「アサシンクリード」シリーズ、どれがおすすめ?全作品を5段階評価ー日本語化の有無も【Assassin’s Creed】UPDATE

2021年9月8日ゲーム評価5段階評価, アクション, アサシンクリード

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いまではUBIソフトの代表作ともいうべき「アサシンクリード」シリーズ。第1作目が登場したのは2007年です。筆者は当時、Xbox360版をプレイしていました。ちなみに英語の原題は「Assassin's Creed」で、「アサシン(暗殺者)の信条」という意味です。

本作はステルス暗殺ゲーム『ヒットマン』に歴史要素が加わったような内容です。大きな違いとしては、地形を自由自在に駆け巡ることのできるフリーランニングシステムでしょう。

パルクールといった現代スポーツの要素を加えたことで、歴史ものでありながら若者受けもするスタイリッシュな作品に仕上げました。

さらにゲームの歴史は「バーチャル空間内の出来事」としてあつかわれており、現代と行き来するストーリーによって新しさを感じさせるものになっています。

今回はPCや家庭用機で遊べる「アサシンクリード」シリーズ全作品のレビューと感想、5段階評価をお届けします(モバイルなど携帯機は省略します)。またPC版各作品が日本語化できるかどうかにも言及します。新作が出るたびに追加していく予定です。

 

アサシンクリード

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アサシンクリード(おすすめ度:2、日本語化不可)

「アサシンクリード」シリーズの記念すべき1作目。日本では2007年11月29日にXbox360版が発売されました。筆者がプレイしたのもXbox360版です。海外ではPS3版も同時発売されていたのですが、日本ではXbox360版から遅れて、翌年の2008年1月31日に発売されました。PC版はそのあとの、2008年の5月16日です。

本作の舞台は12世紀末のエルサレム。アサシン教団の団員・アルタイルが主人公になります。ただ、これはデズモンド・マイルズという青年が、祖先の歴史をバーチャル空間で追体験しているという設定になっています。

「アサシンクリード」シリーズで一貫している内容というのは、「アサシン教団vsテンプル騎士団」の対立構造でしょう。本作はそのテンプレートの始まりでもあります。

発売当時、街の中で大勢の人たちが歩いているというのが、グラフィック的にインパクトがありました。「次世代機すごい!」と感じましたね。

ただゲーム的には手放しに褒められるものではなく、ミッションは基本的にお使いばかりで作業感が強かったです。あと移動が面倒でした。

ストーリーも完結するわけではなく、「次回へ続く」エンドだったので、消化不良感がすごかった記憶があります。いまプレイするなら、すでに発売されている続編を連続でプレイできるのでこの問題はないかもしれませんが。

それとSteamやUplayのPC版は日本語化できません(『アサシンクリード2』も日本語化不可。日本語でプレイしたいばあいは日本で発売されていたPC版、XBOX360版、PS3版を入手する必要があります。

本作から『アサシンクリード3』までは「デズモンド・マイルズの物語」としてつながっていますので、3まで遊ぶのであれば本作からプレイしたいところです。

ポイント:伝説のアサシン、アルタイルが主人公。舞台は12世紀末のエルサレム。PC版は日本語化不可。グラフィックはすばらしいが、ゲームプレイ自体は単調。『アサシンクリード3』まで遊ぶなら本作からプレイしたいところ。

 

アサシンクリード2

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アサシンクリード2(おすすめ度:4、日本語化不可

1作目からストーリー的につながっている2作目。2009年12月3日にXbox360/PS3で発売されました。

前作から300年後の15世紀、ルネサンス期のイタリアが舞台になっています。

主人公もエツィオ・アウディトーレという人物になりますが、現代編の主人公は1とおなじくデズモンド・マイルズです。

エツィオ・アウディトーレの性格ですが、前作の真面目なアルタイルとは違って、けっこう軽い性格です。ただ正義感は強いです。「ジョジョの奇妙な冒険」でいうと第2部のジョセフ・ジョースターですね。そんなエツィオですが、「最強のアサシン」とされています。

