バンドルの闇Indiegala「Lunar Voyage Bundle」ゲームレビューとバンドル評価【読んで楽しむバンドル】

2020年5月12日バンドル・セールIndiegala, バンドル

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質はともかく、マイナーなインディーゲームを多くあつかうIndiegalaのゲームバンドル。旧正月に合わせて「Lunar Voyage Bundle」の配信が始まりました。

質は重要ニャ。

今回のゲームは6本、価格は2.49ドルです。闇は深いのか、さっそくゲームのレビューをお届けします。ちなみに前回の記事は以下のリンクです。基本的に読み物として書いています。

 

Feathery Ears 羽耳

Feathery Ears 羽耳(2019年11月10日、1,010円、評価不能、日本語有り

おそらく今回のバンドルでの一番の目玉商品。羽耳の少女「一光美沙」が活躍する3Dアクションゲームです。ジャンプアクションを駆使しながら星を集めてゴール地点へ向かうという内容で、武器として炎の剣を使うことができます。日本語もサポートされています。

Steamストアページの説明では、「たった2ヶ月で作り上げた」とのこと。

それ大丈夫なのかニャ。

動きもグラフィックも悪くないので、ゲームとしてはしっかりしています。内容はさきほど述べたとおり、ゴールに向かうというシンプルなものです。

 

Wings of Glass 玻璃の羽

Wings of Glass 玻璃の羽(2019年2月11日、620円、好評(95%、21人)、日本語有り

『Feathery Ears 羽耳』とおなじデベロッパーSayuri Artsyの作品。玻璃の羽を持つ少女「蜉蝣」を操作して、ステージ内にあるグラスウイングを集めるといった内容です。

アクションより謎解きが中心になっていて、敵を攻撃したりというのはありません。ジャンル手的にはアクションパズルゲームですね。Steamストアでの評価も悪くはありません。ニンテンドー64が好きだった人には刺さると思います。

 

Dave

Dave(2018年11月30日、820円、好評(100%、14人中)、日本語無し)

『Limbo』的な影を使ったグラフィックのアクションパズルゲーム。死にゲー的なものですね。アクション性は高く、グラフィックもよくできています。Daveという農民が主人公で、王国に迫る危機に立ち向かいます。

評価人数は少ないですが、Steamストアページでは全員が好評を付けています。作りがしっかりしている良作です。

 

Vanguard Knights

Vanguard Knights(2019年1月10日、520円、評価不能、日本語無し)

アーケードスタイルの3Dシューティングゲームです。スーパーファミコンであった『スターフォックス』などの3Dシューティングゲームを思い出させます。

開発者が『スターフォックス』のファンらしく、リスペクトしたような内容になっています。ゲームの動きも悪くなく、及第点の作品といえるでしょう。

ここまで問題のないゲームばかりニャ。

 

GraFi Lunar

GraFi Lunar(2020年1月3日、205円、評価不能、日本語有り

物理パズルゲーム。コインを転がして、地面の色が違う目的地に到着すればクリアです。モバイルゲームでありそうなカジュアルゲームですね。プログラム自体は簡単そうで、小遣い稼ぎ臭がします。

1月3日に配信されたばかりニャ。

バンドル入りがちょっと早すぎますね。Steamストアページでも、誰も評価していないという状態です。最初から小遣い稼ぎを狙っていた作品かと思われます。

 

Choco Pixel

Choco Pixel(2019年12月11日、205円、評価不能、日本語有り)

さきほどとおなじデベロッパーBlender Gamesの作品です。壁に突き当たるまで止まらない車を操作して、ゴールを目指すパズルゲームです。プログラミングの課題でありそうなゲームですね。これも小遣い稼ぎで作られた感があります。

 

まとめ

『Feathery Ears 羽耳』『Wings of Glass 玻璃の羽』『Dave』『Vanguard Knights』4作品はまともなものでした。

ただ残りの2作品は小遣い稼ぎ的作品です。

前回とおなじく、Indiegalaは小遣い稼ぎ作品を仕込んできます。バンドルの評価を落とすだけなので、4作品のみのほうが良かったのではないかという気もします。4作品が欲しければ買いといったところでしょう。

「Lunar Voyage Bundle」ストアページリンク