『三國志14』武将能力:陸遜の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その10】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第10回目は、関羽や劉備を撃ち破った呉の軍師・陸遜(りくそん)についてお届けします。前回の馬超は以下のリンクから。
人物について
陸遜、字は伯言(はくげん)。揚州・呉郡の人です。
陸遜の父は早くに亡くなり、陸遜は従祖父で廬江太守の陸康のもとに預けられました。
徐州の陶謙が亡くなったのち、袁術は徐州を攻めようとしました。兵糧を出すよう陸康に求めましたが、これを拒否。怒った袁術は部下の孫策に命じ、陸康を攻めました。陸康は陸遜を呉へ避難させます。
孫権に仕えたのは、陸遜が21歳になったときです。陸遜は山越の反乱鎮圧に功があったことから、孫権に気に入られます。孫権は、孫策の娘を陸遜の娶らせました。『三國志』シリーズでは「孫氏」として登場します。
陸遜の名が天下に知れ渡ったのは、呂蒙とともに荊州の関羽を攻め滅ぼしたことでしょう。さらに復讐に来た劉備軍をも「夷陵の戦い」で撃退し、白帝城へと敗走させます。劉備はそこで没してしまいました。
今回は陸遜の能力について見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:96
武力:69
知力:95
政治:88
魅力:91
主義:王道
政策:文事武備(Lv2)(支援の全政策の効果を発揮)
配偶者:孫氏
親愛武将:闞沢、孫氏、呂蒙
嫌悪武将:呂壱
パラメータ的には周瑜を微妙に劣化させた感じですね。なんでもこなせるタイプの優秀な万能武将です。政治は周瑜(政治86)より高いですね。
ちなみに武力は、1のころは83ありました。そこからどんどん減っていって、いまの数字に落ち着いています。
知力は、1のころは93だったので、逆に上がっていっていますね。
魅力については、『三國志4』以降に、急に90台まで跳ね上がっています。1のころは68でしたからね。
1はキャラが固まっていない時期でもありましたからね。
あとシリーズ通して若いイケメンイラストで描かれているのも特徴です。
個性について
神機:特定範囲内の敵ユニットの攻軍、防御が低下。
水戦:大河で自ユニットの全能力が上昇。
火攻め:自ユニット、太守として所在する都市への火の被害が減少。火計の成功確率が上昇。
沈着:自ユニット、太守として所在する拠点が「挑発」にならない。
柱石:都市に所在すると、全地域の治安が上昇しやすくなる。。
陸遜が存在するだけで周囲の敵にデバフをあたえる「神機」は強いですね。敵ユニットの能力が下がることから、陸遜の能力は数字以上になっているともいえるでしょう。
「水戦」は呉の武将らしい個性です。また「火攻め」「沈着」により、都市を守るのにも適した武将といえるでしょう。
陣形と戦法
魚鱗、雁行、鶴翼、井闌、衝車
普段は「魚鱗」「鶴翼」でバランスよく戦うのがいいかと思います。
あと「衝車」が使えるので、他の強い武将に守ってもらいつつ、敵の施設に張り付いていくのもいいでしょう。
極焔:発火+敵全能力ダウン。対拠点可。
火矢:発火。対拠点可。
混乱:混乱付与。対拠点可。
鎮静:全異常状態解消。
強襲:ダメージ+混乱付与。
矢嵐:ダメージ。
基本的には周瑜と似ていますね。「極焔」は周瑜の「神火計」の劣化版みたいなものでしょう。「火攻め」の個性もありますので、火計と合わせて都市に火を付けまくるといいかと思います。
ただ周瑜と違って、火計がかならず成功するわけではないので注意が必要です。
総評
劣化周瑜という感じも否めませんが、周瑜にはない兵器陣形を2つも持っています(「井闌」「衝車」)。都市攻めのときには活躍するでしょう。
また「神機」の個性によって敵ユニットにデバフをあたえますので、味方ユニットとともに戦うことで全体的な戦力を底上げしてくれます。
内政においても活躍してくれますし、攻城においても火計を中心とした攻撃でサポートしてくれるオールマイティな武将です。
それと小学生のころ、初代『三國志』攻略本の陸遜のページに、「ガ陸遜」と巨人ファンの友人に落書きされたのを思い出しました。いまでもその攻略本を持っています。
次回は司馬懿を予定しています。
↓次回出来ました。
↓後期の呉が舞台の小説。