ちなみに本作の続編が『アサシンクリード3』ではなく、『アサシン クリード ブラザーフッド』『アサシン クリード リベレーション』を経て、『アサシンクリード3』になります。

そのため『アサシンクリード3』は、実際は5作目となります。

ややこしいニャ。

『アサシンクリード2』『アサシンクリード ブラザーフッド』『アサシンクリード リベレーション』の3作品は、エツィオ・アウディトーレが主人公の、一連の物語になっています。そのため、このあたりをプレイしたい方は本作からプレイするのがいいかと思います。

1作目と比べて、「移動が面倒」という部分がだいぶ改善されており、遊びやすいゲームになっています。

お金の要素も導入され、RPG色が強くなりました。二人同時暗殺ができるのもこの作品からです。遊びやすくなったことからXbox360版発売当時も評価が高かったかと思います。

筆者的には前作より本作の主人公・エツィオのほうが親近感が持てました。ストーリーやゲームとしては、本作のほうが1作目よりだいぶ面白いですね。

ただPC版に関しては前述したように日本語化ができません

PS4から『アサシンクリード2』『アサシンクリード ブラザーフッド』『アサシンクリード リベレーション』の3部作をまとめた『アサシンクリード エツィオコレクション』が発売されているので、こちらを購入するのがいいかと思います。

ポイント:2作目にして、最強のアサシン「エツィオ」シリーズの1作目。ルネサンス期のイタリアが舞台。PC版は日本語化不可。PS4版の『アサシンクリード エツィオコレクション』を購入するのがいいかと。

 

アサシンクリード ブラザーフッド

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アサシンクリード ブラザーフッド(おすすめ度:4、日本語化可能)

「アサシンクリード」シリーズの第3作目。『アサシンクリード2』から続く「エツィオ」シリーズの2作目になります。2010年12月9日にXbox360/PS3で発売されました。

舞台はローマで、駆け出しだったエツィオもマスターアサシンに出世しています。そのためアサシン教団の運営をしたり、メンバーを率いて戦ったといった、シミュレーション的な要素も加わっています。

またオンラインでのマルチプレイが可能になるなど、新要素が多く加えられています。ただ、いまオンラインに人はいないとは思いますが。

『アサシンクリード2』を遊んだのであれば、続けて遊びたい作品です。

ポイント:「エツィオ」シリーズの2作目。PC版は日本語化可能。『アサシンクリード2』から遊んだほうがいいかと。

 

アサシンクリード リベレーション

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アサシンクリード リベレーション(おすすめ度:4、日本語化可能)

「アサシンクリード」シリーズの第4作目。『アサシンクリード2』から続く「エツィオ」シリーズの3作目にして完結編。2011年12月1日にXbox360/PS3で発売されました。

舞台はコンスタンティノープル。現在のトルコのイスタンブールにあたります。エツィオもすでに50歳を超える年齢ですが、オスマン帝国に占領されたコンスタンティノープルへの侵入任務にあたります。年は取っていますが、アクション自体は衰えがないのは、さすが最強のアサシンといったところ。

本作では1の主人公であるアルタイルも登場します。登場するといっても過去の人物ですので、その生涯を追う形での登場です。本作ではエツィオの物語の完結編であると同時に、アルタイルの物語の完結編でもあります。そのため、できれば1からプレイすることをおすすめしたいところです。

それと「エツィオ」3部作のおすすめ度をすべて4にしましたが、これは3作品を一つの作品と見たときの点数だと思ってください。順にプレイすることをおすすめします。PS4を持っているのであれば、普通に『アサシンクリード エツィオコレクション』を買うといいかと思います。

ポイント:「エツィオ」シリーズの3作目にして完結編。アルタイルの物語の完結編でもある。PC版は日本語化可能。アルタイルが出るので、できれば1を遊んでからのほうがいいかと。

アサシンクリード3

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アサシンクリード3(おすすめ度:3、日本語化不可(リマスター版は日本語有り))

