Steam版『戦国無双5』評価は「非常に好評」ー絵柄は変わったけれど|レビューと感想
『戦国無双』シリーズ最新作の『戦国無双5』。
コーエーテクモゲームスによって、2021年7月27日にSteamで配信されました。PS4やニンテンドースイッチでも発売されています。
『戦国無双4』からずいぶんあいだが空きましたし、新たなユーザー層を呼びこまないかぎりは売上も厳しいかと。
ここでいったんリセットして、新シリーズとして再起動するのは、ある意味正解とは思います。
ちなみに『戦国無双4』が発売されたのは、2014年3月20日です。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作ですが、絵柄は変わりましたが、プレイ感覚自体は以前までの無双と大きく変わりません。
これまでの無双が好きだったら、本作も買って損はないかと思います。
個人的によかった改良点は、移動切り(走りながらの攻撃)から通常攻撃につなげられるところでしょうか。
これまでは移動切りをすると、そのまま敵を吹き飛ばしてしまいました。そうなるとまた近づいて通常攻撃をしなければならないので、爽快感が薄れてしまいます。
本作では移動切りから攻撃がつながるので、いちいち立ち止まらなくていいのは楽ですね。
それから「閃技」というのがあり、4つまでセットすることができます。ゲージを消費して使用する、ちょっとした必殺技のようなものです。技によっては他の技につなげられるので、なかなか使いやすいです。
あとストーリーですが、前作のように戦国時代の大局をなぞるような内容ではなく、信長の生涯をプレイするといった一人称的視点のものになっています。
明智光秀ももう一人の主人公のようになっているので、大河ドラマ「麒麟が来る」を観た方には取っ付きやすい内容になっているかと思います。
時期がずれてしまったのは惜しいですね。
絵柄のことですが、筆者としては『戦国無双4』までの3Dモデルのほうが好きなのですが、これもこれでありかなとは思います。
なんにせよ、しっかり無双している作品になっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(83%、524人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・絵柄は変わったが、良くも悪くもいつもの無双。
・武将個人に焦点を絞ったので、ストーリーに深みがあってよい。
・気楽に遊べる。
・全員イケメン。家康さえも。
・ストーリーがなんだか女性向になっている。
・盾兵がうざい。コンボを中断されるので爽快感が薄れる。
・キャラクターのモーションで使い回しが多い。
・キャラクターが少ない。
モデルを作り始めたばかりなので、キャラクターが少ないのはしょうがないのかもしれません。今後シリーズが続いていけば、キャラも増えていくかと思います。
盾兵は、たしかにそうですね。いちいち止められるとうざいと感じてしまいます。
総評
内容的には、「良くも悪くもいつもの無双」で無難に仕上がっています。
いってしまえば「無難な出来」といったところでしょう。そのため購入しても大きく外すことはありません。
ただ、キャラクターが少ないのが不満かなといったところです。
筆者個人の意見としては、絵柄を変えないかわりに、キャラクター数を増やしてほしかったですね。
まあ、そうですね。
今後のシリーズ化に期待したいとは思います。