『三國志14』武将能力:曹豹の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その247】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第246回目は、陶謙の武将である曹豹(そうひょう)についてお届けします。前回の臧覇は以下のリンクから。
人物について
曹豹は陶謙配下の武将です。
曹操が徐州に攻めこんでくると、曹豹は劉備とともにこれを迎え撃とうとしました。しかし撃破されてしまっています。
陶謙の死後、劉備があとを継いで徐州を治めました。袁術との戦いで出陣しなければならないとき、劉備は下邳の留守を張飛と曹豹に任せます。
ところが留守のさいちゅう、呂布がその隙をついて攻め込んできます。
曹豹は寝返り、呂布を下邳に迎え入れました。『英雄記』においては、張飛が曹豹と仲たがいをして殺そうとしたことから、曹豹は陣営の守備を固める一方、呂布に助けを求めて招き入れたとされています。
もう一つ説があり、張飛が曹豹とケンカをし、殺してしまったというものです。そのため城の兵士たちは大混乱に陥り、中郎将の許耽という者が呂布と内通して城に招き入れ、張飛を討ち破ったとあります。
『三国演義』では曹豹の娘が、呂布の側室になっています。
曹豹は張飛とともに下邳を守っていたときに、張飛に酒を強要され、断ると鞭打ちにされました。これを恨みに思い、呂布を下邳に招き入れようとします。
張飛は呂布来襲を知って下邳から逃げ出し、曹豹はそれを追撃しました。しかし返り討ちにあい、殺されてしまいます。
今回はそんな曹豹の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:55
武力:69
知力:32
政治:21
魅力:26
主義:名利
政策:政令徹底(Lv2)(命令書が増加)
シリーズの1~2だと武力10台の完全なザコ武将でしたから、だいぶましなステータスだとは思います。
個性について
工面:太守として所在する拠点内の兵士の兵糧消費が減少。
小心:命令設定で、敵接近時「攻撃」、自主退却「不可」、追撃「許可」が選択不可。
動転:兵站切れしたさい、自ユニットの士気が低下しやすい。
「工面」は序盤では地味に使えますね。ただこの武将を太守にするかどうかはまた別の問題となりますが。
陣形と戦法
魚鱗、方円
防御力の高い陣形のみですね。
斉射:ダメージ。対拠点可。
罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可。
適当に選んだ感はありますね。攻城戦でも使えるのは悪くないでしょう。
総評
曹豹は武官タイプの武将です。ただ統率は50台で、武力は70に届きそうな69と微妙な感じになっています。
個性には「工面」がありますが、知力・政治・魅力は20~30台で、文官能力は低めです。
「小心」「動転」といったバッド個性もありますが、戦えないことはないので、攻め手不足のときにでも手伝わせるといいでしょう。
次回は祝融です。