「アサシンクリード」シリーズの第5作目。2012年11月15日にXbox360/PS3で発売されました。筆者はXbox360版を遊びましたが、PC版もプレイしています。それとSteam版は配信が終了したので、Uplayで購入しなければなりません。

さらにつけくわえると、PC版の日本語化はアップデートによってできなくなりました。ただ『アサシンクリード レディリバティ』と単体DLC込みのアサシンクリード3 リマスター』が配信されたので、こちらを購入するのがいいかと思います。これは最初から日本語入りです。

作品の舞台ですが、2からさらに300年後、18世紀の独立戦争時代のアメリカです。一気に新大陸へと飛んだので、アサシンコスチュームの違和感がすごかったです。「それめだつだろう」と。

主人公はコナーといい、イギリス人の父と先住民族「モホーク族」の母の血を受け継いでいます。イギリスによって土地を奪われたネイティブアメリカンのために、コナーは独立派に協力してイギリス(とその裏にいるテンプル騎士団)と戦います。

仮面ライダーBlackのゴルゴムのように、悪事の裏にはテンプル騎士団がいるのです。

だいたいテンプル騎士団のしわざニャ。

このテンプル騎士団の団長が父親のヘイザムという設定で、「スターウォーズ」のルークとダースベーダーの確執を思わせます。ちなみにゲーム開始時の主人公はヘイザムです。

それと主人公たちはケンウェイという姓です。このケンウェイ一族の物語は、本作、『アサシンクリード4』、『アサシンクリード ローグ』の3作品で扱っていることから「ケンウェイ」3部作とも呼ばれています。

さらに言えば本作は、1からの現代パートの主人公であるデズモンド・マイルズの物語の完結編ともなっています。

ややこしいニャ。

ただ「ケンウェイ」3部作は「エツィオ」3部作と違って主人公は変わりますので、それぞれが独立した作品だと思ってください。人間関係がつながっているぐらいです。

ゲームシステムですが、今回から銃器が登場します。また動物を狩ったりなど、オープンワールド的な要素が増えています。ストーリー自体は普通かなという気はします。「エツィオ」シリーズのあとだったので、インパクトは薄かったです。

ポイント:「ケンウェイ」3部作の最初の作品で、コナーが主人公。舞台は独立戦争時代のアメリカ。デズモンド・マイルズの物語の完結編でもある。

 

アサシンクリード4 ブラックフラッグ

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アサシンクリード4 ブラックフラッグおすすめ度:5、日本語有り)

「ケンウェイ」3部作の2作目。「アサシンクリード」シリーズとしては6作目です。Xbox360/PS3/WiiU/PCは2013年に、PS4/Xbox Oneは2014年に発売されています。本作以降、PC版「アサシンクリード」シリーズは日本語がサポートされています。

テーマは「海賊」で、18世紀のカリブ海が舞台となります。まさに「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界です。

本作の主人公は、3の主人公のコナーの祖父・エドワード。海賊に身を落としていましたが、とあることでテンプル騎士団との戦いに巻き込まれていきます。

本作の特徴はなんといっても海賊稼業ができることでしょう。交易や略奪、船どうしの戦闘など、戦略ゲーム要素があることから、これまでの「アサシンクリード」シリーズと違った楽しみ方ができます。敵の船に横付けになり、乗り込んで白兵戦を仕掛けることも可能です。

船員を雇ったり、船をカスタマイズしたりといった要素もあります。また沈没船の探索やクジラを獲ったりなどといった要素もあり、海上をじゅうぶんに堪能することができます。本編そっちのけでプレイしていました。

もちろんストーリーもなかなか引き込まれる内容です。長く遊べる作品なのでおすすめです。

現代編の主人公は誰なのニャ?

