「Humble Choice」をわかりやすく解説ー使い方や買い方、注意点、「Humble Monthly」との違いは?【特集】月額制バンドル
毎月ゲームをもらえる月額制のサービス「Humble Monthly」。それが今月から「Humble Choice」に変更されました。
実際に使用してみたので、そのレポートや注意点をお届けします。2020年5月の「Humble Choice」のおすすめゲーム記事は、本記事の最後にリンクを貼っています。
【追記】Humble Choiceが2022年2月からリニューアルされます。それに伴い、現在の3つのコースから1つのコースに変更されます。詳しくはこの記事の最後にリンクがあります。
「Humble Choice」とは?
バンドルサイトで有名なHumble Bundleは、これまで月額制の「Humble Monthly」というサービスをおこなってきました。
毎月12ドル払うと、ゲームが10本近くもらえるというものです。
ただ代金は先払いで、何のゲームが配られるかは次の月になるまでわかりません。
ゲームがダブったらどうするニャ。
ダブってもお金は戻ってきません。
友達にあげるなりなんなりするしかないかと思います。
ただそれだとあまりにもランダム性が高すぎるので、1~3本の主要ゲームは前の月に公開し、その場でアンロックできるようになっています。
そのため主要ゲームを見て買うか買わないかを決められました。
シークレットゲームなしで、配布されるゲームをすべて、あらかじめ知ることができます。
そしてその中からプランによって0~9本のゲームを選んでゲットすることができます。
具体的には以下の通りです。
プラン | 月額 | ゲーム本数 |
Lite | 月額4.99ドル | 0 |
Basic | 月額14.99ドル | 3 |
Premium | 月額19.99ドル | 9 |
「Humble Trove」というサービスがあって、ここにあるゲームをすべてのコースのユーザーは無料でダウンロードできます。
またLiteとBasicはHumbleストアで10%、Premiumで20%の割引サービスがあります。
これまでの「Humble Monthly」契約者はどうなるの?
「Humble Monthly」契約者は、そのまま自動的に「Humble Choice」の「Classic」プランに移行します。
「Classic」は月額12ドルで、10本のゲームを受け取れます。また20%の割引サービスが受けられます。
Premiumは月額19.99ドルもするのに9本しか受け取れないニャ!
不公平ニャ!
それはこれまで続けてきた人たちが有利になるシステムなので、これから契約する人はかなり損でしょう。
ただ注意しなければならないことは、一度「Classic」プランをやめたら、二度と「Classic」プランに加入できないという点です。
それもそれでどうなのかニャ。
ただ救済策として、いったん課金を止める「Pause」という機能があります。
ゲームのダブリが多い月はポーズすれば、月額を払わずにすみます。
将来的にまた使いたいという人は、ポーズ機能を上手く使うのがいいでしょう。
次に「Humble Choice」の使い方を説明していきます。
じっさいに「Humble Choice」を使用してみた
まずこの画面から右にあるオレンジ色の「MY SUBSCRIPTION」をクリックします。契約していない人は、ここからプラン選択と購入画面になります。
契約済みの人は、次の画面で下のほうにスクロールすると今月のゲームが並んでいるのが見られます。
ここで右上の「UNLOCK MY CHOICES」をクリックしましょう。
確認画面が出ますので、本当によろしければOKをクリックしてください。これをしてしまうと今月のポーズ機能は使えなくなるので注意してください。
確認が終わるとまたさきほどのゲームの並んでいる画面に戻りますので、欲しいゲームをクリックしてください。ウィンドウが開きますので、「GET GAME」をクリックすればゲームのコードがあらわれます。
あとは「REDEEM」ボタンをクリックで自分のSteamリストに登録できます。
受け取ったゲームには左上に「CLAIMED」のマークが付きます。
あとはこの作業を解除できるゲーム数まで繰り返します。
筆者は「Classic」プランなので10回やる必要があります。10本あるのでぜんぶ受け取れますが、以前よりも微妙に面倒くさくなっていますね。
まとめ
正直なところ、これまでの契約者(現「Classic」プラン)の人たちには面倒くさく、これからの契約者には罰ゲームのように値段が高いという印象です。
しかも9本までだから不満ニャ。
ユーザーを増やす気があるのかニャ。
新規ユーザーを増やす気がないというよりも、これまでのユーザーを逃がさないため(契約をやめさせないため)のプランにも思えます。
ただあらかじめ配布されるゲームをすべて見ることができるので、本当に欲しいかどうかを見極めてから利用するのがいいでしょう。
ある意味、ふつうの選択式バンドルになってしまっているような気もします。