『三國志14』武将能力:郭汜の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その91】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

kakushi

『三國志14』三国志武将評価シリーズの第91回目は、董卓亡きあとの長安で李傕とともに権力を欲しいままにした郭汜(かくし)についてお届けします。前回の李傕は以下のリンクから。

人物について

イラストのポーズが李傕とおなじニャ。顔の世紀末臭がやばいニャ。ぜったい「ヒャッハー」っていってるニャ。

前回登場した李傕の相方である郭汜。涼州・張掖郡の人です。正史では「郭多」とも記述されます。

李傕とともに、董卓の娘婿・牛輔(ぎゅうほ)に仕えていたことは前回述べたとおりです。

董卓が呂布に殺されたのち、賈詡の助言によって、郭汜は李傕とともに兵を集めて長安をめざしました。

このあたりは前回とおなじニャ。

郭汜が長安城の北門に着いたとき、呂布が軍を率い、城門を開いてあらわれました。そして郭汜に、

「たがいに兵を遠ざけ、一騎討ちで勝負をつけよう」

といいました。

正史で呂布が一騎討ちを申し込んだのニャ。

郭汜は一騎討ちを受け、両者は戦いを始めます。

呂布の矛での突きが郭汜に決まると、背後に退いていた騎兵が駆け寄ってきて郭汜を助けました。それから両者は引きあげてしまいました。

それで終わりなのニャ?

終わりですね。

なんか消化不良な感じニャ。現実はこんなものなのニャ。

ヨーロッパの決闘も、相手の体をどこかひと突きして血が出た時点で終わりみたいな感じですし、そんなものじゃないでしょうか。たがいに指揮官ですから無理はできませんしね。

孫策太史慈の一騎討ちもぶっちゃけ手戟と兜を奪い合ったぐらいだし、武器でガンガン何十合も打ち合うみたいな感じにはならないのニャ。

そういうのは、現実では難しいかもしれませんね。

「三国演義」では当たり前のように起こってるニャ。

物語ですしね。激しい一騎討ちがあったほうが盛り上がるでしょう。

やがて郭汜らは長安を占拠し、呂布を敗走させます。そして献帝を擁して、朝廷での権力を手に入れました。

そののち、郭汜は李傕と仲たがいをはじめ、献帝を奪い合うことになったのは前回述べたとおりです。

悪党どもは相いれないニャ。

楊奉らによって献帝が洛陽に移され、曹操が献帝を擁するようになると、郭汜らは衰退していきます。

そして李傕は謁者僕射の裴茂らによって討伐され、郭汜は部下の伍習(五習)に殺されてしまいました。

この二人はしょせん小悪党でしかなかったのニャ。盗賊とおなじで、略奪以上の考えはなかったのニャ。

今回はそんな郭汜の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:65
武力:76
知力:13
政治:14
魅力:13
主義:我道
政策:侵略荒廃(Lv3)(ユニットが移動した敵勢力の地域の開発が減少するようになる
親愛武将:
李傕

政治が14もあるニャ。李傕の14倍ニャ。

なにげに武力も李傕(武力72)より4高いですね。統率が李傕(統率69)より4低いことでバランスを取っています。

そういう決め方なのニャ。

 

個性について

徴税:地域担当官に任命すると金が上昇しやすい。

功名:命令設定で、追撃「不可」、事後命令「退却」が選択不可。

悪名:自ユニットの占領領域拡大に必要な兵数が増加。

強欲:自身の俸禄が増加。

李傕とおなじくバッド個性が3つニャ。

徴税」があるのは李傕とおなじですね。兵糧消費の増える「浪費」や状態異常延長の「短慮」がないぶん、戦闘ユニットとしてはまだ使えるかと思います。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢

魚鱗」があるので、これを使っていくのがいいかと思います。

戦法

奮戦:ダメージ。

火矢:発火。対拠点可。

罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可。

李傕の「突撃」が「奮戦」に変わっているだけニャ。

基本的には李傕とおなじですね。

 

総評

郭汜は、李傕に比べれば「浪費」や「短慮」がないぶん、戦闘ユニットとしては使えるとは思います。

統率・武力も戦えるレベルにはあるので、攻め手が足りないときにでも加えるといいでしょう。

ただ李傕とおなじく、力不足感は否めませんね。

その他大勢の武将といったところニャ。

次回は諸葛亮の兄、諸葛瑾を予定しています。

↓次回出来ました。