誰かは不明ですね。プレイヤー自身ということになっているみたいです。以降のシリーズもそうなっています。

ちなみにニンテンドースイッチからは、本作と『アサシンクリード ローグ』の2本を収録した『アサシンクリード リベルコレクション』が発売されています。

ポイント:「ケンウェイ」3部作2作目。コナーの祖父であるケンウェイが主人公。舞台は18世紀のカリブ海。暗殺だけでなく、交易や略奪など海賊稼業にも精を出すことができる。本作以降は、PC版はすべて日本語サポートあり。

 

アサシンクリード ローグ

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アサシンクリード ローグ(おすすめ度:3、日本語有り)

「ケンウェイ」3部作の3作目にして完結編。「アサシンクリード」シリーズの7作目です。2014年12月11日にPS3で発売されました。前述したニンテンドースイッチ『アサシンクリード リベルコレクション』にも本作が含まれています。

舞台は18世紀のアメリカで、4と3の間の話になります。時代順に並べると、「4→本作→3」の順番ですね。

あいかわらずややこしいニャ。

前述したように「ケンウェイ」3部作は「エツィオ」3部作と違って続き物というわけではないので、全部プレイする必要はないかと思います。それと本作からタイトルのナンバリングがなくなりますね。

今回の主人公はシェイ・パトリック・コーマック。もとアサシンなのですが、とある理由から教団を裏切ってテンプル騎士団に寝返り、「アサシンハンター」となります。

つまり本作の敵はアサシン教団なのです。

ニャンと! これまでと逆ニャ!

ずっと「だいたいテンプル騎士団せい」でマンネリ化していたので、ここで視点を変えてアサシン教団を敵にしたのでしょう。どちらも正義の味方というわけでもないですからね。アサシン教団もエゲツない組織ですから。

テンプル騎士団の支部長として、コナーの父・ヘイザムが再登場します。エンディングでは次の『アサシン クリード ユニティ』につながるような内容になっていますね。

筆者的にはスピンオフ的作品という感じで、ストーリーが短く、内容が薄く感じられました。テンプル騎士団側というのは新鮮なのですけど、かつての仲間と戦うのもどうかなという気もします。

ポイント:「ケンウェイ」3部作の完結編。舞台は18世紀のアメリカ。もとアサシンのシェイが主人公で、敵はアサシン教団。ンプル騎士団側で戦いたい人向け。ストーリーはそれほど長くない。スピンオフ的作品。

 

アサシン クリード ユニティ

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アサシンクリード ユニティ(おすすめ度:3、日本語有り)

「アサシンクリード」シリーズの8作目。2014年11月20日にPS4/Xbox One/PCで発売されました。北米だと『アサシンクリード ローグ』と同時発売になっています。

舞台はフランス革命期のパリ。主人公はアルノ・ドリアンです。ナポレオンやマリー・アントワネットなど有名人が登場するので、「ベルサイユのばら」などが好きな人には打って付けかと思います。

ただこれまでのシリーズに比べてゲーム自体の難度は高い気がします。というのも戦闘が少し難しくなり、無双しづらくなっています。

本作の目玉は、やはり緻密に再現されたパリでしょう。

とくにノートルダム寺院は2019年4月15日に、火災によって焼けてしまったこともあり、本作は歴史的資料としても貴重なものになっています。

また当時、UBIソフトは本作を一週間無料で配信したうえ、50万ユーロの寄付もおこないました。

太っ腹ニャ。

ただ作品自体の評価はあまり高くなく、配信直後はバグもかなり多かったです。Steam評価は大荒れでした。

それと操作性もあまりよくないですね。誤動作が発生しやすいです。パリの風景はきれいなので、それ目的ならといったところでしょう。

ポイント:主人公はアルノ・ドリアン。舞台はフランス革命期のパリ。緻密に描かれたパリの風景は圧巻。

 

アサシンクリード シンジケート

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アサシンクリード シンジケート(おすすめ度:4、日本語有り)

「アサシンクリード」シリーズの9作目。産業革命期のロンドンが舞台です。2015年11月12日にPS4/Xbox Oneで発売されました。

本作は姉のエヴィー・フライ、弟のジェイコブ・フライという双子のダブル主人公システムをとっています。

テーマは「ギャング」で、ギャングの組織を指揮してロンドンを牛耳るテンプル騎士団と戦うことになります。

資本家が労働者を搾取しているのも、工場で子供たちが強制労働させられているのも、すべてはテンプル騎士団のせいなのです。正義の労働者組合(ギャング)となって、資本家から人びとを解放してあげましょう。

