版ヴァンサバライク【Steam】日本語化可能
三国志を題材にした『ヴァンパイアサバイバーズ』ライクなローグライクアクション『三国志サバイバーズ(Survivors: Three Kingdoms)』。
韓国のデベロッパーT3Entertainmentが開発し、HanbitSoftによって2023年3月23日に正式版がSteamで配信されました。
ゲームシステムも単純なことからフォロワー作品がどんどん出てきますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は三国志を題材にした『ヴァンパイアサバイバーズ』(以下『ヴァンサバ』)ライクなローグライクアクションゲームです。
プレイヤーは夏侯淵や関羽など三国志のキャラクターを操作し、迫りくる敵を倒して(攻撃は自動)制限時間まで生き延びなければなりません。
敵を倒すことで「魂」(経験値)がドロップされ、集めるとレベルアップしてスキルやステータスバフなどアップグレードを手に入れることができます。
違いとしては、本作は最大3つまでアクティブスキルを付けることができます。ボタンを押すことで発動できるスキルですね。クールダウン時間を挟んで、何度でも使用することができます。
また戦闘を助けてくれる「副官」もいます。ただ足が遅いので、動き回っていると画面外に取り残されることが多々ありますね。
敵のまわりをぐるぐるまわりながらたたかえば、副官の攻撃を当てることができます。ボス戦とかでうまくたたかわせるといいでしょう。
ゲームはステージ制で、ステージごとに制限時間が違います。最初のステージは10分間ですね。
それと本編以外にも、「ダンジョンモード」というのがあります。階層ごとに「時間まで生き延びる」「ボスを倒す」「敵を殲滅する」と、勝利条件が違います。10階ごとに装備アイテムが入手でき、本編でも使用可能。深い階層に行くほど良いアイテムを手に入れられます。
それと日本語サポートはされています。翻訳が変なところもありますが、意味がわからないほどではありません。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(59%、57人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・三国志の武将で『ヴァンサバ』が楽しめる。
・エフェクトが派手で爽快感がある。
・レベルアップが早くて、ゲームのテンポも速い。
・ステージ制なので、短時間でも楽しめる。
・育成が武将ごとなので時間がかかる。
・画面外から矢とかが飛んできてつらい。
・攻撃系アクティブスキルの威力が微妙なうえにクールダウン時間も長い。
・日本語は機械翻訳っぽい。
本作では、ステージ外での育成は、武将ごとに育成しなければならないため、 お金稼ぎがけっこう面倒です。このあたりに対する不満は多めですね。
総評
本作はいわゆる三国志版のヴァンサバライクで、デベロッパーもそのあたりを隠す気はいっさいなく、タイトルでもろに「Survivors」と書いています。
アクティブスキルや副官システムもあり、『ヴァンサバ』とはいちおうの差別化がはかれていますね。
一方、武将ごとに育成しなければならないのがネックで、新武将をアンロックするとまた1から育成で面倒さがあります。
ただ普通に楽しめる内容とは思いますし、価格も定価350円なので、興味がある方は試してみるといいでしょう。
↓三国志版『Slay the Spire』も登場。