『三國志14』武将能力:祝融の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その248】|三国志14

2020年9月18日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第248回目は、孟獲の妻である祝融(しゅくゆうについてお届けします。前回の曹豹は以下のリンクから。

 

人物について

祝融(祝融夫人)は南蛮王・孟獲の妻で、『三国演義』に登場する架空の人物です。弟に帯来洞主が、また京劇「龍鳳巾」では娘として花鬘(かまん)が登場します。

中国神話に祝融という火の神がいますが、祝融夫人はその子孫という設定です。『山海経』では南方の神とされています。

神の子孫なのニャ。

飛刀の使い手で、蜀の張嶷馬忠が攻めてきたときにはこれを生け捕りにしました。

この2人を捕らえられるなら大したものニャ。

祝融は張嶷らを処刑しようとしましたが、孟獲は諸葛亮に5度逃がされていたため、これを止めます。

次に趙雲が攻めてきたので、祝融が迎え撃ちます。

数合戦って、趙雲は負けたふりをして逃げました。

祝融は長追いせず、洞へ引き返そうとしたときに、今度は魏延があらわれます。悪態をついてきたので、祝融は怒って魏延を追いかけました。

すると馬岱の罠によって馬の足がからめとられ、祝融は捕まってしまいます。

諸葛亮は祝融を逃がす代わりに、人質交換として張嶷らを取り返しました。

祝融は蜀将を捕らえたという点においては、蜀に一矢報いているのニャ。

それから帯来洞主が孟獲・祝融らを捕らえて降伏しにきましたが、諸葛亮はこれが偽りだと見抜き、全員を捕らえてまた放します。

孟獲・祝融らが7度目に捕らえられると、彼らは諸葛亮に心服して帰順することとなりました。

「七縦七擒」の話は、架空戦記としてはかなり面白いのニャ。

今回はそんな祝融の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:74
武力:85
知力:29
政治:23
魅力:69
主義:我道
政策:火計研究(Lv4)(火計の効果が上昇、Lvで火罠解放)
配偶者:孟獲
親愛武将:花鬘、孟獲

武力85もある猛将ニャ。張嶷・馬忠を捕らえただけあるニャ。

本作では統率も74と、三國志シリーズでも高い数値となっています。

しかし知力の低さは南蛮勢といったところニャ。

 

個性について

南蛮:森・密林で自ユニットの全能力が上昇。

昂揚:特定範囲内の敵ユニットを撃破すると自ユニットの士気が上昇。

猪突:命令設定で、敵接近時「無視」、自主退却「許可」が選択不可。

癇癪:自ユニット、太守として所在する拠点が「挑発」にかかっている期間を延長。

「南蛮」があるのは当たり前として、バッド個性が2つニャ。挑発に乗りやすいのニャ。

ちょっと使いにくさがありますね。知力が低いのでなおさらです。

 

陣形と戦法

陣形

鋒矢、長蛇

「南蛮」がありますので、「長蛇」で相乗効果を狙っていきたいところです。

戦法

神乱刃:発火+敵の士気ダウン。

急襲:ダメージ+「混乱」付与。

攪乱:敵の機動ダウン。

罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可。

固有戦法持ちニャ。名前がかっこいいニャ。

「神乱刃」はダメージ技ではありませんが、発火に加えて敵の士気ダウンを狙えます。対拠点でないのは残念ですね。ダメージ技は「急襲」のほうを使うといいでしょう。

 

総評

祝融は武官タイプの武将です。武力は85と、女性武将の中ではもっとも高い数値です(次点は孫尚香趙氏貞の武力80)。また統率も74あり、そこそこ戦うことができるでしょう。

ただ知力は29で、「猪突」「癇癪」といったバッド個性があるのはネックですね。

固有戦法「神乱刃」もありますし、「南蛮」「長蛇」の相乗効果も狙えますので、森・密林の戦いでうまく使っていきましょう。

女性武将ナンバー1の武力を見せるのニャ。

次回は趙氏貞です。