なんか共産主義につっぱしりそうな感じニャ。

また今回は乗り物として馬車が登場します。敵を追いかけたりなど、馬車によるチェイスがありますね。

ギャング組織を運営したい人には打って付けの作品です。

ポイント:主人公はエヴィーとジェイコブの2人。舞台は産業革命期のロンドン。ギャング組織を運営して、資本家ども(テンプル騎士団)に鉄拳制裁を食らわせよう。

 

アサシン クリード オリジンズ

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アサシン クリード オリジンズ(おすすめ度:3、日本語有り)

「アサシンクリード」シリーズの10作目。前回が産業革命だったので、今回は第二次世界大戦かと思ったら一気に過去に戻り、舞台は古代エジプトです。2017年10月27日にPS4/Xbox One/PCで発売されました。

「時代的にもうアサシンもテンプル騎士団も関係ないじゃん」と思いました。でもアサシン教団は存在しますし、テンプル騎士団の前身である結社も存在します。うーん……。

主人公はバエクで、鷹を使って直接周囲を上空から見ることができるというのが特徴です。

また本作ではレベル制が採用されており、敵を倒してレベル稼ぎをしなくてはなりません。また武器もレベルによって装備できたりできなかったりと、かなりRPG色が強くなっていますね。これまでのシリーズとは毛色が違う感じです。

それと古代エジプトを探索できる「ディスカバリーツアー」モードというのがあります。ようは敵の出ないマップを探索することができるというものです。マップのさまざまなところには解説がついていて勉強になるかと思います。

ポイント:主人公はバエク。舞台は古代エジプト。レベル制になるなどRPG色が強くなった作品。

 

アサシンクリード オデッセイ

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アサシンクリード オデッセイ(おすすめ度:3、日本語有り)

「アサシンクリード」シリーズの11作目。古代エジプトの次は古代ギリシャが舞台です。前回よりも古い時代です。もはやアサシンの定義がわからなくなってきました。シリーズが続きすぎて使える時代が限られてきた感じがします。2018年10月5日にPS4/Xbox One/PCで発売された作品です。

主人公ですが、ゲーム開始時に男性(アレクシオス)と女性(カサンドラ)を選択できます。ゲーム中でも選択肢があり、ストーリーを追うというより自分でストーリーを作り上げるタイプのゲームになっています。

また経験値やスキルアンロックなどのシステムは健在で、もはやRPGといっても過言ではありません。「アサシンクリード」の名を使ってオープンワールドRPGを作ったといった内容です。

そして経験値ブーストの課金アイテムもあります。経験値稼ぎがけっこう大変なので、誘惑に負けてしまうかもしれません。

評価としては、前作よりもより「普通のオープンワールドRPG」になったといったところでしょう。

ポイント:主人公は男性(アレクシオス)か女性(カサンドラ)を選択できる。舞台は古代ギリシャ。ほぼオープンワールドRPG。

 

アサシンクリード ヴァルハラ

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アサシンクリード ヴァルハラ(おすすめ度:3、日本語有り)

「アサシンクリード」シリーズの11作目。9世紀のヴァイキング時代、イングランドが舞台になります。主人公はヴァイキングの戦士・エイヴォル

もはや暗殺する気はないんじゃないかというぐらい正面切って戦ってますね。仲間たちとともに、氷の地であるノルウェーから、緑豊かなイングランドへの定住をめざします。

ジャンルは前作の『アサシンクリード オデッセイ』を引き継いで、オープンワールドRPGになっています。また開拓地を発展させる村づくり要素もあります。発売してプレイ後にまた追記していきます。発売前感想は以下のリンクから。

