『Survivors: Three Kingdoms(三国志サバイバーズ)』レビューと評価・感想ー三国志版ヴァンサバライク【Steam】日本語化可能

2023年4月24日ゲーム評価アクション, レビュー, ローグライク

Survivors Three Kingdoms

三国志を題材にした『ヴァンパイアサバイバーズ』ライクなローグライクアクション『三国志サバイバーズ(Survivors: Three Kingdoms)』。

韓国のデベロッパーT3Entertainmentが開発し、HanbitSoftによって2023年3月23日に正式版がSteamで配信されました。

猫も杓子も三国志もヴァンサバライクなのニャ。

ゲームシステムも単純なことからフォロワー作品がどんどん出てきますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

Survivors Three Kingdoms2

本作は三国志を題材にした『ヴァンパイアサバイバーズ』(以下『ヴァンサバ』)ライクなローグライクアクションゲームです。

プレイヤーは夏侯淵や関羽など三国志のキャラクターを操作し、迫りくる敵を倒して(攻撃は自動)制限時間まで生き延びなければなりません。

敵を倒すことで「魂」(経験値)がドロップされ、集めるとレベルアップしてスキルやステータスバフなどアップグレードを手に入れることができます。

基本的に『ヴァンサバ』とおなじなのニャ。

違いとしては、本作は最大3つまでアクティブスキルを付けることができます。ボタンを押すことで発動できるスキルですね。クールダウン時間を挟んで、何度でも使用することができます。

また戦闘を助けてくれる「副官」もいます。ただ足が遅いので、動き回っていると画面外に取り残されることが多々ありますね。

あまり役に立たないのニャ。

敵のまわりをぐるぐるまわりながらたたかえば、副官の攻撃を当てることができます。ボス戦とかでうまくたたかわせるといいでしょう。

ゲームはステージ制で、ステージごとに制限時間が違います。最初のステージは10分間ですね。

『ヴァンサバ』の30分は長いから、それぐらいがちょうどいいニャ。

それと本編以外にも、「ダンジョンモード」というのがあります。階層ごとに「時間まで生き延びる」「ボスを倒す」「敵を殲滅する」と、勝利条件が違います。10階ごとに装備アイテムが入手でき、本編でも使用可能。深い階層に行くほど良いアイテムを手に入れられます。

それと日本語サポートはされています。翻訳が変なところもありますが、意味がわからないほどではありません。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(59%、57人中)」になっています。

ちょっと微妙な感じになってるのニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・三国志の武将で『ヴァンサバ』が楽しめる。

・エフェクトが派手で爽快感がある。

・レベルアップが早くて、ゲームのテンポも速い。

・ステージ制なので、短時間でも楽しめる。

悪かった点

・育成が武将ごとなので時間がかかる。

・画面外から矢とかが飛んできてつらい。

・攻撃系アクティブスキルの威力が微妙なうえにクールダウン時間も長い。

・日本語は機械翻訳っぽい。

本作では、ステージ外での育成は、武将ごとに育成しなければならないため、 お金稼ぎがけっこう面倒です。このあたりに対する不満は多めですね。

 

総評

本作はいわゆる三国志版のヴァンサバライクで、デベロッパーもそのあたりを隠す気はいっさいなく、タイトルでもろに「Survivors」と書いています。

アクティブスキルや副官システムもあり、『ヴァンサバ』とはいちおうの差別化がはかれていますね。

一方、武将ごとに育成しなければならないのがネックで、新武将をアンロックするとまた1から育成で面倒さがあります。

ただ普通に楽しめる内容とは思いますし、価格も定価350円なので、興味がある方は試してみるといいでしょう。

↓三国志版『Slay the Spire』も登場。