『Holdfast: Nations At War』正式配信!評価は「非常に好評」:ナポレオン時代を舞台にしたオンラインお祭りシューター【ゲームレビュー】

2020年5月25日ゲーム評価FPS, シューティング, レビュー

holdfast

ナポレオン時代を舞台にしたオンラインのマルチプレイシューター『Holdfast: Nations At War』。Anvil Game Studiosによって、2020年3月6日にSteamで正式版が配信されました。

早期アクセスは2017年から始まりました。1サーバーにつき150人以上でのプレイが可能なお祭りゲームです。

すごい人数ニャ。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Holdfast

本作はオンラインマルチプレイの、一人称/三人称視点でのシューティングゲームです。

ゲームの舞台となるのはナポレオン戦争。戦場には陸戦と海戦があり、海戦のばあいは船を使って戦わなければなりません。

またプレイヤーは指揮官となって味方を率いたり、軍医となって仲間を助けたりなど、さまざまなロールでプレイすることが可能です。射撃が苦手な人は、旗手や軍楽隊となってまわりの仲間たちをパワーアップさせるのもいいでしょう。

単独で敵に突っ込むと各個撃破されるだけです。指揮官の募集に応じて集まり、仲間たちとともに隊列を作って戦いましょう。

一般的なFPSとは違って、協力プレイが重要になるゲームです。

なんだか楽しそうだけど、人は多いのかニャ?

プレイできるぐらいの人数はいますが、すごく多いというわけでもありませんね。

それと「協力プレイが重要」と書きましたが、これはあくまでゲームコンセプトとしての理想です。

実際のところ、不特定多数のオンラインプレイヤーの統率を取ることは難しく、みんな勝手に戦ってしまっています。

それとボイスチャットは基本英語ですが、「ファイアー!」とか「チャージ!」とかいっていれば大丈夫です。

適当ニャ。

お祭り気分で参加して、撃った撃たれたで笑いながらプレイするのがいいかと思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(86%、6,496人中)」となっています。

良かった点は以下のとおりです。

良かった点

・ボイスチャットでワイワイ遊ぶのが楽しい。

・エイムが下手でも軍楽隊で活躍できる。

・雰囲気を楽しむゲームとして参加すると楽しい。

・ゆったりとプレイできる。殺伐としていない。

他のFPSだとキル数を競ったりで殺伐としていますが、本作は勝っても負けてもあまり気にならないので、ボイスチャットでもしながらロールプレイをするのがいいかと思います。

悪かった点は以下のとおりです。

悪かった点

・日本からだとpingが厳しい。

・隊列で戦うというシチュエーションにならない。

・ゲームとして考えると微妙。あくまでお祭りゲーム。

・海戦はテンポが悪くてつまらない。

海戦はただでさえ人が少ないですしね。あとプレイヤーが海外サーバに集まっていることから、どうしてもそちらでプレイしなくてはなりません。撃ち負けることは多いかと思います。お祭りゲームなので、そこまで本気でやらなくてもいい気もしますが。

まったりプレイする歴史FPSとしては良いゲームとは思います。

 

総評

本作は大人数で戦うお祭りFPS/TPSです。

ゲーム自体はテンポの遅いもので、みんなでボイスチャットでもしながらまったり集合して、戦場へと歩いていくといったのんびりとしたものです。

ゲームも、あくまで歴史上の戦争のロールプレイをするというものです。

ガチでFPSをやりたい人には向かないかもしれませんが、ほかの大作FPSの罵り合いや殺伐とした雰囲気に耐えきれないという方は、ぜひ一度本作を試してみてください。

まったりお祭りゲームニャ。