【追記】発売後の感想ですが、完全にオープンワールドRPGですね。オリジンズ以降からはもうこの流れが続くんじゃないかと思います。

悪くはないのですが、旧作ファンからすると「暗殺」という点に焦点を絞ってほしいかなという気はします。ゲーム自体は普通に楽しいです。

ポイント:主人公はヴァイキングの戦士・エイヴォル。舞台は9世紀のイングランド。オープンワールドRPGで、村づくり要素もあり。

 

アサシンクリード クロニクル3部作

横スクロールアクションとして、『アサシンクリード クロニクル チャイナ』『アサシンクリード クロニクル インディア』『アサシンクリード クロニクル ロシア』の3作品があります。「クロニクル」3部作ですね。

『プリンス・オブ・ペルシャ』にステルスアクションを加えたような内容です。PS4だと3本まとめた『アサシンクリード クロニクル』が発売されています。

 

アサシンクリード クロニクル チャイナ

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アサシンクリード クロニクル チャイナ(おすすめ度:3、日本語有り)

「クロニクル」シリーズの1作目。2015年4月22日にPS4/Xbox One/PCで発売されました。

舞台は16世紀、明代の中国。主人公はシャオ・ユンという女性アサシンです。

「中国が舞台のアサシンクリードが出る」と聞いて喜んだのですが、横スクロールアクションでがっかりした覚えがあります。

ステージクリア型のステルスアクションゲームで、敵に見つからないように暗殺することがメインです。現代編はなく、舞台が明代の中国で完結します。

ゲーム自体は遊びやすいので、気軽にプレイすることができます。シリーズをまったく知らない人でも取っつきやすいかと思います。

ポイント:主人公はシャオ・ユンという女性アサシン。舞台は明代の中国。横スクロールアクションで遊びやすい。

 

アサシンクリード クロニクル インディア

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アサシンクリード クロニクル インディア(おすすめ度:2、日本語有り)

「クロニクル」シリーズの2作目。2016年1月12日にPS4/Xbox One/PCで発売されました。

舞台は19世紀、植民地時代のインド主人公はアルバーズ・ミールです。インドということもあり、武器もタルワールやチャクラムを使います。

基本的には『チャイナ』とおなじですが、初見殺しの仕掛けが多く、難しくなっています。「死にゲー」といった感じで、何度もリトライさせられることになるかもしれません。そこそこ難度の高いアクションゲームです。

ポイント:主人公はアルバーズ・ミール。舞台は植民地時代のインド。初見殺しが多く、難度は高め。

 

アサシンクリード クロニクル ロシア

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アサシンクリード クロニクル ロシア(おすすめ度:2、日本語有り)

「クロニクル」シリーズの3作目。2016年2月25日にPS4/Xbox One/PCで発売されました。

舞台は十月革命直後のロシア。主人公はニコライアナスタシアです。スナイパーライフルによる暗殺など、これまでのシリーズとはちょっと雰囲気が違います。

前作も難しかったのですが、本作はさらに輪をかけて難しくなっています。「死にゲー」に拍車がかかっていますね。

とにかくタイミングがシビアです。ちょっと間違えると死にます。前作が合わなかったら本作も合わないかと思います。

ポイント:主人公はニコライとアナスタシアの2人。舞台は十月革命直後のロシア。タイミングがシビアなアクションが多く、難度は高い。

 

まとめ

「アサシンクリード」シリーズの5段階評価、いかがでしたでしょうか。

こうして並べてみると、けっこうたくさん出ていたのですね。

おすすめとしては、やはり『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』でしょう。海賊稼業を楽しめるというのがいいですね。

次点としては、『アサシンクリード2』『アサシンクリード ブラザーフッド』『アサシンクリード リベレーション』の「エツィオ」3部作です。3つまとめてプレイすることをおすすめします。PS4では3つまとめた『アサシンクリード エツィオコレクション』が発売されています。

しかしシリーズもだんだんと「アサシン関係ない」みたいな流れになってきているのが気になります。

今後も新作が出るたびにレビューと評価を追加していく予定です。