『Maiden and Spell』評価は「好評」:空中魔法少女弾幕対戦ゲーム【新作レビュー】
魔法少女たちが戦う対戦型2Dシューティング『Maiden and Spell(メイデン・アンド・スペル)』。mino_dev LLCによって、2020年2月25日にSteamで配信されました。
対戦型シューティングといえば、筆者的にはXbox360で遊んだ『旋光の輪舞』を思い出します。本作もそれに近い形で、1vs1で戦うゲームとなっています。
今回は本作のレビューと感想、評価についてお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は8人の魔法少女が1対1で戦う、対戦型シューティングです。
対戦メインのゲームですが、「ストーリーモード」もあるのでソロプレイでも問題はありません。ストーリーモードは6ステージあります。
基本的には『旋光の輪舞』のような全方向シューティングです。ただ弾は自動的に敵の方向に飛びますので、細かい狙いをつける必要はありません。
魔法少女は2種類の通常攻撃のほかに、必殺技的なスペルを2つ持っています。スペルはクールダウン時間があるので連続使用はできません。
HP制ではなく残機制になっているので、1撃を食らわないようにすることが重要です。
ばら撒ける弾の数はそれほど多くないため、案外よけられます。上級者どうしで戦うと時間がかかりそうですね。
ちなみにたがいにダメージを受けない状態が続くと、移動範囲がどんどん制限されていきます。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(100%、47人中)」になっています。
対戦シューティングというニッチな分野なので、そもそも買う人はすでに覚悟のある人というのもあるでしょう。
良かった点・悪かった点は以下のとおりです。
・シンプルでカジュアルなわかりやすさ。
・アートとBGMがすばらしい。
・私のプレイした中でもっとも美しい弾幕。
・キャラクターの差別化ができている。
・射撃と回避にゲームの焦点が絞られている。
・オンライン対戦も良好。
・見づらい弾幕がある。
・エフェクト音の弱い箇所がある。
好評ばかりなので、あまり悪い点はありませんね。
キャラの差別化もできているので、キャラごとに違った感覚でプレイすることができます。
またシンプルな操作で楽しむことができるので、シューティング初心者の人でもプレイするのは問題ないでしょう。
BGMやグラフィックも魅力があります。
総評
本作は対戦型シューティングというニッチなジャンルですが、ゲーム自体は誰にでも楽しめるように、カジュアルな作りになっています。
弾は敵の方へ飛ぶので、プレイヤーはエイムを気にせず、撃つタイミングと避けることに集中することができます。
キャラクターごとの特徴もあるので、それぞれで攻略法も違ってくるでしょう。
対戦シューティングに興味のある方は、ぜひともプレイしてみてください。