「Humble Choice」が殿様商売をやめてリニューアル!コースは1つだけに!変更点をわかりやすく解説【2022年2月新スタート!】
本ブログでも毎月取り上げている「Humble Choice」ですが、来月(2022年2月)からルール変更となります。
まあ、ディスるほどではありませんが、ちょっと調子にのっていた感じはありましたね。
しかしHumbleのサブスクリプションサービスは好きなので、毎月欠かさずレビューを書いていますね。
好きじゃないと記事なんて書きませんよ。愛情みたいなものだと思ってください。
それではどうなったのか、見ていきましょう。
Humble Choiceの歴史と現状
Humbleの月額性サービスは、もともと「Humble Monthly」という名称でした。
1カ月12ドルだったのですが、ユーザーが増えたことで調子にのった(筆者の勝手な見解)のか、2020年にこれを改悪。
「Lite」(月額4.99ドル)、「Basic」(月額14.99ドル)、「Premium」(月額19.99ドル)の3段階に分けました。
以前までの12ドルのコースが、「Premium」(月額19.99ドル)であり、倍近くの価格になったのですね。
ただし、以前までのユーザーは、契約をやめないかぎりは「Classic」プランという形で、12ドルのままで利用可能です。詳しくは以下の記事を参照してください。
調子に乗った値上げプランでしたが、その後、月額ゲームサービスの「XBOX GAME PASS」や、AAAゲームすら無料で配りまくる「Epic Gamesストア」の存在により、Humble Choiceはきびしい状況に追い込まれました(筆者の勝手な推測)。
それもありますね。
「XBOX GAME PASS」のほうが魅力的なゲームがそろっていますから、微妙なインディーゲームを集めた感じのHumble Choiceのラインナップではきびしいとは思っていました。
毎月どんなゲームが来るかは、けっこう楽しみなんですけどね。
しかも目玉ゲームが、「XBOX GAME PASS」にすでにあるゲームだったりするので、「うーん……」ってなっちゃいますよね。Epic Gamesストアで無料で配られてしまったりとかもありますし。
これから逆転がはじまるかもしれません。
次に、来月からはじまる新Humble Choiceの内容を見ていきましょう。
リニューアルしたHumble Choice
コースの1本化
「XBOX GAME PASS」や「Epic Gamesストア」、それ以外にもプライムゲームやらEAゲームやらのサブスクリプションサービスの攻勢により、殿様商売を続けていたHumbleにも陰りが見えてきました。
おそらくユーザー離れが進んでいるのですね。
そこでHumble Choiceは来月から、改悪した3つのコースを1本化し、
11.99ドルのコースのみ
にしました。
そして配信される10本のゲームは選択不要で、10本すべてを手に入れることができます。
まあ、ちょっと感じ悪かったですよね、あのHumble Choiceの3つのプラン。
しかも「12本から10本選べ」とかみたいなのでしたし。
殿様商売をいつまでも続けることはできない現実をやっと悟ったようで(筆者の勝手な見解)、ぶっちゃけもとに戻しただけです。
リニューアルでもなんでもなかったりしますね。
Humble appの登場
Steamのようなクライアントソフトとして「Humble app」が登場します。
これまでサイトからダウンロードしていた「TROVE」のDRMフリーのゲームを、「Humble app」を通じてプレイ可能になります。
さらにHumbleがパブリッシュをしてきたゲームもこれに加わります。具体的には以下のものです。
・Forager
・Wizard of Legend
・Dodgeball Academia
・Unsighted
・Void Bastards
20%のディスカウント
Humbleストアでのゲーム購入時の、20%ディスカウントサービスも、これまでどおり継続されます。
これまで20%サービスはPremiumでしか利用できませんでした。
それがサービス1本化により、メンバーなら誰でも利用できることになります。
本当に、「Humble Choce」とか、よけいなことやっちゃいましたよね。
まとめ
そんなわけで、リニューアルされるHumbleストアのサブスクリプションサービスですが、ぶっちゃけ「Humble Choice前にもどっただけ」という感じですね。
新しいのは「Humble app」の存在ぐらいでしょうか。
「XBOX GAME PASS」をはじめとして、ゲームのサブスクリプションサービスは増えているため、去ってしまったユーザーがまた戻ってくるかはわかりませんが、もとに戻したのはいい改善だとは思います。
まあ、Humbleの中の人がこのサイトを見ている可能性はほぼ0だとは思いますけどね。
今後もHumble Choiceのゲームはレビューし続けるつもりです。