『三國志14』武将能力:馬超の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その9】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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三國志14三国志武将評価シリーズの第9回目は、西涼の猛将で蜀の五虎将の一人・馬超(ばちょう)についてお届けします。前回の張飛は以下のリンクから。

人物について

前回は張飛だし、脳筋続きニャ。

馬超、字は孟起(もうき)。司隷・扶風郡の人です。

馬騰の子で、弟に馬休馬鉄がいます。馬岱はいとこですね。ちなみに馬超の娘は劉備の妾の子・劉理に嫁いでいます。

馬超が若いころ、馬騰と韓遂の争いがありました。このときに馬騰は妻子を殺され、馬超も韓遂の部下・閻行に殺されかけました。

馬騰と韓遂の争いを収めたのは曹操です。鍾繇に命じて、両者を仲裁しました。

のちに馬騰が入朝すると、馬超がその軍を引き継ぎ、曹操に服従していました。

しかし曹操が漢中の張魯を攻撃すると、馬超は「次は自分の番ではないか」と怖れます。

そこで韓遂と手を組み、曹操に対して反乱を起こしました。

曹操は自ら出陣しましたが、馬超の攻撃の苛烈さに危うく命を落とすところでした。

史実でも強いニャ。

ここで活躍したのが、曹操の参謀・賈詡です。離間の計で馬超と韓遂の仲を引き裂き、その隙をついて攻撃を仕掛け、馬超らを退却させました。

また馬超の反乱により、馬騰とその親族が処刑されてしまいます。

とばっちりニャ。「三国演義」と話が違うニャ。

こののち馬超は反乱を続けるも、うまくはいきませんでした。

一方で、蜀攻めをおこなっている劉備が、劉璋のいる成都を包囲していました。

そこで馬超は劉備に降伏し、その配下となります。これを聞いた劉璋は怖れ、成都を劉備に引き渡すことになりました。ある意味、馬超は蜀取りの功労者ともいえるでしょう。

今回はそんな馬超の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:90
武力:96
知力:44
政治:26
魅力:82
主義:我道
政策:鋒矢強化(Lv5)(鋒矢陣形の効果が上昇)
父親:馬騰
配偶者:楊氏
親愛武将:馬雲騄、馬休、馬岱、馬鉄、馬騰、李恢
嫌悪武将:王異、夏侯淵、曹操、楊柏

パラメータ的には張飛に近いけど、魅力が高いニャ。

魅力はシリーズ通して不安定ですね。1のときは84あったのですが、『三國志2』になると一気に60まで下がります。それから上がったり下がったりを繰り返していますね。『三國志10』以降は82で落ち着いています。西涼のリーダーみたいな立場でしたし、人望はあったようです。

武力のほうは趙雲とおなじですね。知力と政治力は、猛将っぽく低めに設定されています。ちなみに1のころは知力62ありました。

 

個性について

神威:周囲に敵ユニットが多いと、自ユニットの全能力が上昇。

一騎:一騎討ちが起こりやすい。一騎討ちで有利になる。

疾走:自ユニットの機動力上昇(兵器、艦船以外)。

猪突:敵接近時「無視」、自主退却「許可」が選択できない。

粗忽:自ユニット、太守として所在している拠点が「混乱」にかかったばあい、その時間を延長。

張飛とおなじで、バッドステータスがあるニャ。

粗忽」は「混乱」時間を延長させてしまう効果がありますね。

神威」は敵が多いと強くなるという個性ですが、そもそも包囲される事態にならないようにするほうが重要かと思います。単独で突っ込むのはやめたほうがいいでしょう。

とくに馬超は「疾走」を持っているので、先陣を切りやすくなりますので注意が必要です。塗りつぶしや兵站切りには有効ですけどね。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢、長蛇、錐行

張飛に「錐行」を足してるニャ。

錐行」は戦法を使えない代わりに、機動力が高くなります。馬超の機動力を活かして、敵の背後を取るのにはいいでしょう。しかし自分の兵站を切られないように注意する必要があります。

戦法

神威穿貫:ダメージ+混乱付与。

突撃:ダメージ+士気ダウン。

大喝:敵の防御ダウン。

攪乱:敵の機動ダウン

罵声:敵の士気と攻軍ダウン。対拠点可。

ほとんど張飛と一緒ニャ。脳筋戦法ニャ。

神威穿貫」は張飛の「万人敵」と違い、混乱が付与されるのが強いですね(「万人敵」は足止付与)。

あとは、「攪乱」以外は張飛とおなじです。

 

総評

馬超は張飛と似たような能力ですが、特徴としてはやはりその機動力の高さでしょう。個性「疾走」や陣形「錐行」によって敵の背後を取りやすくなります。

敵が多くなると強くなる「神威」もあるので、単独でも簡単に殲滅はしないでしょう。ただ自分の兵站を切られないように注意しておく必要があります。

「神威穿貫」はダメージに混乱を付与するので、さらなるダメージをあたえることができます。味方ユニットが多いところで決めたい技です。

機動力を活かした裏まわり戦法など、馬超ならでは戦術を考えてみるのもいいかもしれません。

馬超は「素早い張飛」という感じニャ。

次回は陸遜を予定しています。

↓次回出来ました。