Fanatical「Odyssey Bundle Reloaded」ゲームレビューとバンドル評価ー日本語化の有無も【読んで楽しむバンドル】

2020年2月19日バンドル・セールバンドル

OB

読み物として楽しむバンドルゲームレビュー。今回はアドベンチャーゲームを中心に集めたFanaticalのバンドル「Odyssey Bundle Reloaded」のゲームレビューをお届けします。1ドル以上と2.49ドル以上の2種類があり、最高で12本のゲームが入手できます。以前もあったバンドルなので2度目ですね。

アドベンチャーゲームだと言語の壁があるニャ。

そのとおりですが、本サイトはマイナーゲーム紹介にバンドルを利用しているので、購入目的ではなくゲームレビューの読み物として楽しんでいただければと思います。

前回のバンドルレビューは以下のリンクから。

 

1ドル以上

The Last Door – Collector’s Edition

OB01

2014年5月20日/980円/圧倒的に好評(95%:1,064人中)/日本語化可能/Steamストア

評価が良いニャ。

そうですね。内容はポイントクリック型のホラーアドベンチャーゲームで、舞台はビクトリア朝のイギリス。館を探検するという、いわゆるラヴクラフト的コズミックホラーです。

パズルゲーム的な謎解きがありますが、それほど難しくはないかと思います。ポイントクリック型なので英語がわからなくてもなんとかなったりします。日本語化は可能のようですが、筆者はためしていません。

ラヴクラフト好きな人やホラー好きな人にはおすすめの作品です。

 

Quest for Infamy

OB02

2014年7月10日/980円/非常に好評(90%:64人中)/日本語無し/Steamストア

昔のPCゲームを思わせるかのようなレトロ調のアドベンチャーRPGゲーム。ファンタジー世界を舞台にしたゲームで、パズル要素やターン制のバトルもあります。

パッと見た感じとタイトルからして『Quest for Glory』っぽいですが、じっさいその作品をリスペクトして開発しているようです。『Quest for Glory』好きな人ならおすすめですが、会話メインの内容なので、英語がわからないと面白くないかと思います。

 

Face Noir

OB03

2013年10月18日/980円/賛否両論(64%:65人中)/日本語無し/Steamストア

ハードボイルドな探偵が主人公のポイントクリック型アドベンチャーゲーム。グラフィックやBGMがハードボイルドな良い雰囲気を醸し出しています。

不評の原因としては、操作性があまりよくないことや、ゲーム中のパズル要素で難しい部分があるところなどですね。ストーリーやグラフィック自体の評価は高いです。

ハードボイルド探偵小説が好きならばといったところでしょう。

 

2.49ドル以上

Cornerstone: The Song of Tyrim

OB04

2016年4月26日/1,980円/ほぼ好評(76%:17人中)/日本語無し/Steamストア

パズル要素のあるアクションRPG。ニンテンドー64っぽいグラフィックの、いわゆる3Dゼルダタイプのゲームです。バイキングの少年が主人公で、仲間を探す旅へ出かけます。

基本的には戦闘よりもパズルや探索がメインになっています。いちおうクラフト要素もありますが、本当にいちおうといったところです。グラフィックや空気感が好きならばといったところでしょう。

 

Morningstar: Descent to Deadrock

OB05

2015年2月17日/980円/非常に好評(89%:179人中)/日本語無し/Steamストア

ポイントクリック型のSFアドベンチャーゲーム。の惑星に不時着した主人公が、脱出するための手がかりを探すという、いわゆる「脱出ゲーム」の宇宙版です。

基本的には探し物をしてそれを使うという内容で、英語がわからなくてもなんとかなったりします。しかも公式で攻略法のPDFを配布しているという親切設計。SFが好きならプレイしてみるのもいいのではないかと思います。

 

