『モン娘ぐらでぃえーた』評価は「非常に好評」 レビューと感想ーお気楽すごろくローグライクRPG【Steam】

ゲーム評価カードゲーム, ローグライク

monster graduator

モンスター娘を鍛えて闘技場の戦いを勝ち抜く『モン娘ぐらでぃえーた』。

ZephyrStudioが開発し、同社とWaku Waku Gamesによって、2021年7月14日にSteamで配信されました。ニンテンドースイッチでもリリースされていますね。

けっこう前のゲームニャ。

最近のIndie Galaバンドルに入っていたゲームで、何周かプレイしてみて結構面白かったので、今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

モン娘ぐらでぃえーた

本作はモンスター娘(モン娘)を育成して、闘技場での戦いを勝ち抜いていくという内容です。

とはいっても難しいことはなく、まずマップ画面では手札のカードを使ってモン娘のパラメータを上げていきます。

カードにはコストがあり、そのコスト分だけマップ上のマスを進んでいきます。効果の高いカードほどコストが高いのですが、ゴールまで90マス(90日)しかありません。強制的に止まらなければならないマスがあるので、コストの高いカードはそのマスの近くまで来た時に使うとお得です。

ゴールにたどり着く前に、できるだけパラメータを上げておくのニャ。

戦闘ですが、闘技場のマスに止まると他のモン娘との戦闘がはじまります。

ここはRPG的なリアルタイムのコマンド入力戦闘になっています。持っているスキルを駆使して戦っていきます。オート機能で自動戦闘させることも可能。

戦闘に勝利するとお金やカード、アイテムが手に入ります。

闘技場のマスに止まらない限りは戦闘は発生しないので、HPが少ないときはあえて戦闘を避けるというのも良いでしょう(ゴール地点の闘技場は強制戦闘)。

クリアまでは3ステージ(ボス敵×3)あり、そんなに時間はかかりません。

クリアかゲームオーバー時にコインがもらえ、それを使ってカードガチャをすることができます。ただコインをもらえる量がしょっぱく、なかなか貯まりません。

新しいモン娘は全部で13種類で、これをカードガチャで出さないといけないため、カード集めはけっこう大変です。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(96%、78人中)」になっています。

評判いいのニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・キャラクターがおバカ可愛い。

・モン娘ごとに特徴があるので、違う攻略法をためせる。

・ルールがわかりやすく、気楽にプレイできる。

・攻撃方法(攻撃カード)が多彩。

悪かった点

・モン娘とのコミュニケーションがいっさいない(言葉を発しない)。

・攻撃カードの効果がわかりづらい。

・アーティファクト(永続効果のアイテム)表示も見づらい。

・ガチャのお金を貯める作業がつらい。

細かい点に不満があるものの、値段も値段ですし(520円)、筆者的には値段分は楽しめるゲームとは思います。

 

総評

本作は短時間で気楽にモン娘を育て、戦わせることのできるローグライクRPGです。

すごろく要素にカード要素、コマンドRPG要素と、小さな作品ながらそれなりに遊ばせるつくりになっています。

値段分以上には楽しめますので、興味のある方はプレイしてみてください。