『三國志14』武将能力:祝融の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その248】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第248回目は、孟獲の妻である祝融(しゅくゆう)についてお届けします。前回の曹豹は以下のリンクから。
人物について
祝融(祝融夫人)は南蛮王・孟獲の妻で、『三国演義』に登場する架空の人物です。弟に帯来洞主が、また京劇「龍鳳巾」では娘として花鬘(かまん)が登場します。
中国神話に祝融という火の神がいますが、祝融夫人はその子孫という設定です。『山海経』では南方の神とされています。
飛刀の使い手で、蜀の張嶷・馬忠が攻めてきたときにはこれを生け捕りにしました。
祝融は張嶷らを処刑しようとしましたが、孟獲は諸葛亮に5度逃がされていたため、これを止めます。
次に趙雲が攻めてきたので、祝融が迎え撃ちます。
数合戦って、趙雲は負けたふりをして逃げました。
祝融は長追いせず、洞へ引き返そうとしたときに、今度は魏延があらわれます。悪態をついてきたので、祝融は怒って魏延を追いかけました。
すると馬岱の罠によって馬の足がからめとられ、祝融は捕まってしまいます。
諸葛亮は祝融を逃がす代わりに、人質交換として張嶷らを取り返しました。
それから帯来洞主が孟獲・祝融らを捕らえて降伏しにきましたが、諸葛亮はこれが偽りだと見抜き、全員を捕らえてまた放します。
孟獲・祝融らが7度目に捕らえられると、彼らは諸葛亮に心服して帰順することとなりました。
今回はそんな祝融の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:74
武力:85
知力:29
政治:23
魅力:69
主義:我道
政策:火計研究(Lv4)(火計の効果が上昇、Lvで火罠解放)
配偶者:孟獲
親愛武将:花鬘、孟獲
本作では統率も74と、三國志シリーズでも高い数値となっています。
個性について
南蛮:森・密林で自ユニットの全能力が上昇。
昂揚:特定範囲内の敵ユニットを撃破すると自ユニットの士気が上昇。
猪突:命令設定で、敵接近時「無視」、自主退却「許可」が選択不可。
癇癪:自ユニット、太守として所在する拠点が「挑発」にかかっている期間を延長。
ちょっと使いにくさがありますね。知力が低いのでなおさらです。
陣形と戦法
鋒矢、長蛇
「南蛮」がありますので、「長蛇」で相乗効果を狙っていきたいところです。
神乱刃:発火+敵の士気ダウン。
急襲:ダメージ+「混乱」付与。
攪乱:敵の機動ダウン。
罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可。
「神乱刃」はダメージ技ではありませんが、発火に加えて敵の士気ダウンを狙えます。対拠点でないのは残念ですね。ダメージ技は「急襲」のほうを使うといいでしょう。
総評
祝融は武官タイプの武将です。武力は85と、女性武将の中ではもっとも高い数値です(次点は孫尚香・趙氏貞の武力80)。また統率も74あり、そこそこ戦うことができるでしょう。
ただ知力は29で、「猪突」「癇癪」といったバッド個性があるのはネックですね。
固有戦法「神乱刃」もありますし、「南蛮」「長蛇」の相乗効果も狙えますので、森・密林の戦いでうまく使っていきましょう。
次回は趙氏貞です。