『三國志14』武将能力:張嶷の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その192】|三国志14

2020年7月23日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第192回目は、異民族の平定に定評のある張嶷ちょうぎょく)についてお届けします。前回の楊儀は以下のリンクから。

 

人物について

張嶷、字は伯岐(はくき)。巴西郡・南充県の人です。

身寄りのない貧しい家の出身でしたが、若いころから気概を持った人物でした。

20歳になると、県の功曹となります。

劉備が蜀を平定したさい、山賊が県を襲撃しました。県長は家族を見捨てて逃走しましたが、張嶷は白刃のなか、県長の夫人を背負って救出しました。

このことから張嶷の名が知られ、州の従事に任命されます。

逆に県長のほうは株が下がってそうニャ。

諸葛亮が北伐において漢中に駐屯したとき、山賊の張慕らが広漢・綿竹の軍資を略奪していました。

そこで張嶷は彼らを討伐することになったのですが、いくさで捕らえるのは難しいと判断し、和睦を結びました。

張嶷は山賊らを酒宴に招き、その席で張慕ら50余人の首を斬ったのです。

ちょっと卑怯な気もするニャ。

そののち、張嶷は重病にかかったものの、広漢太守の何祗が財産を投じて医療に当たってくれたため、治すことができました。

それからは馬忠の副将となって、異民族の反乱鎮圧などに功績がありました。

晩年は病をおして姜維の北伐に従い、魏の徐質に敗れて命を落とします。しかし味方の損害の倍以上の敵兵を討ち取りました。

異民族たちは張嶷に良くしてもらっていたことから、その死を知ると皆涙し、廟を立てて祭ったといいます。

異民族に慕われていたのニャ。

今回はそんな張嶷の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:79
武力:72
知力:75
政治:77
魅力:75
主義:王道
政策:工法改革(Lv3)(Lvで施設開放)
親愛武将:姜維、馬忠、姚伷

オール70台ニャ。バランス型ニャ。

なにげに政治が77もありますね。異民族に慕われていたことが評価されたのかもしれません。

シリーズでも平均値の高い武将になっています。

 

個性について

森戦:森、密林で自ユニットの全能力が上昇。

殿軍:退却中に自ユニットの防御が上昇。

召募:募兵担当官にすると兵士が上昇しやすい。

改修:所属都市に所在していると、耐久の回復量が増加。

親蛮:所属都市に所在していると、南蛮が出現しない。「埋伏の毒」で南蛮が出現する。

「親蛮」はやっぱりあるニャ。

召募」「改修」など、内政的に使いやすい個性もあります。また「森戦」もあるので、南中平定には従軍させたいところです。

 

陣形と戦法

陣形

鶴翼、長蛇、投石

兵器もあるニャ。

野戦に都市攻めと、幅広く活躍できそうです。

戦法

奮戦:ダメージ。

火矢:発火。対拠点可。

鎮静:異常状態解消。

投石:耐久ダメージ+ダメージ。対拠点可。

戦法のほうはあまり特徴がないニャ。

野戦用、拠点攻撃用、状態異常回復とそろっていますので、状況で使い分けていけるでしょう。

 

総評

張嶷はバランス型の武将です。全能力70台という潰しの利くステータスで、内政・戦闘の両方で役立つでしょう。

また個性には「召募」「改修」といった、内政に直接作用するものもあり、南蛮の出現をおさえる「親蛮」もあります。うまく活かしていきましょう。

戦闘においても、野戦と兵器を使い分けることができるので、様々な状況に対応できるかと思います。

何でも屋なのニャ。

次回は馬忠(蜀)です。