Cognition: An Erica Reed Thriller

OB06

2013年9月19日/1,480円/非常に好評(83%:279人中)/日本語無し/Steamストア

FBIの女性捜査官が主人公のポイントクリック型アドベンチャーゲーム。主人公には過去を見る能力があり、それを駆使して殺人事件を解いていきます。

サイコスリラー系の内容で、グロテスクな描写もあります。昔の推理ゲームのように聞き込みなどもしていかなければなりません。サイコスリラーものが好きならプレイしてみるといいでしょう。

 

Moebius: Empire Rising

OB07

2014年4月16日/1,480円/ほぼ好評(78%:105人中)/日本語無し/Steamストア

ポイントクリック型アドベンチャーゲーム。骨董品ディーラーが主人公が、やがて国家を揺るがすような陰謀に巻き込まれていきます。

ゲーム自体はヒントが多く、難しくはありません。歴史や考古学的なネタ出てくるので、それらが好きな人には面白いのではないかと思います。

 

Supreme League of Patriots

OB08

2015年1月30日/598円/好評(80%:15人中)/日本語無し/Steamストア

ご近所愛国者ヒーローもののコメディアドベンチャーゲーム。カラフルなアートデザインは目を引くものがあります。

ポイントクリック型のゲームですが、パズルや謎解き要素はほぼなく、ゲーム自体は簡単です。基本的にはストーリーを楽しむ形になっています。政治風刺とコメディが好きな人向けといったところでしょう。バンドルではエピソード3まであります。

 

Heroes & Legends: Conquerors of Kolhar

OB09

2014年8月21日/980円/賛否両論(61%:13人中)/日本語無し/Steamストア

スキルやアイテムを使ったり、キャラクターのレーンを入れ替えたりしながら敵を倒して先へと進んでいくタイプのカジュアルRPG。モバイルゲームなどでよくあるやつです。『QuestRun』というゲームとほぼ似たようなものですね。おなじ開発元なのでほぼそのまま踏襲しているだけのような気もしますが。

ゲーム自体は『QuestRun』に比べれば難度は低いです。筆者的には『QuestRun』のほうが面白かったです。そこそこ楽しめるゲームかと思います。

 

Lost Civilization

OB10

2014年4月16日/498円/賛否両論(47%:21人中)/日本語無し/Steamストア

典型的な「Hidden Object」型アドベンチャーゲーム。Big Fishとかのゲームのでよくあるやつです。失われた文明の謎を解き明かすという内容ですが、ゲーム自体は簡単に作られています。パズルもありますが、解くのは難しくないでしょう。

一時期この手のポイントクリック型ゲームが量産されていましたが(いまでもされていますが)、このもそのタイプの一つといったところです。暇つぶしにプレイするにはいいかと思います。

 

Tick’s Tales

OB11

2016年6月9日/798円/好評(100%:14人中)/日本語無し/Steamストア

どことなく『モンキーアイランド』を思わせるようなグラフィックとノリの3人称アドベンチャーゲーム。愛する女性のため、主人公は邪悪なゴブリンとの戦いに挑みます。

内容はポイントクリック型のコメディゲームで、『モンキーアイランド』のように会話を楽しむものになっています。ゲームの難度は低めです。『モンキーアイランド』が好きならトライしてみるといいかと思います。

 

The Last Door: Season 2 – Collector’s Edition

OB12

2016年3月29日/980円/非常に好評(94%:364人中)/日本語無し/Steamストア

1ドル帯にある『The Last Door』の続編です。1をプレイしたのであれば、続けてプレイすることをおすすめします。内容的には『The Last Door』で述べたとおりです。

 

まとめ

「Odyssey Bundle Reloaded」のゲームレビュー、いかがでしたでしょうか。

日本語無しのアドベンチャーゲームがほとんどということもあり、買いたいと思う人は少ないかもしれません。

ただ海外のアドベンチャーゲームは、こちらが想像つかないような展開になったり、世界観が独特で面白かったりなどがあるので、筆者的は楽しめるものが多いです。そのぶん、「なんでそうなるの」みたいな、思いつかないような解法があったりして、難度が高かったりするものもあります。

次回、またべつのバンドルが出たときにでもゲームレビューします。

「Odyssey Bundle Reloaded」サイトリンク

↓次回できました。