Humbleボードゲームバンドル「PLAY WITH FRIENDS BUNDLE」バンドル評価【11本|12ドル】|ASMODEE DIGITAL
Humbleストアのボードゲームバンドル「ASMODEE DIGITAL PLAY WITH FRIENDS BUNDLE」が販売されました。期間は2020年5月21日までです。
1ドル帯に『ラブレター』や『カルカソンヌ』など、定番ボードゲームがあるのがいいですね。
ただ、これまでに何度もおこなわれているので、ダブってるゲームもけっこう混ざってます。
今回は本バンドルのボードゲーム紹介とバンドル評価をお届けします。前回のバンドルレビューは以下のリンクから。
1ドル以上(ゲーム6本)
スモールワールド2
筆者の好きな地域占領型の戦略ボードゲーム。特徴のある種族から1つを選んで、土地を占領していきます。
種族は数が尽きるとそれ以上領土が占領できなくなるので、衰退させて新しい種族を選ばないといけません。
短時間でサクッとプレイできるのがいいですね。ちなみに「2」なのは1があるわけではなく、ボードゲームのデジタル版なので2としているだけです。
平均価格以上でDLCの「Cursed」「Be not Afraid」、12ドル以上で「Grand Dames」が付いてきます。
カルカソンヌ
ボードゲームの定番、みんな大好き『カルカソンヌ』です。タイルを置いていき、道や城を連結させていきます。あらかじめ配置した人型の駒が、接続された道や完成した城に配置されていれば、それでスコアをもらえます。先読みの力が試されます。
平均以上でDLCの「Winter and Gingerbread Man」「Traders & Builders」が、12ドル以上で「The River」「Inns & Cathedrals」「The Princess & the Dragon Expansion」が付くので、一気にそろえられるチャンスです。
ボードゲームだと日本版特別タイル入りの「カルカソンヌJ」がおすすめ。
パッチワーク
テトリスのようなさまざまな形をしたタイルで、自分の盤面を埋めていくというゲームです。これも昔、実物をけっこうやりこんでいた時期がありました。
デジタル版は日本語チュートリアルがありますが、説明がわかりづらいです。この手のゲームは、実物をやればすぐわかるようなことも、画面上になると不可解になってしまうのが問題ですね。
デジタル版は正直あまりすすめられませんが、ボードゲーム自体は面白いです。
King and Assassins
王側と暗殺者側でわかれて対戦する2人用ボードゲーム。王は目的地まで到着したら勝利、暗殺者側はそれまでに王を殺せれば勝ちです。
暗殺者側は市民に化けて、王を襲うことができます。また王側は衛兵を使って暗殺者と思わしき市民を拘束したり、暗殺者を攻撃したりといったことが可能です。
相手をいかにだませるかが勝利の鍵です。ボードゲームのほうは、日本では未発売ですね。
ラブレター
やけにイラストが濃いですが、みんなが大好きな『ラブレター』で間違いありません。
姫にラブレターを届けるというバックストーリーがありますが、プレイヤーはそれぞれ手札を1枚しか使いません。
それがこのゲームの優れたところで、簡単にプレイができて、しかもみんなでやるとだましだまされで盛り上がります。
ブラフゲームのため、CPU相手にやってもあまり意味はありません。できればオンライン対戦か、実物を家族で遊んでみてください。下のが日本版のイラストです。
ポーション・エクスプロージョン
ボードゲーム版パズル玉ともいうべき作品。色のおなじ玉をぶつけて消すことにより、素材にすることができます。これを使ってポーションを開発していきましょう。
実物のボードゲームでも玉を使ってプレイするという、ボードゲーム界でもちょっとめずらしい作品になっています。
平均価格以上(ゲーム3本+6DLC)
宝石の煌き (Splendor)+2DLC
超人気ボードゲーム『宝石の煌き』のデジタル版です。借りた宝石で宝石を買い、それを資産にしてさらに宝石を買うという拡大再生産ゲームです。どんどん自分の資産が強化されていくのが気持ちいですね。
DLCとして「The Cities」「The Trading Posts」が、12ドル以上だと「The Strongholds」も付きます。
実物のほうは一時期品薄が続いていましたが、いまは普通に買えるようになっています。家族や友達と遊ぶのに適したゲームです。
ミステリウム
殺人犯に殺されたゴースト役の人に抽象的な絵を見せられつつ、「人物・場所・凶器」をみんなで協力して当てていくゲームです。CPUと遊んでもまったく面白くないので、オンラインに参加しましょう。
12ドル以上で、DLC「Hidden Signs」「Secrets & Lies」が尽きます。
トワイライト・ストラグル
このサイトいちおしのボードゲーム。冷戦を舞台に、アメリカとソ連に分かれて戦う2人用ゲームです。詳細は以下のリンクから。
12ドル以上(ゲーム2本+7DLC)
大鎌戦役(Scythe)
架空の1920年のヨーロッパを舞台にした大型戦略ボードゲーム。ルール把握に時間がかかりますが、わかるとけっこう楽しいです。
ただゲームには定石のようなものがあるため、それを知っている人と知らない人とでプレイに大きな差が出てしまうのが問題かと。とりあえずルールを把握することから始めるといいでしょう。
The Lord of the Rings: Adventure Card Game
一人用でも楽しめる「ロード・オブ・ザ・リング」がテーマのカードゲーム。今回のバンドルの目玉作品ですね。
日本語はありませんが、ルールとカード効果がわかればいいだけなので、プレイにとくに支障はないかと思います。けっこう中毒性が高いです。
総評
1ドル帯からしてけっこう豪華ですし、もっていなければ買いでしょう。
ただすでに何度かバンドル化しているゲームが多いので、その場合はフレンドに配布してオンライン対戦を楽しむのもいいですね。
ゲームが気に入ったら、実物のボードゲームのほうにも手を付けてみるといいとは思います。